皆さんは赤にどのようなイメージをお持ちでしょうか?「元気」「情熱」「活発」など、強いパワーを感じる方が多いかと思います。良くも悪くも目を引く色ですので、お部屋に取り入れるにはちょっと勇気がいりますよね。
ファブリックや小物に「赤」を使う
ファブリックや小物で赤を取り入れる方法は手軽なだけでなく、自分で赤のバランスを調節できるところもおすすめです。ユーザーさんのコーディネートを、お部屋別にご紹介しましょう。
■白いリビングのアクセントに
banma1223さんはキッチンクロスなどのファブリックを替えて、リビングのイメージチェンジを楽しんでいるそうです。この日取り入れたのは、赤のチェックやストライプ柄のファブリック。白をベースにしたシンプルなお部屋ですので、柄もの同士の組み合わせもまとまって見えます。
■ぬくもり感じるキッチン

どこか懐かしく、ホッとするような雰囲気を持つレンガ柄は、赤との相性が抜群です。akinboさんはキッチンツールを赤で統一。見せる収納をすることで、キッチンのアクセント的な役割も担っています。こんなキッチンなら、慌ただしいごはんどきも、穏やかな気持ちでお料理を楽しめそう♪
■大人の遊び心のあるトイレ

miyaさんが赤をテーマにこだわったという1階のトイレは、ボーダータイルやドット柄のボウルがとっても個性的。ポップなモチーフを使いながらもチープさをまったく感じさせないのは、高級感あるゴールドの金具使いが大きな決め手になっています。遊び心を忘れない大人のコーディネートですね。
■スタイリッシュなベッドルーム

isawo2000さんの寝室は、一目でセンスの良さがうかがえますね。元気な赤い色は寝室に不向きにも思えますが、木目とグレーの組合せでこんなに落ち着いた雰囲気になるんですね。ドレープのないスッキリとしたカーテン、直線的な家具を用いることで、スタイリッシュさが際立ちます。
壁の色を「赤」にする
より赤を主役にしたインテリアを目指すなら、壁に取り入れる方法も有効です。ひとくちに赤と言っても、使用するトーンで印象は大きく変わります。皆さんのお部屋にあう赤を探してみてくださいね。
■深みのある赤で大人のくつろぎスタイル

まるで避暑地の別荘を思わせるMakieさんのリビングは、アクセントクロスに赤をセレクトされています。トーンを抑えた深みのある赤が、お部屋をいっそう上質な雰囲気に格上げしていますね。家具やファブリックを明るめの色でまとめることで、より奥の壁の赤が効果的に視線を集めます。
■赤を思い切りカラフルに楽しむ

なんてカラフルな空間なんでしょうか!kfさんのキッチンは、鮮やかな赤い壁に、青の扉、壁に掛けられた色とりどりのフレームが目を楽しませてくれます。照明などにフォークロアなデザインを取り入れているところも真似したいポイント。素朴な可愛らしさがあります。
■花柄と無地の組み合わせでメリハリをつける

赤の花柄をトイレの壁紙に使われてるkirakirarisaさん。照明にシャンデリアを選んでいるところも、より一層ロマンチックな世界観を作り上げています。シャンデリアの輪郭がハッキリと際立つように、天井だけを無地の赤にされているテクニックもお見事!メリハリも出ますね。
床に「赤」のカーペットや床材を使う
赤いラグなどをアクセントに敷くことはあっても、床全面に赤を敷き詰めるという発想はなかなか浮かばないのではないでしょうか?これが実はとっても素敵なんです。ユーザーさんの赤い床をご覧ください。
■他の色と組合せ可能なタイルカーペット

床全面を赤にするのに抵抗があるときは、他の色との組合せができるタイルカーペットを使うという選択肢もあります。ykaさんはグレーやブラックと組合せることで、主張の強い赤をトーンダウン。ブロックチェック柄のようなレイアウトが、カジュアルな雰囲気でオシャレです。
■レトロ可愛い赤のタイル

MIKIさんが冒険したという2階のトイレは、床材に赤のタイルが使われています。ドット柄のタイルとの組み合わせがレトロ可愛い雰囲気。便座は無駄を省いた壁掛けトイレを選んでいるので、個性のある内装でもスッキリと見えます。この冒険は大成功ですね♪
■珍しい赤のフローリング

parudoxさんのお部屋の床は、珍しい赤のフローリングです。意外にもなじみが良い理由は、木目の風合いが残されているからでしょうか?観葉植物や緑色のラグとのコントラストも綺麗ですね。さまざまなテイストを取り入れているそうですが、それを感じさせない調和のとれたコーディネートです。
「派手になりそう」「難しそう」と思っていた赤を使ったインテリアですが、ユーザーさんたちのお部屋を見て、その考えが変わったのではないでしょうか?さまざまなテイストに使える赤を、皆さんもぜひお部屋に取り入れてみてくださいね。
執筆:mutu