本来は、身だしなみを整えるための実用品である鏡ですが、光を反射するという特性に注目することで、お部屋を明るく広く見せたり、アートのように使うこともできてしまう、優秀なインテリアアイテムです。今回はユーザーさんの実例から、鏡を使った“魅せる”お部屋づくりのヒントをご紹介します。



大きな鏡でお部屋がひとつ増えたような視覚効果を

全身を十分に映すことができる実用性だけでなく、光をたっぷり反射してお部屋全体を明るく演出してくれる大きな鏡。同時に、となりにもうひとつ部屋があると錯覚させることができる、遊びごころのあるトリックアイテムでもあります。ぜひ取り入れて、訪れる人たちを驚かせてみてはいかがでしょうか。


■あの向こうにもお部屋が……!?

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大きな鏡がこの位置に置いてあると、思わず、となりの部屋への入口だと錯覚してしまいそうですね。窓からたくさんの光を取り込んで、光あふれるリビングづくりに一役買ってくれています。窓と垂直に配置してあるので、部屋の奥まで光が回って、夜の明るさにも一役買ってくれそうです。


■横使いで空間に変化をプラス

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:noeruさん


壁をくりぬいたカウンターのように見えますが、実は、スタンドミラーを横にして壁にかけたもの。このように発想を少し変えるだけで、お部屋に明るさや奥行き感が出るだけでなくインテリアに変化がついて、ワンランク上のコーディネートに仕上がります。照明が映り込む位置にレイアウトしてあるので、明るさ効果も抜群です。


■たっぷり採光できる全面貼りを取り入れて

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:cproductsさん


リビングの一角を全面鏡貼りに仕上げたcproductsさん。棚に置かれたランプやシャンデリアの灯り、窓からの自然光など、多くの光源が映り込んでいて、やわらかな光がたっぷり拡散しています。差し色のロイヤルブルーのカーテンも上品で、目指しているというホテルライクなお部屋を素敵に実現されています。



お部屋を明るく見せつつ鏡の中もインテリアの一部に

鏡に映る風景まで計算してお部屋をコーディネートすれば、「借景」のようなおもむきに。鏡という枠にとどまらないインテリアとして活用できるだけではなく、照明や窓からの光を映り込ませるように配置することで、明るく奥行きのある空間を叶えることができます。


■室内の風景がアートに変身

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:Claraさん


存在感のあるピクチャーフレームのような枠に切り取られた室内の様子は、花やグリーンがバランスよく映り込んで絵画のような美しさです。大きな鏡を置いたことで、実際に夜も明るく感じられるとのこと。まさに一石二鳥のミラートリックですね。


■丸窓からの借景をお部屋で再現

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:valekさん


寺院などの和風建築でよく使われている、丸窓からの借景を感じさせる実例です。枠のせり出し幅が上下で異なるモダンなIKEAの鏡が、お部屋に奥行き感を与えるいいアクセントになっています。valekさんは北欧スタイルでまとめていらっしゃいますが、和モダンスタイルとも相性が良さそうです。


■異国情緒を鏡で切り取って

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:nikkoriさん


こちらも丸鏡の実例ですが、フレームや映り込んだ室内のテイストに、どこかシノワズリを感じさせる新鮮なムードです。照明もたくさん配置されているので、これだけのサイズの鏡があれば、夜の明るさも変わってきそうですね。災害時に備えた設置のポイントも、ぜひ参考にしてください。



限られた空間だからこそミラートリックで明るく広く

どうしても広さを十分に取れないスペースこそ、ミラートリックが存分に力を発揮できる場所です。鏡の光拡散効果と奥行き効果で、空間の心地よさをグッと高めてくれます。一人暮らしのお部屋や洗面所、玄関など、ユーザーさんの工夫をぜひ取り入れてみてください。


■大きな鏡で空間を倍に見せる

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:sakielさん


シンプルなホワイトインテリアの中に、チュールのカーテンやフェイクグリーンでやわらかさを演出しているsakielさんのお部屋です。窓は小ぶりでも、大きな鏡の反射効果で、こんなに光あふれる明るい空間に。奥行きも出ていて、とても1Kとは思えません。


■照明を映り込ませて部屋の奥も明るく

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:miyaさん


一人暮らしの場合、お部屋が縦長なことが多く、開口部から遠い場所は暗くなりがちです。そんなときは、開口部から離れた奥に鏡をレイアウトするのが◎。miyaさんは、スタンドミラーにハンドランプを取り付けて灯りを鏡ごしに拡散させることで、お部屋の奥にもやわらかな明るさを生み出しています。


■幅いっぱいの鏡で洗面所に開放感を

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:Tomokoさん


Tomokoさんは、広くは取れない洗面所をできるだけ広く見せるために、鏡を幅いっぱいに設置。これにより、実際の広さを大幅に上回る開放感が演出できています。鏡の大きさにこだわりながらも、ピクチャーフレームのような木枠をつけて、洗面台のパネルとの統一感をしっかり出しているところも、見習いたいポイントです。


■玄関こそ鏡のマルチな才能がキラリと光る

お部屋を広く明るく魅せる!鏡を使った“ミラートリック”
撮影:wgmnh097さん


玄関は、鏡がいちばん力を発揮できる場所のひとつです。お出かけ前の身だしなみチェック用として、そして、スペースを十分に取れず暗くなりがちな玄関を明るく広く見せてくれる立役者として大活躍。wgmnh097さんのような大判サイズに変えると、さらに明るさ効果がアップするうえ、インパクトもあっておしゃれです。

このように、鏡の効果的な使い方を知っているかどうかで、空間の広さや明るさだけでなく、心地よさも大きく変わってきます。この機会に、鏡=身だしなみを整えるものという先入観を一新して、快適な空間づくりにチャレンジしてみてくださいね。



執筆:KAYACO
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