真っ白な紙と木の枠で作られる、シンプルで清々しいイメージのある障子。今回はそんな障子に、さまざまなリメイクを施すことで個性が生まれている実例をご紹介していきたいと思います。
和の印象をアップさせる
最初に、障子の和の印象をアップさせている実例を見ていきましょう。目を引くアクセントにもなってくれるリメイクは、和室の雰囲気もがらりと変えてくれそうです。
■折り紙を使って
こちらのユーザーさんは、プラスチックの障子をカッターで切り抜き、そこに折り紙を貼ってリメイクをされました。折り紙は透け感があるので、それぞれの色がキレイに見えるのがいいですね。自分好みの柄を手軽に取り入れることができるというのも◎です。
■大正ロマンなイメージで

まるで映画の中に出てきそうな、大正ロマンな雰囲気が漂う魅惑的なお部屋。そこで使われている障子は、枠をペイントし、カラフルな和紙を貼ってリメイクされたものなのだそうです。色の合わせ方が粋で、ユーザーさんのセンスが感じられますね。
■扇子も取り入れる

こちらの実例では、ユーザーさんの好きな柄を取り入れ、さらに扇子を一部に飾ることで個性的な障子となっています。周囲の趣のある和のインテリア雑貨との相性も抜群で、とても印象的ですね。柄の障子紙の配置をランダムにすることでこなれ感も出ています。
■着物の柄を楽しんで

1枚1枚の柄の美しさに思わず見とれてしまう、こちらの障子。ユーザーさんがお持ちのアンティーク着物をカラーコピーしたものが使われているとのことで、そのアイディアに感心させられますね。和柄を存分に楽しみたい方におすすめのアイディアです。
さまざまな柄を自由に取り入れて
次に、障子に和柄以外のさまざまな柄を取り入れている実例をご紹介します。障子をこんなふうにアレンジできるんだ、という驚きを感じること間違いなしですよ。
■モダンなアクセント

こちらの障子は、モダンな柄に目が引かれますね。実はIKEAのランチョンマットを画鋲で留めてリメイクされているとのことで、そのユニークなアイディアは目からウロコ。このように線の美しいランチョンマットなどをアクセントとして取り入れる方法は、ぜひ真似してみたい工夫です。
■ステンドグラス風

障子にステンドグラス風のシールが使われている実例です。どこかレトロ感のある柄は、愛らしいワンポイントとなってくれていますね。窓辺に設置する障子にはこのように光を楽しめるリメイクを施すと、よりお気に入りの眺めを作ることができそうです。
■アートなコーナーに

こちらのユーザーさんは、障子の上を魚が泳いでいるかのようなリメイクを施されました。貼られている魚たちは自作とのことで、カーテンとセットになっているというのがとても素敵。物語の中に入り込んだかのようなロマンチックな光景は、憧れてしまいますね。
■ファブリックを使う

こちらのユーザーさんの実例では、障子紙の代わりにIKEAの華やかなファブリックがタッカーで取り付けられています。紙よりも丈夫で、かつ透過性もあるファブリックは、デザインが豊富であるというのも魅力の一つ。ぜひお気に入りのファブリックを障子に貼ってみてはいかがでしょうか。
洋風のインテリアに合わせる
最後に、障子全体をリメイクし、洋風のインテリアに合うように仕上げられた実例をピックアップしてみました。もとが障子だとは信じられないようなリメイク実例もありますよ。
■ガラスシートを貼って

障子枠をブラウンに塗り、窓飾り用のガラスシートを貼られているユーザーさんの実例です。キラキラとしたシートが、お部屋をぱっと明るくしてくれそうなのがいいですね。シャビーシックやフレンチシックといったインテリアに似合いそうな障子となっています。
■アイアンフェンスをプラス

ユーザーさんが障子をホワイトにペイントしてリメイクされたという間仕切りは、カフェコーナーにベストマッチ。さらにアイアンフェンスをプラスしたことで、海外風の佇まいとなっているのがポイントです。ホワイトメインのナチュラルインテリアはとても居心地が良さそうですね。
■趣のある扉に

こちらのユーザーさんは、もとが障子だとは思えないほどの大胆なリメイクを施されました。上半分にはガラス用の目隠しシートを貼り、下半分はベニヤ板を貼ってモールディングで装飾した上に、ペイントされているそうですよ。趣のある扉は、アンティーク感があって絵になります。
障子は、さまざまなシートやファブリックを使うことで大きく雰囲気を変えることができます。
執筆:yellowtoys