人生でもっとも時間を費やす睡眠。眠りの時間が快適になれば、生活そのものも豊かになります。

睡眠の質を高めるためには、寝室のレイアウトやインテリアは重要なポイントになりますよ。そこで今回は、寝具のレイアウト例と、そのメリットについてまとめました。みなさんのお家に合う配置が、きっとあるはずです。



ベッドの一辺を壁に寄せる

はじめに、ベッドボード側を壁に寄せるようにベッドを配置している例をご紹介します。壁の中央にヘッドボードを寄せているユーザーさんが多く、ベッドが部屋のメインになるようなイメージです。大きなベッドを中心に置いたり、2つのベッドを置くなど、そのご家庭に合わせていろいろな配置方法があります。


■クイーンサイズを中央に配置

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窓がある壁の中央にベッドボードを寄せるように、クイーンサイズのベッドを配置しているpomqujackさん。両サイドには、ペンダントライトとテーブルを設置していますね。大きなベッドはそれだけで存在感があるので、このように中央に配置して空間をぜいたくに使うと、ラグジュアリーな雰囲気に仕上がります。


■ベッド2台を少し離して置く

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:Yoheiさん


Yoheiさんの寝室は、まくら側の一辺を壁に寄せてベッドが2台設置されています。ベッドの間を少し離すことで、適度な距離感を保つことができますね。無印良品のベッドにブラウン系のファブリックを合わせた、シンプルで落ち着きのある大人のベッドルームです。


■ローベッド2台をくっつけて使う

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:mariiiiさん


mariiiiさんの寝室では、シングルベッドが2台置かれています。ぴったりくっつけて配置することで、1台の大きなベッドのように使用していますよ。部屋の広範囲をベッドが占める置き方ですが、低めのベッドと淡い色合いのインテリアにすることで、圧迫感がなくさわやかなお部屋にすることができています。


■ひとり暮らしのお部屋の中心にベッド

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:thufri07さん


thufri07さんは、ベッドの頭部側を壁に寄せ、正方形のお部屋の中心にベッドがくるように家具を配置しています。掃き出し窓をふさぐものがないので、たくさんの光が部屋に入るそうですよ。ベッド手前側にクローゼットがあり、洋服をしまう際の一時置き場としてもベッドを活用できるそうです。



ベッドの二辺を壁に寄せる

つづいてご紹介するのは、ベッドボード側とサイドの一辺を壁に寄せる配置方法です。ベッドがお部屋の角にくるので、お部屋の空間をより広々と使うことができますよ。ベッドの高さや窓との距離によって、お部屋の雰囲気もガラッと変わります。


■角に寄せて部屋を広く使う

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:tttbbbさん


ベッドの頭側が窓側にくるように、ベッドを角に設置しているtttbbbさん。そのほかの家具も、すべて壁に寄せるように設置しています。6畳弱のお部屋のスペースを、有効活用できる配置方法ですね。脚のある家具を使い床を見せることで、部屋がより広く見えるよう工夫している点もGOOD!


■テレビが見やすく、光が入りやすい配置

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:riririさん


riririさんは、部屋の奥の角に、掃き出し窓と平行になるようベッドを配置しています。ソファからもベッドからも、テレビが見やすいようにレイアウトしたそうですよ。窓からの光が届きやすいよう、ベットや窓側の家具は低めの物をチョイスしています。光が入り、明るくやさしい印象のお部屋ですね。


■窓からの冷気が当たりにくいレイアウト

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:nireさん


7.5畳の長方形のお部屋の角に、ベッドを配置しているのはnireさんです。窓とは反対側の壁にベッドを寄せているので、寒い時期は窓からの冷気が直接からだに当たることなく、快適に寝られそうですね。シックなブラウンインテリアで、モコモコのカラフルガーランドがいいアクセントになっています。



こんなレイアウトもGOOD!

最後にご紹介するのは、めずらしいベッドの置き方をしているお部屋です。ベッドからの落下を防ぐレイアウトや、ホテルのような置き方、ベッドを仕切りとして使用する方法など、ユーザーさんたちは暮らしにぴったりの配置を実践しています。それぞれの生活に合わせた、アイディアあふれるレイアウトをどうぞご覧ください!


■お部屋の幅いっぱいにベッドを置く

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:kazuoさん


6畳のお部屋にベッドを3台置いているkazuoさん。真ん中にシングルを、それを挟むようにスモールサイズを置き、お部屋の幅に合うよう組み合わせを工夫しています。3辺が壁に近くなるようにベッドをレイアウトすると落下する危険が少なくなるので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して眠ることができそうですね。


■空間をぜいたくに使うななめ置き

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:gokizou2さん


アジアンインテリアでコーディネートされたgokizou2さんのお部屋では、ベッドがななめに置かれています。空間をぜいたくに使うこのレイアウトは、非日常的でリゾート感たっぷり!実際にアジアンリゾートを訪れた時のような、リラックス感を味わえそうです。


■2段ベッドを子ども部屋の仕切りにする

暮らしに合わせた配置に!ベッドのレイアウトパターン10選
撮影:shion825さん


子ども部屋を兄弟で共有している場合、それぞれの子どものプライベートを確保するのは難しいですよね。shion825さんは、部屋の中央に2段ベッドを配置して仕切りとし、左右をお子さんの個別スペースにしました。兄弟を近くに感じながらも、それぞれのプライバシーを守ることができる、すばらしいアイディアです。

いろいろな置き方がありますが、それぞれにメリットがあり、自分の生活や家庭の事情に合わせて選択したいですね。みなさんも寝室のレイアウトやインテリアを今一度見直してみませんか?きっと、快眠につながりますよ。



執筆:mmks
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