皆さんは、食器をどのように収納されていますか?生活感が出るから見えないように収納している、という方も多いかもしれませんね。今回は、あえて食器を見せる収納にして、インテリアの一部として取り入れているユーザーさんたちの実例をご紹介していきます。
インテリア性を高めるテクニック
最初に、食器を見せる収納するときに参考にしたい、インテリア性を高めるテクニックについて見ていきたいと思います。見栄えがいまいちきまらない……というときには、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
■食器に統一感を持たせて美しく
食器棚の中に、まるでディスプレイされているように食器やキッチン雑貨が置かれている実例です。ホワイトの食器を中心にモノトーンのみで統一しているため、見た目の美しさが抜群ですね。このように、食器の色や素材などをそろえるとぐっと洗練されたコーナーになります。
■縦置きと平置きを組み合わせてこなれ感を

メタルラックを使って、食器を見せて収納されているユーザーさん。食器の一部を、縦置きにすることで収納に変化が生まれ、こなれ感のある空間となっています。キッチン家電も含め、メタル調の見た目のものでまとめられた棚は、レストランの厨房のようなインダストリアルなかっこよさがありますね。
■ケースなどを使ってメリハリをつける

見せる収納といっても、すべてを見せる必要はありません。こちらのカフェのような雰囲気の食器棚のように、ケースなどを部分的に組み込み、メリハリのある収納をするというのも一つの手ですよ。棚の上のバスケットやフックの使いこなし術も参考になる実例です。
オープンな棚で見せる収納
次に、オープンな棚を使って、食器の見せる収納をしているユーザーさんたちの実例をピックアップしていきます。食器と棚との相性についても、ぜひ注目してみてください。
■食器を引き立てるシンプルな棚

壁に取り付けられた棚板を使って、食器の収納をされている実例です。ホワイトメインの空間で棚もシンプルだからこそ、置かれている食器が引き立てられていますね。食器を重ねすぎず余白をしっかりと取ることで、すっきりとした印象の食器棚となっています。
■絵になるインディアンキッチンラック

こちらの実例では、壁にかけて使うメタル製のインディアンラックが使われています。ラックそのもののデザイン性が高く、このようにさまざまな食器をおくだけでも絵になるコーナーができあがりますね。食器の無造作感のある並べ方が、よりおしゃれな雰囲気を演出してくれています。
■ショップのようにキレイに並べて

オーダーメイドだという棚を使って、食器の見せる収納をされているユーザーさん。ぱっと見たときにどこに何があるかすぐにわかる、余裕を持たせた並べ方はまるでショップのようですね。食器の色柄がアクセントとして効いているのが素敵です。
■カラフルポップにまとめる

こちらのユーザーさんは、レトロポップな食器やグラスを雑貨と一緒に見せて収納されています。水色の棚や、横にかけられたエプロンなどのカラフルさとの相性もよく、見ていてわくわくするようなコーナーとなっていますね。ディスプレイするように食器を収納することもぜひチャレンジしてみましょう。
ガラス扉の中で見せる収納
食器棚の中でも、ガラス扉であれば見せる収納をすることが可能です。ここでは、さまざまなタイプのガラス扉の棚を使っている実例をご紹介していきたいと思います。
■吊り戸棚の中で見せる

こちらの実例では、吊り戸棚の扉がガラスになっています。キッチンの中でも一番目立つ場所にある棚なので、その中の食器にも注目が集まりやすいですね。食器の色味をおさえ、かつ置きすぎないことによって、軽やかさが感じられる食器棚となっています。
■ガラスのショーケースに整然と

ガラスのショーケースを使って、食器の見せる収納をされている実例です。整然と並んだ食器たちはどれも魅力的で、一つ一つじっくりと見たくなってしまいますね。どこかノスタルジックで味のある佇まいは、インテリアのメインともなってくれそうです。
■ワードローブを食器棚として使う

こちらのユーザーさんはIKEAのワードローブを食器棚としてキッチンに取り入れられました。引き出しなので、食器の出し入れがしやすいのはもちろんのこと、前面をガラスにすることで、中に入っている食器を見せることもできるのがいいですね。ユーザーさんの発想力に脱帽です。
見せる収納をすると、食器の柄などを常に楽しむことができるのと同時に、手持ちの食器が把握しやすくなるという利点もあります。ぜひお気に入りの食器を中心に、見せる収納を楽しんでみてくださいね。
執筆:yellowtoys