RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、見た目はスッキリ機能はばっちりな収納でご家族5人の快適な暮らしを支えるEmkさんに、とっておきの工夫やアイデアを教えていただきました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
Emkさん以前はストックの収納に困っていましたが、物の置き方の見直しや断捨離をすることで、スペースを確保することができるようになりました。それと同時に心にも余裕ができてきたように思います。今回の記事が少しでもお役に立てるようなアイデアであれば幸いです。
重視したのは4つの快適
Emkさん宅の収納は、アイテムを気持ちよく組み合わせた機能的なスタイルです。表から中身は見えないけれど、使う時ときほぼワンアクションという仕組みがポイント。収納アイテムの素材や色味、デザインもそろっているので、インテリアの中にもスッキリ溶け込みます。どのようにして合理的かつ美しいこのスタイルにたどりつかれたのでしょう?まずは、重視していることやこだわりからお伺いしていきます。
Emkさん「重視しているのは、見た目がスッキリしていること・使った物の戻しやすさ・ストック管理のしやすさ、そして掃除のしやすさです。見せる収納は得意ではないので、基本的にしまうことにしています。」
この4つ、快適な家・快適な暮らしの極意です。でもだからこそ、『全てをバランスよく満たすのは難しそう……。知りたいのはまさにその方法!』ですよね。そこでここからは、Emkさんが実際に使用しているおすすめアイテムやその使い方、組み合わせ方、そして収納スタイルなどをたっぷりご紹介していきます。よく見かけたり、馴染みがあったりするアイテムも使い方にもうひとつ工夫を加えると勝手がさらに良くなるかもしれません。
悩みどころを解決した3つの収納テクニック
■その1 細々したものは1ヶ所に収納する


「文具や薬のように細々した物は、リビングの棚にまとめて保管しています。扉付きの棚に無印良品の小物用の引き出しを置き、ラベリングしました。この引き出しの良いところは、棚板を外すことができるところです。調節することで、高さのある物の収納が可能になります。余った引き出しも別のところで活用しています。木製の引き出しのラベルは、見えないところに貼っています。」
■その2 書類は、クリアファイルで楽々管理


「取扱説明書や保証書類は、クリアファイルにラベルをつけてしまい、ファイルボックスで立てて管理しています。家電を買い換えたときは、中身を入れ換えるだけでOK。ラベルは縦向き、端に貼り付けるのがおすすめです。」
■その3 食料品ストックも場所を決めて立てて収納する


「キッチンの作り付けの棚に細々としたレトルトなどを保管しています。1段目はお茶類やインスタントスープ類、2段目は『〇〇の素』系を大まかにカゴへ。ラベルはカゴの脇に貼り、分類しています。3段目の大きめのボックスには調味料ストックが入っています。チューブなど倒れる物はダイソーの仕切りで留めています。自由自在に設置できるので便利です。」
オススメの収納アイテム
ITEM無印良品のポリプロピレン小物収納ボックス3段~6段PRICE1,990円~2,490円(税込)
横にも縦にも置くことができ、棚板と引き出しを間引きけば、高さのあるものも簡単に収納できます。状況に応じてカスタマイズできるところがお気に入りです。余った引き出しも別のところでちゃんと入れ物として使うことができます。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
Emkさん「1アイテム1引き出しという、物の場所が決まっている収納方法は実践してみて管理しやすいと思いました。仕組みやルールを作ってしまえば後々楽になります。ストック類のケースは、在庫がひと目で分かるけれど、生活感は程よくぼかしてくれるので『半透明』がおすすめです。」
見た目も使い勝手もスッキリした暮らしは、仕組みづくりから

散らからない家、生活感で雑多にならない家、憧れます。でも理想と現実のギャップはそう簡単には埋められません。多くの方が悩み、妥協し、時に挫折しているのではないでしょうか?Emkさんの収納づくりは『どこに何をどうしまうか』の仕組みがはっきりとしています。そして、しまうためのアイテムの色や素材で見た目もばっちりフォローしているから、理想と現実のギャップを縮めることに成功されていました。
何よりも、丁寧な試行錯誤の末に導き出されたEmkさん流のスタイルは、ご家族の使いやすさや日々の掃除のしやすさにも適っています。最初の計画、段取り……ちょっと苦手だなという方もいるかもしれません。でも、それをした分の成果は確実に返ってくることをEmkさんが実証済みです。ぜひ、素敵なアイデアと工夫たちを収納見直しの参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部