小さいころ秘密基地を作って遊んだ記憶はありませんか。狭い空間に好きなものを持ちこんで、自分だけの時間を過ごせる夢のような空間。
おうちの構造や間取りを活かした秘密基地
おうちの中のちょっとした空間は、秘密基地にぴったりです。おうちを設計するときに、あらかじめ遊び心を加えているユーザーさんも多いようです。また、賃貸の方でもマネしやすい押入れの改造アレンジも。コーディネートも楽しんで、雰囲気のある空間を作ってみてくださいね。
■子ども部屋のロフトに
壁になるはずだった部分をロフトにしてもらったという、Achuさんのおうちの子ども部屋。大きく開いた空間には、イスやおもちゃなどを置いて、個室のような雰囲気になっています。お友達が遊びに来たらずっとこの場所にいるというくらい、子どもの心を引き付ける場所になったそうです。
■階段下の空間を使って

階段下の空間は、かわいいおうち型の入り口があるプレイスペースになっていました。しかも入り口の壁は黒板になっていて、チョークで絵を描いたり、作品をマグネットで貼ったり、自由に使えるスペースが広がっています。創造力がふくらむ自分だけのおうちが叶いますね。
■押入れを改造した森の中の秘密基地

こちらは、押入れを改造して作ったキッズスペースです。収納を小さなお部屋のように使うというアイデアがお見事ですね。入り口は大きな木を貼り付けたり、流木でライトアップしていたりと、まるで森の中にいるようなディスプレイが素敵です。絵本の中で夢みたツリーハウスをおうちの中で体験できます。
DIYで作るオリジナル秘密基地
オリジナルの秘密基地をDIYすれば、いつものリビングや子ども部屋が一気に特別な場所に。手作りするのは難しそうに感じますが、いろいろな素材の実例が登場するので、得意なタイプを見つけて楽しく作ることができそうです。お部屋の一角にあることで、アクセントになったり収納場所にもなったりと、大活躍してくれます。
■ボールプールと手作りキャノピーで

ボールプールに手作りのキャノピーをかぶせれば、テント型の秘密基地ができあがります。ボールプールだけでも楽しいですが、このようにまわりを囲むと閉じられた空間になって、子ども心をさらにくすぐりそうです。100均アイテムを使って工夫して作っているので、ぜひ参考にしてみてください。
■プラダンの半透明秘密基地

おうち型の秘密基地は、プラダンを材料にして作ったもの。布やグリーンで飾って、ナチュラルな居心地の良い空間に作りあげていました。半透明なので中の様子が分かり、安心して見守ることができるのも高ポイントです。またお部屋に置いても圧迫感が少ないのもいいですね。
■収納スペースを小屋風にして

子ども部屋の一角にあるこちらの小屋は、AyanoさんのDIY作品です。中はおもちゃの収納場所になっているんだそう。遊びつつ収納もできて一石二鳥のスペースになっていますね。
大人だって欲しい自分だけの秘密基地
家族と一緒に過ごすのは楽しい時間ですが、たまには一人で没頭できる場所があると理想的ですよね。自分専用の自室を持つのは難しくても、ちょっとした工夫で実現できるアイデアもあります。また大人だからこそできる、自分専用ガレージDIYという夢のような秘密基地も登場します。
■クローゼットが秘密の部屋に

意外な場所を有効活用したr.y0323__homeさんのアイデアです。なんとこちらはクローゼットの中。ドレッサーとしても作業スペースとしても使えて、さらに自分の好みのインテリアを思う存分楽しめます。扉を閉めれば中が見えないので、普段はすっきりと整うのもうれしいですね。
■パントリーにベンチを設置

ママは、おうちの中でプライベートスペースを持ちにくいですよね。そんなときにとっておきの方法がこちらです。パントリーにぴったりサイズのベンチをDIYすれば、座ってくつろげるスペースに早変わりします。料理の合間や一人時間が欲しいときに、まわりを気にせず時間を過ごせそうです。
■ベッドまわりを窓枠で囲って

Atsukoさんの秘密基地は、ベッドスペース。まわりを窓枠で囲むことでプライベート感がぐっと増します。仕切りを付けてあえて狭い空間にすると、好きなものに囲まれた安心感を感じられそう。
■すべてがDIY!男の秘密基地

こちらはなんと建屋からすべてをDIYしたeasyriders0707さんのガレージです。廃材や流木を再利用したというこだわりもすばらしいですね。内装やディスプレイにも好きが詰まっていて、まさに自分だけのお城です。ここで過ごす時間を想像するだけで気分があがります。
一歩足を踏み入れたら、日常から少し切り離された空間に運んでくれる秘密基地。子どもの想像力や遊び心を刺激したり、大人の心を癒してくれたりする素敵な空間です。ぜひみなさんのおうちでもチャレンジしてみてください。
執筆:Hirari