本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回ご紹介するのは、和や北欧の趣を織り込みながら、ミニマルでナチュラルなお部屋づくりをされているasumoonさんの1Kライフです。『持ち過ぎない暮らし』のお手本とも呼べる、レイアウトや空間の活かし方も要チェックです♪
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
asumoonさん帰ってきた時にホッとできて、明るい気持ちでまた出かけられる、そんな部屋づくりを目指しています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「近くに大きな公園があり、駅までの道のりで季節の花木が楽しめるのが魅力です。実は、部屋には不満な点もあります。でも、日当たりや眺望、キッチン広めなところが決め手となりました。」
お部屋のこだわりを教えてください

「部屋を食堂と居間、寝室と、それぞれのシーンに合わせて気分を変えて使いたいと考えています。そのために、できるだけスペースを広くとれるようにレイアウトしました。また、花を活けたり、好きなヴィンテージの家具や雑貨を置いたり、狭い部屋だからこそ目に入るものには、安らぎや喜びを感じられるものを選ぶようにしています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「テーブルまわりです。食事や作業をする時は、基本ここです。ただ、家にいる時間が少ないこともあり、だいたいは家事や料理をしているので、座り込むことはありません。」
狭いスペースで快適に暮らすコツと工夫【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①自由に使えるスペースを広くとるレイアウト

「人を招いたり、体を動かしたりと、部屋をいろいろな用途で使えるよう、あえて大きな家具はおいていません。」
■②木製脚立は、お布団派の快適を守るオシャレな味方

「大物家具はおかないので、もちろんお布団派です。清潔で気持ちよく眠るために、毎日の布団の風通しは欠かせません。
■③花のある暮らしで、部屋も気分もリフレッシュ

「疲れた時や部屋が雑然としてきた時に、花が自分と部屋を活き活きさせてくれるように思います。お花屋さんの花だけでなく、道端の野草も気持ちを和ませてくれるので、よく活けます。」
■④断捨離時を心得て、増え過ぎない暮らしを

「備え付けの収納と食器棚、タンスにしまえる分だけしか、ものを持たないように気をつけています。それでも、知らず知らずにものが増えていることも……。床や机に置きっぱなしのものが増えてきたら断捨離時と心得ています。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEMセキスイ ステンレスタオル掛けPRICE4000円ぐらい
とても軽くて運びやすいです。使わない時は畳んでいますが、スペースをとらないので隙間収納ができます。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
asumoonさん「家にある食器をもっと上手に使いたい!日々のテーブルコーディネートを学びたいです。」
お話をお伺いして

asumoonさんの1Kの居室は、角に置かれたヴィンテージなタンスと中央に置かれたローテーブルという、この上なくミニマルなレイアウトを取られています。それは、暮らしの中で起こるさまざまな出来事や動きに、ひと部屋で柔軟に対応するために、asumoonさんが導き出された答えのカタチ。ローテーブルの周りにクッションを並べればおもてなし部屋に、ローテーブルをどかせば、たちまち寝室や運動スペースにすることができます。また、こうしたインテリアを維持する、『持ち過ぎない心得』の大切さも、asumoonさんの暮らしやお話は教えてくれます。
けれども、その暮らしぶりやインテリアは、決して淡白で殺風景なものではありません。花を愛で、趣ある道具を使うことで、和やかで温かに空間を彩られているからです。
執筆:RoomClip mag 編集部