たくさんの物に囲まれていると、家にいても落ち着かず、片付けのことばかり考えてしまうということはありませんか。今回は、物を少なく保ちながらスッキリとシンプルに暮らしているユーザーさん達から、そのメリットやスッキリさせるポイントを学んでみましょう。
少ないもので暮らすメリット
お部屋に物が少ないだけでたくさんのメリットを感じられます。新しく物を買う必要はなく、物を少なくする作業だけでお部屋のイメージを変えることができてしまうので、取り組みやすいですね。スッキリと気持ちの良いお部屋なら、お客さんをいつでも呼ぶことができますよ!
■掃除が楽になる
callacafeさんは物を置かないことで掃除がしやすいというメリットを感じられているそうです。ローテーブルの上にも床にも物が置かれておらず、飾り棚に見せたいアイテムが厳選して置かれています。ソファの上は、テイストに合うファブリックが掛けられているのみでさっぱりときれいな状態です。
■お部屋が広く感じられる

リビングから、もともとあったソファをなくしたponpomさん。リビングが広くなったのはもちろん、目線がベランダに置かれたソファに集まることで、リビングの奥行きがグッと広がるという効果があったそうです。空が見えるベランダが主役になることで、お部屋の開放感や明るさがアップしましたね!
■地震などの災害対策として

見せる収納も魅力的ですが、sumikoさんが選んだのは隠す収納。それには理由があります。掃除が楽になることと、万が一の地震の被害を最小限に抑えるためです。安全を考えて物を少なくしたお部屋のレイアウトはとても参考になります。白を基調にした家電やアイテムも、スッキリ感を際立たせています。
物を置かないコツ
次は、お部屋に物を置かないための工夫をしているユーザーさん達をご紹介します。自然と物を置かなくなるコツや心構えなど参考になりますよ。
■テーブルを小さくする

3人暮らしのyuusさん。ダイニングセットを新調するときにあえて小さ目のテーブルを選んだそうです。小さ目にしたおかげで、余計なものを置いてテーブルの上が散らかることがなくなったそうですよ。また、家具を小さくすることで、床の面積も広くなり、お部屋が広く感じられる良さもありますね。
■「今」必要なものだけ

niko3さんが断捨離をするときに、物を捨てる判断基準を教えてくださいました。それは、「今、必要な物」のみを残すという方法と「迷ったら捨てない。」という方法です。自分の中で基準を決めてしまえばスムーズに物を整理できます。オープンにした押入れの棚に、整然と物が片付けられているお部屋が気持ちいいですね。
■用途を兼ねるアイテムを取り入れる

さわやかな大人っぽさが印象的なtuuliさんのお部屋。一つ一つのものが洗練されています。そこに置かれたプフはデザインが美しく、スツールとしての用途、ミニテーブルとしての用途で使える優れもの。用途を兼ねる、出しっぱなしでも美しいアイテムを取り入れると、物が少なくなり、お部屋がよりハイセンスになります!
■物の避難場所を決める

chir00mさんは、DMやスーパーの袋など今すぐに片づけられない物の一時避難場所として紙袋を用意しています。このおかげでカウンターキッチンはいつもきれいな状態を保てます。休日に一気に紙袋の中を整理するそうですよ。紙袋もインテリアに馴染むシンプルなデザインのものを選んでいるのがポイントですね。
スッキリ見えるこだわりポイント
最後は、スッキリとお部屋が広く見えるためのこだわりポイントをユーザーさん達から教えてもらいましょう。気持ちが晴々するようなスッキリとしたお部屋で過ごせば、自然と心も穏やかに落ち着いて過ごせること間違いありません♪
■テーマカラーを決める

グレーとホワイト、観葉植物のグリーンを基調にテーマカラーを統一しているchomoさん。グレーを使うことで、柔らかさとクールさがプラスされて、お部屋の雰囲気が良くなりますね。床に物を置かないようにしてキレイを保ち、色の効果も利用してスッキリと広々としたお部屋を作り出している実例です。
■隠す収納を心がける

knkさんは、大容量のキッチン収納を利用して隠す収納を心がけているそうです。お部屋の機能的な部分をうまく活かしてスッキリとしたお部屋を作っていますね。床やキッチンカウンターの面が広く見えることで、物の少なさが際立ちます。置いている物も素材のテイストをそろえることで、ごちゃつかずにまとまって見えます。
■部屋の形を活かして

広く見せるために、勾配天井、ダウンフロア、ホワイトフローリングという家の特徴を活かしてしているhinataさん。物を増やさないことを心がけ、お子さんのおもちゃや絵本などにぎやかな見た目のものは一ヶ所にまとめて片付けることで、シンプルなスッキリ空間を作り上げることができるそうですよ!
少ない物で暮らすメリットはたくさんありますが、そこに暮らす自分や家族が心穏やかに落ち着けることが特にうれしいメリットですね。ぜひお家の中を見直して、少ないものでシンプルでスッキリと暮らせる工夫を取り入れてみてください。
執筆:tanikawa