キッチンに対するダイニングテーブルの置き方によって、ダイニングキッチンに個性が出ます。間取りや住む人の人数によっても、雰囲気が変わるダイニングキッチン。
一人暮らしのコンパクトなダイニングテーブル
一人暮らしのお部屋では、サイズが大きくて好みのダイニングテーブルを置けない…… ということもあるでしょう。広さに限りのあるお部屋でも取り入れられる、こだわりのダイニングキッチンの実例をご紹介します。キッチンとダイニングテーブルの位置やほかの家具とのバランスも考えられていて、参考になりますね。
■キッチンと独立して
ワンルームの壁付けキッチンのすぐうしろに、2人掛けのダイニングテーブルを配置した実例です。通路部分にゆとりがあるので、キッチンで作業するときにも差し支えないですね。食事の準備もラクにできそうな、ちょうどいい位置関係です。
■対面型キッチンの壁面に

こちらは対面型キッチンの壁に、丸いダイニングテーブルを配置しています。キッチンの奥にチラっと見える家電カバーとダイニングチェアに置かれたクッションカバーが、北欧テイストでまとめられています。対面型キッチンのすぐ近くにダイニングテーブルを配置するなら、このように全体のテイストを統一するといいですね。
■ソファーダイニングでゆったりと

キッチンの壁の対面にソファーをつけて、ソファーダイニングにしている実例です。一人暮らしながら広々としたダイニングソファーを取り入れていて、まるでカフェにいるみたい!ゆったりとくつろげそうですね。
キッチンと一体化させた横並びのダイニングテーブル
次にご紹介するのは、キッチンとダイニングテーブルを横並びに配置して、一体化させた実例です。家事動線がよい、リビングにスペースが取れることなどから、最近人気が出てきている新しいスタイルです。
■フラットなキッチンでより一体感を

アイランドキッチンのワークトップはフラットなタイプなので、横に配置したダイニングテーブルとそのままひと続きになっています。キッチンとダイニングテーブルはどちらもナチュラルカラーを基調としてあり、より一体感を感じますね。とてもラクに食事の準備ができそうです。
■腰壁で手元を隠せるように

こちらは、キッチンの立ち上がり壁のグレー、キッチン背面の白、ダイニングテーブルと、無垢床の木目がうまく調和したダイニングキッチンです。全体が南向きに配置してあり、窓からの日差しが気持ちよさそうです♪ キッチンの腰壁のおかげで、ダイニングテーブルに座ってもキッチンの手元は見えにくいので、安心ですね。
■横並びながら独立性も持たせて

happy7 さんは、横並びにしたキッチンとダイニングテーブルの間を、壁で大きく仕切っています。横並び型の家事動線のよさを活かしつつ、キッチンとダイニングをほどよく独立させることができます。イスに座ったまま壁のスイッチなどを操作できるので、とても便利そうですね。
使いやすい配置で個性のあるダイニングキッチン
最後は、キッチンの前面や背面にダイニングテーブルを配置した実例です。ダイニングキッチンの広さはさまざまですが、間取りに合わせた個性あふれるダイニングテーブルを、ユーザーさんは取り入れています。造作テーブルの実例も参考になりますよ。
■キッチンの前にドーンと

広々としたダイニングスペースに、悠々と置かれたダイニングテーブル。703_houseさんのお家はLDKがL字で、ダイニングスペースに余裕を持たせた間取りになっています。ゆっくりと落ち着いた気分で食事ができそうですね。
■壁付けキッチンに造作のダイニングテーブル

namiさんは、壁付けのキッチンにL字型の造作テーブルを取り入れています。奥の畳コーナーからも座ることができるので、人数が多いときにも安心ですね。キッチン側のテーブルの下に、炊飯器を置くスペースを設けています。
■キッチンカウンターをダイニングテーブルとして

キッチンの腰壁にカウンターテーブルを造作して、ダイニングテーブルとして使っている実例です。ダイニングテーブルがない分、スッキリして見えますね。リビングなど、ほかのスペースを広く取れそうです。こちらは造作カウンターの実例ですが、市販のカウンターでも取り入れられそうなアイデアですね。
ユーザーさんのセンスが光るダイニングキッチンについて、実例をご紹介しました。一人暮らしの方や家族で暮らしている方も、参考になる配置はありましたでしょうか?引っ越しや模様替えの際に、ぜひ参考にしてみてください。
執筆:ickarta