地震や台風など、自然災害はいつ起こるかわからないもの。いざというときのために、普段からしっかりと備えておきたいですね。
転倒・転落防止対策
普段は便利な家電やお気に入りのインテリアも、災害時には危険をおよぼす可能性があります。滑り止めや耐震マットなどで、転倒防止策をしっかり行いましょう。家電などの破損の被害を抑えれば、破片によるケガも防止できます。
■サイズを選べる防振マット
こちらは振動や衝撃を吸収してくれる、防振粘着マットです。いろいろなサイズがあり、貼るものに合わせて大きさを選ぶことができます。もっと大きいサイズもあったとのことで、複数貼ることで大型の家電にも対応できそうです。貼っても剥がせるそうなので、大事なものにはぜひ貼っておきたいですね。
■タイルシールを滑り止めに

akkoさんは地震対策の滑り止めとして、食器棚にセリアのタイルシールを貼りました。タイルがキュッとするのがちょうどよい滑り止めになるんだそう。防災とインテリアを兼ねたナイスアイデアです。
■収納ケースにも滑り止め

食器棚に並んだ白いセリアのケースには、小皿やマグが収納されています。ケースの裏側には滑り止めが貼ってあるそう。掃除をしやすくするためのアイデアとのことですが、食器の重みでケース全体が押さえられて、滑り止め効果がアップした感じがするそうですよ。
■インテリア性も忘れない

yuriさんは、実際に大きな地震を経験されたばかりだそうです。余震に備えてさっそく、キッチンのスパイスラックに転倒防止策を講じられました。すべてセリアの商品だけで作られているそうですが、インテリア性が高く、モノトーンのキッチンにも馴染んでいるところは、さすがのセンスです。
灯りの確保
大規模な災害が起こると、電気や水道などのライフラインが絶たれてしまう可能性も。不便な生活の中、2次災害の不安を感じながら真っ暗闇で過ごす夜は、とても不安ですよね。最低限の明かりは備えておきたいですね。
■電池式LEDランタン

natyenaoさんは、台風での停電に備えてランタンをたくさん用意しました。2つある長方形のものがセリアで購入したもので、電池式のLEDランタンです。この明るさなら、停電時にも心強いですね。光の大きさが大小から選べるそうで、さまざまなシーンで役立ちそうです。
■電球型ペンダントライト

こちらはユーザーさんの中で使用率が高かった、電球型のペンダントライトです。1つに対し単4乾電池を3本仕様で、およそ17時間連続点灯してくれるというスグレモノ。複数あればいくつかの部屋に分けて使うこともできますね。
■家族を巻き込んだ防災対策を

eikoさんはセリアで購入したランタンを、いつもお部屋の入り口にぶら下げているそうです。スマイルステッカーでプチリメイクすれば、子どもの目にも留まりやすくなって、もしものときにもランタンがあることを思い出してくれるかもしれません。家族みんなが意識できる災害対策として、参考になります。
非常持ち出し品をチェック
災害が起きたときにすぐに必要なものを持ち出せるように、非常持ち出し品をまとめている方も多いと思います。とはいえ、子ども用品のサイズや非常食の賞味期限などは、定期的なチェックが必要です。その都度、必要なものを厳選して備えておきたいですね。
■日用品にプラスでそろえて

一気にすべて用意をするのは大変でも、soraeightさんのように少しずつそろえていく手もあります。カッパや体拭きなど、普段から使うものも立派な防災グッズです。日常で使う分にプラスで購入して、非常持ち出し袋に入れておくといいですね。
■分散収納がおすすめ

anko.hibuさんは、玄関やキッチン、車など、いくつかの場所に分けて防災グッズを常備。災害が発生してから救援物資が届くようになるまでは、3日程度かかると言われているので、必要量をしっかりそろえておきたいものです。収納場所が倒壊してしまう可能性も考えると、防災グッズの分散収納はとてもよい方法です。
災害が起こることは防げなくても、その被害を最小限におさえることは可能です。日ごろから防災の意識をしっかりと持って、万が一の事態に備えましょう。ユーザーさんの実例を参考に、できることから始めてみてはいかがですか?
執筆:orange