異なる3つの配色を意味する「トリコロールカラー」。代表的なものと言えば、フランス国旗などにも使われている青、白、赤の組み合わせではないでしょうか。
部分的にプラスするだけでもアクセントになる
青、白、赤はコントラストの強い組み合わせなので、お部屋のちょっとしたところに取り入れるだけで目を引くアクセントになります。まずは部分的にトリコロールカラーを効かせている、ユーザーさんたちのお部屋をご紹介します。
■カップボードの棚をトリコロールに
shirkさんの真っ白なカップボードは、扉を開くと鮮やかなトリコロールカラーがあらわれます。棚に敷いているのはIKEAのペーパーナプキン。色をチラリとのぞかせるさり気なさが、とってもオシャレです。
■色を随所に散りばめて統一感を出す

キッチンカウンターに並べた小さなバケツ、ふきん、調味料入れに貼られたテープなどに、Hinataさんはトリコロールカラーを取り入れています。ひとつひとつはわずかな範囲でも、随所に散りばめることで統一感を出せるんですね。
■ブラインドの一部に入れて引き締め

白をベースにしたバーチカルブラインドに、赤と青のルーバーをプラスしてトリコロールカラーにされているnc-69さん。木のぬくもり感じる落ち着いたインテリアにビビッドなカラーが入ると、空間が引き締まります。
お部屋別のトリコロールカラーの取り入れ方
続いてご紹介するのは、お部屋別のトリコロールカラーの取り入れ方です。ユーザーさんたちはどんなお部屋をトリコロールカラーにされているのでしょうか?使っているアイテムにも注目です。さっそくご覧ください。
■トイレカバーや小物に使う

エッフェル塔モチーフのカバーで統一されたaia-r.parisさんのトイレは、入った瞬間にフランス気分♪その雰囲気をさらに色濃くしているのが、トリコロールカラーの配色です。暗くなりがちなトイレも、パッと明るく見えます。
■キッチンのゴミ箱でアクセントにする

uzumakiさんはキッチンに設置しているゴミ箱3つを、それぞれ青、白、赤にしてトリコロールカラーにされています。白の食器棚に収納されているので、アクセントとしても効果的ですね。ゴミ箱の生活感も感じさせません。
■仕事部屋のブラインドや小物に使う

白の家具をベースに、赤の小物をふんだんに取り入れているtimtamさんの仕事部屋。青はブラインドで広範囲に取り入れている分、小物を少なめにしてバランスの取れたコーディネートをされています。
■一人暮らしのお部屋のファブリックに使う

白いお部屋に青のカーテンと赤のラグを取り入れているmizinno21さんのお部屋。無地のものだけですとコントラストが強くインパクトも大きくなりますが、そこにチェックのベッドリネンをプラスして、上手に表情を和らげています。
トーンを変えるだけで表情が変わる
トリコロールカラーは使用するトーンによっても印象が左右されます。皆さんが好きなインテリアテイストには、どんなトーンのトリコロールカラーが似合うのでしょうか?ユーザーさんのお部屋を参考にしてみましょう。
■淡いトーンで爽やかマリンテイスト

minanagiさんは繊細な赤のストライプの壁紙に、トリコロールカラーの小物でマリンスタイルのコーディネートをされています。青と赤はどれも淡く優しいトーンを使われているので、爽やかさを感じさせますね。
■彩度の高いカラーでポップ&スタイリッシュ

白と青の壁に、赤い家具を設置してトリコロールカラーにされているharryさんのお部屋。澄んだカラーが、明るくポップな印象を与えます。シンプルにまとめられているので、スタイリッシュさも感じさせるコーディネートです。
■濃いネイビーで西海岸風インテリア

snow-whiteさんも白と青の壁に、赤い家具でトリコロールカラーを再現されていますが、さきほどの実例と異なるのは青のトーンです。濃いネイビーが、西海岸風のカッコイイ雰囲気にピッタリ。落ち着いたトーンは木目との相性も良いですね。
トリコロールカラーの魅力を感じていただけたでしょうか?広範囲はもちろんのこと、部分的に取り入れてもしっかりと存在感を主張してくれるトリコロールカラーを、皆さんもぜひインテリアに取り入れてみてください。
執筆:mutu