みなさん、ハンドメイドといえば何を思い浮かべますか?布を使った小物や木材を使った家具など、ハンドメイドブームの今、いろいろなアイテムが手作りされていますよね。今回は、インテリアのワンポイントになる、デザインにこだわった手作り石けんのアイデアや作り方の数々をご紹介します。
初心者におすすめ
手作り石けんを作ってみたいけど、なんだか難しそう…… そんな人には、市販の石けんにデコレーションする方法がうってつけです。羊毛フェルトに包んだりペーパーナプキンや押し花を貼ったりするだけで、簡単に作品ができあがります。
■材料は3つだけ
海外でメジャーなフェルトソープは、羊毛フェルト、石けん、お湯と少ない材料で作れるうえ、作り方も包んでこするだけと、難しい工程は一切ありません。単色で作ることもできますが、こちらのユーザーさんのように色の組み合わせを楽しみましょう。配色を変えるだけで、がらりと雰囲気が変わります。
■お気に入りの柄を使って

こちらは、ペーパーナプキンを専用の液で貼りつけるデコパージュという方法で作られています。イエローやグリーンなどのビタミンカラーは、見ているだけで元気になれそうです。ペーパーナプキンをカットするだけでOKなので、デザインを考えるのが苦手という人でも気軽に始められます。
■インテリアに合わせた柄選び

スタイリッシュなモノトーンのストライプ柄が、シンプルな洗面所にマッチしています。少し手を加えるだけで、インテリアがワンランクアップするのはうれしいですね。デコパージュはペーパーナプキン以外にも、マスキングテープや布を使って作ることもできます。
■本物の花を使って贅沢に

こちらのユーザーさんは、本物の花を使って華やかな印象に仕上げています。真っ白な石けんに色とりどりの押し花をデコパージュ、さらに、グリーンを入れて表情に変化をつけています。
食べ物モチーフ&食材を使う
遊び心あふれる食べ物モチーフは、使う人を思わず笑顔にしてくれます。どんな形や色にするか、完成後のイメージを考えるだけでわくわくしますね。オリジナリティある石けんを作りたい方は、本物の食材を使用してみるのもおすすめです。
■和菓子と洋菓子あなたはどっち派?

お団子にドーナツ、キャンディー、アイスと、どれも美味しそうです。カラフルなチョコスプレーがトッピングされていたり、リボンが巻かれていたりと、細かいところまで作り込まれています。チョコアイスは一口食べられた跡が!とってもユニークで、これなら子どもも喜んで手を洗ってくれそうです。
■和テイストで大人っぽく

よもぎと黒糖の和を連想させる材料を使用した、スリムなスクエア型石けん。ナチュラルなカラーが3つの層になっていて、シンプルでありながら上品さが漂っています。全体的に落ち着きのある色合いで、ちょっと大人な雰囲気がすてきです。ふたつの香りがあわさって、部屋中をいい香りに包んでくれるそうですよ。
■見た目も、香りも、ゆずづくし

日本酒とゆずの精油を使って作られた本格的な石けん。使うたび爽やかな香りに包まれて、リフレッシュしたいときにぴったりです。ゆずを器に使ったり、タネや皮を飾りにしたりと、見た目にも楽しい作品になっています。石けん作りには、日本酒以外にも牛乳や紅茶、ハチミツなど身近な食材も使えます。
乙女心をくすぐるデザイン
ハートや宝石などのモチーフは、見ているだけで気分が上がりますよね。そんな心ときめくデザインも、手作りすることができるんです。モールドやカッター、専用のナイフを使って、さまざまなモチーフ作りにチャレンジしてみましょう。
■小さなハートに胸きゅん

小さなハート型がキュートなこちらは、グリセリンソープを使用して作られています。涼やかなクリアカラーのブルーとレッドの色付けには、食用色素を使っているそうです。電子レンジで溶かしたものをモールドに流し込み、固まるのを待つだけ…… と初めてでも挑戦しやすい作り方です。
■市販の石けんをアレンジ

女子力がUPしそうな宝石モチーフ。こちらのユーザーさんは、色と香りがついた石けんを溶かしたものを紙コップに流し込み、固めたものをカッターでカットするという、アイデア光る作り方をされています。専用の材料や香りづけのアロマを用意せずに、こんなにクオリティの高いものが作れるならトライしてみたいですね。
■強弱をつけることで表情豊かに

ころんとした卵型の石けんには、うっとりと見とれてしまうほど繊細な模様が彫られています。専用のカービングナイフを使ってデザインを彫っていくソープカービングという手法で作られたこちらは、驚くことにうずら卵ほどのサイズなんだとか。ユーザーさんの手先の器用さがうかがえる作品です。
いかがでしたか?一口に手作り石けんといっても、簡単なものから時間をかけてじっくり作りあげるものまでさまざまです。みなさんもデザインや香りにこだわって、オリジナルの石けん作りに挑戦してみてください。
執筆:yuma