良品質のユーズド家具を指す「ヴィンテージ家具」。家具やアイテムが過ごした時間が深い味わいとなり、さらなる魅力となります。

RoomClipにもヴィンテージ品を楽しんでいるユーザーさんがいらっしゃいますよ。ユーザーさんが心惹かれたヴィンテージ、その魅力を見ていきませんか?



雑貨で楽しむヴィンテージ

はじめにご紹介するのは、ヴィンテージの雑貨や食器です。ヴィンテージインテリアを作る第一歩としても、取り入れやすいアイテムですね。ユーザーさんがどのように生活に取り入れているのか、見ていきましょう。


■手放せない目覚まし時計

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20年以上前に古雑貨屋で出会った目覚まし時計は、ぜんまい式で「ジリジリ」という昔ながらの目覚まし音。丸っとしたデザインにはかわいらしさも感じます。普段使いしておらず、何度か断捨離候補にも挙がったそうです。それでも持ち続けているということは、それだけ魅力あるアイテムということですね。


■温かみを感じるフラワーベース

味わい深いヴィンテージを楽しむインテリア♪アイテム&家具
撮影:pikaさん


こちらのユーザーさんが持つヴィンテージアイテムは、ベルギーの花瓶。ドライフラワーを挿して玄関に飾っています。日本の焼き物のようなたたずまいのフォルムは、和のお花を挿しても違和感なく飾れそうです。飾っているアイテムと棚や壁紙の色味を合わせて、すっきりとしたディスプレイですね。


■古き良き日を感じるカメラとラジオ

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撮影:amu55さん


ユーザーさんが並べて置いているのは、二眼レフカメラと、昭和レトロなラジオ。カメラもラジオも日本の製品ですが、インダストリアルな雰囲気が20世紀初頭を思わせます。年代を感じさせるコーヒーミルや工具などもヴィンテージ感をあふれさせています。


■集める楽しみ

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撮影:eriさん


ファイヤーキングのカップが棚いっぱいに並べられています。このコレクションのためだけに作られたかのような棚ですが、たまたま奥行きがちょうど良いものだったのだとか。お気に入りを見つけた、自分の誕生日に、うれしいことがあったら……など、何かの折に購入していくのもヴィンテージの楽しみ方の一つですね。



ヴィンテージの中に感じる家族団らん

次にご紹介するのは、家族が集まるリビングやダイニングなどで活躍するテーブルセットや椅子、ソファなどです。ヴィンテージ家具を囲みながらの家族団らんは、より一層の味わいを出してくれそうですよ。


■家族が集まる読書スペース

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撮影:ayaさん


オランダのヴィンテージソファが読書スペースのユーザーさん。このソファを中心にしたお子さんとの読書タイムは、言葉は交わさずともリラックスした家族団らんを過ごせそうです。白い壁と木目の床や家具の中でソファのブルーグリーンが差し色になっていて、お部屋のアクセントにもなっています。


■共通点はデザイナー

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撮影:mashleyさん


お気に入りのテーブルや椅子を少しずつ買い集めたというユーザーさん。購入はバラバラのタイミングですが、イームズチェアで共通させています。テーブルの手前にある像の椅子も、イームズチェアです。デザイナーや年代、椅子を意識するとまとまって見えるというのは、ヴィンテージに限らずインテリアの学びになりますね。


■会話が広がる円卓

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撮影:haricoさん


こちらのユーザーさんが使っているのは、1916年にイギリスで創業されたネイサン社のラウンドテーブル。伸縮式で人数が増えても対応できる優れものです。ラウンドテーブルには相手の顔を見ながら会話がしやすいことや、360度どこでも座れるなどメリットが多いです。その日にあった話も、より楽しく伝えられそうです。



お部屋に溶け込むヴィンテージ家具

最後にご紹介するのは、ヴィンテージ品の収納家具や机です。お部屋の印象を大きく左右させる収納家具や机などの大き目な家具は、お部屋に合うかなぁ……と購入時の迷いになることもありますよね。そこで、ユーザーさんがどんなコーディネートをして楽しんでいるのかご紹介します。


■意外なテイストにも合う

味わい深いヴィンテージを楽しむインテリア♪アイテム&家具
撮影:mashleyさん


寝室にヴィンテージのライティングビューローを置いているユーザーさんです。黒いソファには、お部屋のテイストから浮かないようにと、エスニック調のカバーがかけられています。ヨーロピアンとエスニックとは意外な組み合わせですが、しっくりとまとまっています。これぞインテリア上級者のテクニックですね。


■ロマンあふれるサイドボード

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撮影:freakycatさん


こちらのサイドボードは、クローセン&サン社製で60年代にデンマークで作られたもの。家具が歩んできた歴史を考えたときに感じるロマンもまた、ヴィンテージ家具の魅力です。上部のオブジェは好きなものを飾ったとのこと。お気に入りのサイドボードとオブジェで、幸せいっぱいのリビングですね。


■日本のヴィンテージ

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撮影:mikonさん


運命を感じて1年もの間取り置きしてもらったという水屋たんす。日本のヴィンテージ家具の一つです。家を建てる前に出会ったため、この水屋たんすのためにキッチンを作ったんだそうです。

一目ぼれの水屋たんすと過ごすキッチンでの時間は、きっと楽しいものになることでしょう。

ユーザーさんが惹かれたヴィンテージ品をご紹介しました。コレクションを楽しんだり、一目ぼれした家具と過ごす時間を楽しんだり、それぞれの楽しみ方がありました。長い付き合いができるヴィンテージ品を、ご自宅に迎えてみてください。



執筆:あおやまさち
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