RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、ニュートラルカラーをベースにしたゆるやかなシンプルモダンインテリアを楽しまれているkoroさんと、そのお宅をご紹介していきます。
今回ご紹介するのはこの方です!
koroさん夫婦と娘の3人家族です。2020年の4月に新築マンションに入居しました。約1年が経ちますが、まだやりたいことがたくさんあるので、引き続きマイペースに家づくりを進めていきたいです。
ときめきを集めた空間
■品よく甘いシンプル

koroさんご家族が暮らす新築マンションは、3LDKの間取りです。まず迎えてくれるのは、スッキリとモダンに洗練された玄関。生活感のない玄関からは、その先に海外スタイルやホテルライクなインテリアが待っていそうな予感がします。
LDKへと進むと、期待の上を行くシンプルで美しい空間が広がっていました。全体の色味をニュートラル系でまとめる穏やかな落ち着き、アートや家具でさりげなく差し込む淡いピンクや赤……とてもエレガントです。ふと思い浮かんだのは、シンプルだけど気品があって、くどくないからペロッと食べられてしまう、こだわりの生クリームに宝石のようなイチゴをひとつ載せたショートケーキでした。

一方、そんなほんのりと甘く凛とした空間を眺めるキッチンは、キリッとスマートです。ニュートラルカラーと木目をベースにするという基本方針は変わりませんが、全体にトーンをダークにすることでグッと落ち着きを増します。背面のサブウェイタイル風の壁紙が、ダークカラーとホワイトを中和する良い仕事をしていますね♪ちなみに、こちらの壁紙はkoroさんがDIYで貼りかえたのだそうです。
■開放感とリラックス感の理由


koroさん宅、とても伸びやかに感じますが、広さや間取りについてお伺いしたところ『よくある広さ、よくある田の字型のマンションです』とのお答えをいただきました。こんなにも贅沢なリラックス感のあるソファが悠々と置ける様子からは、そんな気がしません……。

そして、リビング横のひと部屋を開放して、見通しの良いプレイスペースにされているのも快適なゆったり感を生み出すポイントです。こちらも、ロースタイルと広く床を見せるレイアウトで、すっきりまとめられていました。天井にシーリングファンで動きのあるアクセントをつけることで、縦の空間にある余白に意識を自然と導いてくれるのも巧みです。
■スタイリッシュな生活感

koroさん宅は、海外風のインテリアをイメージしたシンプルモダンな空間です。その特徴に適って、雑多な生活感を漂わせないのもポイント。でも、よくよく振り返ってみると、お子さんのおもちゃ収納はオープン式、キッチンもカップボードには家電が並んでいます。生活感を完全に消し去っているというわけではありませんでした。その全てが洗練されていてスタイリッシュだから、インテリアに溶け込み画になっているんです。

洗面スペースもこの通り、美しく研ぎ澄まされています。お掃除用のスポンジでさえも、インテリアの方向性に従ったカラーとキュートな雲形です。koroさんの暮らしを拝見していると、日用品選びを見直したくなります。
シンプルで美しいインテリアは、憧れを抱いても『維持するのが大変そう、結局不便で散らかってしまいそう』と実現には至らない方もいるかもしれません。でも、koroさんのアイデアや工夫には、見た目にも使い勝手にもときめく空間づくりのヒントがあふれています。ぜひ、今後もチェックしてみてくださいね♪
koroさん邸の間取り図

koroさん宅は3LDKの間取りです。海外スタイルを意識し、全体をグレー・ホワイト・木目で整えることで、すっきりとモダンにインテリアを仕上げています。また、床を広く見せるレイアウトや天井高を強調することで開放的に演出されているのも特徴です。
koroさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部