部屋は心の状態をあらわすバロメーター。物があふれてゴチャゴチャしているとなんだか落ち着きません。
持ち物を少なくする
たくさんの物に囲まれるとどこから片づけたらいいかわからず、お部屋の整理が進まないことってありますよね。持ち物を減らしたり、お気に入りの物を厳選して使っていけば、心の中にも余裕が生まれてより寛げる部屋作りが叶います。それではユーザーさん達はどのように物を減らしているか、見ていきましょう。
■家具や敷物を断捨離する
nonさんはテーブルやイス、敷物を断捨離して生活のスタイルを一変されたそうです。大きな家具を手放すことによって余裕のある空間が広がります。また、敷物を断捨離することによってお子さんの食べこぼしのお掃除がしやすくなったそうです。断捨離は勇気がいりますが、不要な物を手放すことで快適な生活が手に入ります。
■書類をデータ化する

断捨離しづらいものといえば写真や書籍。すっきり整理できればいいのですが、思い入れがあったり、いつか必要になるかもしれないと思うと手放すのを迷いますよね。5101103さんは写真や書籍をデータ化することですっきりさせました。物とゆっくり向き合う時間が取れて、良い整理方法にたどり着けたそうです。
■お気に入りを長く使う

betty2さんは、ご自身の結婚式の引き出物であるラッキーウッドのカトラリーセットを32年間大切に使っていらっしゃいます。末永くきれいに丈夫に使ってほしいという想いで選んだアイテムを、ご自身でも愛用して使っていらっしゃるのは素敵ですね。お気に入りの物を長年使うことは、少ない持ち物で暮らす秘訣です。
収納の工夫や機能を活かして空間を広くする
どうしても限られたスペースの中に物を置かなければいけないとき、収納の工夫や製品の機能を活かしてお部屋をすっきりした状態に保つ方法があります。使いやすさを保ちつつ、日々使うものをすっきりとお部屋に配置できる目からウロコの実例をご覧ください。
■頻繁に使うものも表に出さない

頻繁に使う物はすぐに手に取れるところに置いておきたいけれど、出しっぱなしは気になります。リモコンもそんなアイテムのひとつ。misaさんは100均のマジックテープを利用して、リモコンをテーブルの裏に貼り付けるというアイディアを教えてくださいました。真似しやすくて気の利いたアイディアです。
■折りたためる家具を使う

ダイニング用、くつろぎ用、デスク用を兼ねて、折りたたみ可能なアウトドアチェアとテーブルを日常に取り入れているofumi3さん。折りたためることで、いざという時はたたんで空間をあけることもできますし、家具の軽さを活かし、用途ごとに移動もしやすそうです。少ない家具で身軽に生活することができますね。
■収納にコンセントをつけてもらう

プリンターは置き場所に悩みます。使いやすく、インテリアの邪魔にならないところはどこでしょう。yu-yuukiさんはリビング収納の中にコンセントをつけてもらって、プリンターを収納したまま使えるように工夫されています。埃も防ぐことができる優れたアイディアで、すっきりとした部屋作りの参考になります。
棚や部屋をすっきりみせる
きれいに片付いた棚や、すっきりと広いお部屋は見ているだけで心がポジティブになります。すっきりとした部屋に共通するのは、物の数やデザインなどを厳選して、空間を広く感じられるように配置することです。
■水回りに物を置かない

Kanaさんは、水回りに物を置かないことで常に清潔さを保っています。お風呂の棚に物を置くと掃除がしづらく、ヌメリなどにも悩まされます。元々、物を置かないようにすれば掃除がしやすく、見た目のすっきり感も気持ちがいいです!洗顔料や泡立てネットは、吊るしておくことで清潔感を保っています。
■床を見せる

6畳とは思えないほど広さを感じさせてくれるhuzi1018さんのお部屋。気を付けているポイントは、収納棚が必要にならないように物を少なく保つことと、お部屋が広く見えるように床や壁を多く見せることだそうです。白い壁と木目、そしてモノトーン調にそろえられたお部屋がさわやかで見惚れてしまいます。
■透明な家具を使う

透明な家具を使うというのも、部屋をすっきりと広く見せるテクニックの一つです。Jさんはリビングに透明なテーブルやイスを置いています。透明なので圧迫感を感じさせず、床や壁が透けて見えることで抜け感のあるインテリアが叶います。また、キラキラと光をとおして、とてもさわやかな空間が演出できますよ。
■素材や色味を統一する

木目、白、黒、シルバーのアイテムにこだわって置かれたyuuさんのお部屋の棚周りです。素材感や色味が統一されて置かれているので、すっきり整然として見えます。色味を3~4色以内に抑えるとインテリアがハイセンスに仕上がりますね。
持ち物をシンプルにしてすっきりと配置できれば、掃除のしやすい整ったお部屋になります。お気に入りの物を厳選し、不要なものは手放すことも視野に入れて、ほっと一息安心できるお部屋を作ってみてくださいね。
執筆:tanikawa