お部屋のイメージを変えたり、スパイスを加えたりするアイテムとして、ポスターが活躍します。組み合わせや飾る方法をアレンジするなど、ディスプレイ方法もさまざまです。
大きめポスターでインパクトのある空間を
存在感のある大きめのポスターは、1つあるだけでお部屋の印象をがらりと変えてくれます。インテリアの象徴になりそうなデザインを選んで、取り入れたいですね。サイズが大きいので、壁に飾ったり立て掛けたりと、ディスプレイの仕方も工夫してみてくださいね。
■立て掛けてこなれ感を
ホワイトベースのモノトーンで、爽やかスタイリッシュな空間を作っているMerrydayさん。柄や小物の組み合わせも絶妙です。特に目を引くのは、大きめサイズのポスター。シンプルながら存在感のあるデザインは、お部屋のアクセントにぴったりです。壁に取り付けず立て掛けることでこなれ感もプラスされます。
■好きな景色をお部屋の中で

まるで窓から見える景色のような、窓枠型のポスターです。maecocoさんは、好きな場所の景色がいつでも見られるように選んだんだそう。お部屋にいながら、旅行気分を味わえそうですね。窓枠型なので、お部屋に開放感も与えてくれそうです。
■衣類収納スペースもアートになる

ショップのようなハイセンスな空間ですが、実は子ども部屋の一角。生活感が出やすい衣類収納スペースがディスプレイコーナーに変身します。
組み合わせて個性的に
好きなテイストのポスターを複数枚飾って、ウォールディスプレイするのも素敵です。サイズ感や配置の仕方をアレンジすれば、ポスターの見え方も変化してきそうです。広めの壁を使って自分だけのアート空間を作ってみてくださいね。
■規則正しく凛とした空間に

北欧モダン風の洗練されたnacocoさんのリビング。壁にはトーンの似た4枚のポスターを並べてディスプレイしています。規則正しく直線的に飾ることで、凛とした空気が演出されますね。ミニマルなスタイルのお部屋の彩りに、ちょうどいいパランス感です。
■ポスターセットなら、楽々アレンジ

絶妙なバランスで飾られたこちらのコーナーは、IKEAのポスター付きフレームセットを活用しています。8個のアートがセットになっているので、飾るだけでお部屋をぐっとスタイリッシュにしてくれます。この壁に何を飾ろうか悩んでいたというKaoriさんも、このセットでファッショナブルなお部屋に仕上げていました。
■階段横をアート空間に

階段横の壁にアート空間を作り上げているK.CRAFT.BASEさん。たくさんのポスターやアートをセンスよく並べています。階段の傾斜に合わせてランダムに組み合わせ、動きのあるインテリアに。まるでギャラリーのような、アーティスティックで非日常的なお部屋です。
■デスクの上に重ねて

寝室のデッドスペースに作ったという、自分専用の作業スペース。ポスターはフレームに入れて、デスクの上に立て掛けて展示をしています。目の前に好きなポスターがあることで、創作意欲がわきそうですね。あえて重ねて飾るというのも新鮮で美的センスを感じます。
飾り方に一工夫加えて、オリジナリティを
最後は、オリジナリティが出るポスターの貼り方や飾り方をご紹介したいと思います。ポスターの素材感やデザインをさらに押し出すアイデアで、お部屋の主役に格上げしましょう。手軽にできる方法ばかりなので、お部屋のイメージチェンジに試してみるのもおすすめです。
■フレームに入れず無造作に

monnaさんは、キッチンにポスターをディスプレイしています。無機質さとモダンさがミックスされた抜け感のあるコーディネートには、あえてフレームなしでポスターを飾っています。無造作に貼った感じが、かっこよく映りますね。主張しすぎないシンプルな絵柄もよくマッチしています。
■マスキングテープでポップ感

鮮やかな色使いでポップな印象のお部屋には、ポスターもアメリカンテイストの元気になれるデザインを。ポスターをさらにビビッドにする、フレーム使いがポイントです。100均のフレームをマスキングテープでアレンジして、色鮮やかに引き締めました。黄色の壁にも負けないディスプレイコーナーに仕上がっています。
■クリップで留めて海外風に

モノトーンのポスターは、クリップに挟んでベッド上の壁にディスプレイ。さらりとインテリアに溶け込ませて、ハイセンスな印象です。クリップは華奢なデザインのものを使って、ポスターを格上げしています。大人っぽい海外風インテリアのお部屋作りにマネしたいアイデアです。
ポスターはインテリアのキーアイテムになって、スタイルの幅が広がります。飾り方しだいで表情が変わるので、いろいろと試してみたくなりますね。お気に入りを見つけて、お部屋の変化を楽しんでみてください。
執筆:Hirari