本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、フルリノベーションした都内のワンルームにご夫婦で暮らしているYANNAさんに、住まいづくりやお部屋づくりのこだわりをたっぷりお伺いしました。洗練されたモダンナチュラルなインテリアにも注目しながら、拝見していきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
YANNAさんワンルームの間取りにフルリノベーションして3年。石の魅力にハマり、石や大理石のインテリア好きになりました!!大きなドライや葉っぱ、お花たちに囲まれて暮らしています!うちで過ごす時間が大好きです。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「リノベーション可能で窓が多い物件だったことです。2DKからワンルームに変更しました。空間に余裕ができたので、長ーくて大きなドライや植物を飾って楽しんでます!好きなものたちに囲まれて毎日快適です。仕事から帰ると、疲れが吹き飛びます!」
お部屋のこだわりを教えてください

「ワンルームでも、いる場所によって異なる雰囲気やテーマを楽しめるようにしました。床のデザインでゾーニングをしていて、玄関に入ったところは石目調メインの洋のイメージ、奥のリビングはフローリングに切り替え、和のイメージになっています。同じく壁の模様にもこだわりました。ブラックやグレーは洋、和のスペースにはシルバーや木目調、ゼブラや格子柄を取り入れています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「ソファーです。部屋をひと通り片付けてから、ソファーでぼ~~~っとしてます。
空間に余裕をもって、すっきり暮らす工夫【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①壁面収納と洗面ボウルのある玄関土間

「帰宅後は、ここで上着を脱ぎ、カバンや帽子と合わせて壁面収納にすぐ片づけることができます。土間に洗面ボウルも設置したので、手洗うがいもここで完了。ウィルスや花粉症対策としても効果的だと思っています。」
■②ゴミ箱は造作でキッチンと一体化

「キッチンの横にゴミ箱を造作してもらいました。2つあって、分別にも便利です。キッチンと一体化させ生活感を希薄にすることで、部屋全体のすっきり感を大切にしています。ワンルームですから、ゴミ箱はここだけで十分です。」
■③あちこちにある、臨機応変な壁面収納

「飾るもの、片付けるものの大きさに合わせて、高さを変えられる便利な棚収納です。こぼれ止めがあり、棚からものが落ちる心配もありません。家具がなくても、ここの収納力が抜群なので不便はありません。」
■④洗面浴室も壁面収納を採用

「洗面浴室では、部屋着、寝巻き、洗濯物入れとカゴを使って分けています。壁面収納だと手に取りやすいし、動線も邪魔しないので快適です。レイアウトも自由に変えられます!」
■⑤存在感のない壁のようなドア

「浴室やトイレのドアは壁に溶け込ませました。大きなドライやお花たちを置くスペースも確保しやすいです。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEMBoConcept(ボーコンセプト)のミラーテーブルPRICE39,900円
コーヒーテーブルを探していたところ、これだっ!と直感したアイテムです。映り込みを楽しめるところが気に入っています。ミラーの効果で植物たちが倍になるんです。部屋が広くなったような錯覚も楽しめます。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください


「石のインテリアを増やしたいですね。石の机、石のお風呂、石のキッチンも夢です!」
お話をお伺いして

YANNAさん宅は、広々とした玄関土間から扉を抜けると、スーッと横に長くキッチンからリビングが伸びる間取りです。そこには、ドアを壁に溶け込ませるノイズレスな工夫や、キッチンと一体化させたゴミ箱、ディスプレイを兼ねる収納スペースなど、生活感を希薄にするたくさんの仕掛けがあり、暮らしやすさと洗練された芸術作品のような空間を見事に両立させていました。
また、リノベーションならではのそこに暮らす人のスタイルにあった設計や配置も魅力的です。壁や床の切り替えもそのひとつ。なによりYANNAさんの住まいづくりは、ワンルームの在り方をぐんと広げてくれます。ぜひ、参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部