本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、カラーを巧みに取り入れた楽しいナチュラルインテリアを作っているhorohorotoriさんのお部屋です。
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
horohorotoriさん映像関係の仕事をしています。仕事場も兼用している部屋ですが、なるべくさっぱりとしていたいと思っています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「今住んでる路線の駅で、最上階の部屋、眺望のいい部屋を探していました。中々見つからず、ニ、三カ月探してようやく見つけたのが、今の部屋です。晴れてると富士山も見え、気に入ってます。」
お部屋のこだわりを教えてください

「仕事も部屋でするので、机をメインに考えて配置をしています。背の低い家具を使って、広く見せるようにしていて、家具はアンティークやモモナチュラルのものでそろえています。以前の部屋は、断捨離しすぎて色のない部屋に住んでいました。でも、あまりにも落ち着かなかったので、今は、色のあるカーテンや寝具を使用することにしています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「ニーチェアです。ソファとニーチェアどちらを買うか迷ったのですが、座り心地が最高だったので、ニーチェアにしました。そこにフットツールを置いて、足を伸ばして、海外ドラマや映画、読書、食事、編み物、裁縫などなど、色んなことをしています。」
狭くても好きなものに囲まれる【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①やっと出会ったお気に入りの机

「机をずっと探していたのですが、これぞ!という机を中々見つけることができませんでした。そしてようやく見つけたのが、モモナチュラルの机でした。脚の形や、木の色味も気に入っています。机の上には、癒しも欲しいので緑を置いています。
■②気になるパープルを取り入れる

「今年の冬は何故かパープル気分なので、寝具をパープルにしました。クッションもパープルやピンクにしています。気にいるクッションカバーが無かったので、自分で手縫いして作りました。冬が終わったら、また違う色になっているかもしれません。」
■③DIYキッチンで自分らしく

「キッチンがとても狭かったので、ラブリコを使ってDIYしました。食器はカゴの中に入れて、ごちゃごちゃ感を無くしました。真ん中のフクロウのフックがお気に入りです。」
■④困ったら作る!

「イヤリング収納に困って急きょ作った棚です。棚は、無印良品の壁に付けられる家具を使ってます。この棚は、ここ以外にも、何か所かに使っていて賃貸に便利です。イヤリングは、100均で購入した透明ケースに一個ずついれて収納しています。」
■⑤アンティークの味わいを楽しむ

「お気に入りのアンティーク家具には、本を入れてます。ホコリが気になるので、扉付の家具を探していて、東京かんかんというお店で見つけたものです。以前は、断捨離で余計なものを持たないようにしていたのですが、ある程度ものが無いと落ち着かないと気付き、それ以来大好きな動物や緑を置くようにしています。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEMベルメゾンのとろけるような掛布団カバーPRICE4,990円(税込)
色も気に入っているんですが、とにかく触り心地が最高です。温かくて、今のところ毛布いらずです。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
horohorotoriさん「壁の色を変えてみたいです。賃貸なので、限界があると思いますが、ウォールステッカーなどで挑戦してみたいです。」
お話をお伺いして

horohorotoriさんのお部屋のレイアウトは、ベッド、机をそれぞれ反対の奥の壁に寄せて配置し、イス&TVスペースはその間に置いています。仕事/睡眠/くつろぎのスペースがわかりやすく分かれており、それぞれメリハリをもって充実した時間が過ごせそうです。お仕事も部屋で行っているhorohorotoriさん。机を壁に向かって置くことで、視線が固定され集中して仕事に取り組むことができますね。
元ミニマリストのhorohorotoriさんが、気づいたこと。それは「ある程度モノや色がないと落ち着かない」ということでした。今では、お気に入りの家具や座り心地抜群のニーチェア、色やDIYも取り入れて好きなものに囲まれた暮らしをしています。気になるパープルについては「冬が終わったら、違う色になっているかもしれません」とhorohorotoriさんは語ります。とっても自由な部屋作り。個性を感じられる家具×今好きな色で楽しむ、充実した暮らし。きっとこれからも変化していくだろうその場所は、horohorotoriさんの”今”を写し出す空間となっていくことでしょう。揺るぎないこだわりがあってもいいけれど、「今好きなもの」を取り入れて柔軟に変化を楽しんでいく部屋作りもいいですね。
執筆:RoomClip mag 編集部