ゴミ箱はだれもが1日に何度も利用する、家になくてはならないアイテムのひとつですね。けれど「デザインが気に入るものがない」「サイズがぴったり合わない」など悩みが多いアイテムでもあります。
いっぱい入る!出し入れ楽々編
分別用に複数必要になるキッチンなどのゴミ箱には、頭を悩ませているひとも多いのではないでしょうか?数も形も量もちょうどいい、スペースにぴったりのゴミ箱をDIYして、家事のプチストレスから解放されてみましょう。ここでは、使いやすくたっぷり入るゴミ箱のDIYアイデアを、材料別に見ていきます。
■ワイヤーラティスを使って
716nanairoさんは、すべて100均のものを利用して作ったそうです。材料はワイヤーラティス(26×40.5cm)、キャスター付きプランター台、取っ手、プレート。45リットルのゴミ袋がぴったりのサイズにできあがりました。口が広くて大容量の収納力が、うれしいですね!
■すのこを使って

cotubuさんは、100均のすのこを使ってゴミ箱を作りました。オフホワイトのキッチンに、すのこの自然な風合いがとてもやさしくマッチしています。袋を2枚かけることで、分別もできるそうです。これが400円で完成してしまうというのは、お財布にもうれしいですね!
■木材を使って

あたたかみのある空間がだいすきというAsakaさんは、ホームセンターの木材を使って、ナチュラルテイストの大容量ゴミ箱を完成させました。DIYだからかなうぴったりサイズに、ステッカーや取っ手、キャスターをつけることで出し入れのしやすさもプラスされ、いうことなしです☆
■養生プラダンを使って

ladybug.さんがゴミ箱作りに使ったのは、引越しなどの際に壁や床を傷から守るために使用される、養生プラダンです。素材の特徴である軽さと耐水、耐久性は、ゴミ箱にうってつけですよね!さらに、プラダンを二重にすることで、中身が透けるのを防止するというアイデアも拍手ものです。
見た目重視!家具と調和編
リビングなど来客時にもよく目につく場所におくゴミ箱は、部屋の印象を良くも悪くも変えてしまいます。できるだけ家具と調和してくれるようなデザインで、使いやすいものをさりげなく置きたいですよね。ここでは、見た目にもこだわりのつまった、作り手のセンスあふれるゴミ箱をご紹介します。
■段ボールゴミ箱をナチュラルテイストに

ミニマムな生活スタイルを心がけているというchiharuさんは、段ボールとリメイクシートでゴミ箱をDIYしました。段ボールならではの軽さと処分のしやすさは、模様替えや引越しの負担も軽くしてくれます。ホワイトの木目調シートとステッカーが、ナチュラルな雰囲気でいいですね。
■塗装でアンティークな雰囲気に

塗料や丁番などの細部にもこだわったというmihoさん。木材にクラッキング塗装することで、あえてアンティークのような、味のあるワンランク上のゴミ箱を仕上げています。あせたような色合いがフレンチシャビー感たっぷりで、ゴミ箱には見えないほど雰囲気がありますよね。
■コーヒー樽がゴミ箱に

旦那様の力作ゴミ箱を紹介してくれたのは、kokiaさんです。いただいたコーヒー樽でゴミ箱を作るという発想力には脱帽です。木樽のかもしだす味のある落ち着いた雰囲気が、大人っぽくて色なじみがいいですよね。使い勝手も奥様のお墨付きという、かんぺきなできばえです。
あえて見せないかくしゴミ箱
ゴミ箱は家にないと困る必需アイテムですが、小さいとうっかり足で倒してしまったり、大きいと存在感がありすぎて置き場所にも工夫が必要だったりします。ここでは、そんな悩みを解消するのに見事成功したRoomClipユーザーさんの、裏技ともいえるかくしゴミ箱のDIY作品をご紹介します。
■ダイニングテーブルの横のすき間に

martsさんは、ダイニングテーブルの横のすき間にぴったり合わせて、ゴミ箱を作りました。高さ&質感をテーブルに合わせることで、広く見えるという効果も得ることができます。さらにはティッシュケースも収納できるようにして、生活感をシャットアウトするのに成功していますよ。
■キッチンカウンターの引き出しに

リビングダイニングにはゴミ箱を置いていないというcherryさん。深くて使い勝手の悪かったキッチンカウンターの引き出しを、100均のワイヤーネットを設置することで、開閉楽々の使いやすいゴミ箱にチェンジしました。ゴミ箱スペースもとられず、キッチンが広々と使えますね!
■ゴミ箱ごとすっぽりかくして

you-taさんは、プラスチックのゴミ箱を1×2材で作った囲いですっぽりかくして、部屋との統一感ある空間作りに成功しました。さらにホワイトカラーが、壁と同化し大きいゴミ箱の威圧感を消していますね。取っ手もアンティーク調のデザインで、高級感を増してくれています。
ちょうどいいサイズ、デザインのゴミ箱を既製品で探すのはなかなか大変です。毎日使うからこそ自分にとって使い勝手が良く、見た目にもお気に入りのものをDIYして、ごみを捨てるたびにいい気分になりたいですね!
執筆:makomi