家具でありながら、デザインを追求したくなる芸術品でもあるチェア。素材やフォルム、ディテールにこだわり、お部屋のアクセントとなるチェアを取り入れてみませんか。

置き場所や用途などに工夫をこらすことで、インテリアの幅も広がります。絵になるチェアがあるユーザーさんのお部屋作りをぜひチェックしてみてください。



ナチュラルデザインをスタイリッシュに

木材や布などのナチュラルな素材を使ったチェアは、凛とした佇まいでお部屋にも馴染みよく映ります。素材のよさを活かし、座り心地なども追及されているので、実際に座っても抜群の居心地のよさを感じられます。チェア自体が持つパワーをお部屋作りに活かしたいですね。


■パッチワークのイームズチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵にな...の画像はこちら >>


ミッドセンチュリーの代表ともいえる、イームズチェア。丸みのあるフォルムと、特徴的な脚のデザインが美しい大人気のチェアです。お部屋を彩る豊富なカラー展開の中から、Mayu..さんはモノトーンのパッチワークをチョイスされていました。シックな大人っぽさが加わり、お部屋の雰囲気を引き締めます。


■微妙に違う形を色味で統一

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:hiraya2015さん


hiraya2015さんのお部屋は、まさにチェアがメインのくつろぎ空間です。それぞれ少しずつ形が違うチェアを使っていますが、木材と黒の座面という統一感を持たせることで、全体がしっくりとまとまっています。木がたくさん使われたお部屋との愛用も抜群で、家族1人1人がリラックスできる空間です。


■リゾート感のあるアカプルコチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:sakihayaさん


チェアやラグなどをたくみに使って、居心地のいいワンルームコーディネートを実践されているsakihayaさん。明るいミックスインテリアの中でも、ひと際目を引くのがアカプルコチェアです。リゾート風のゆったりとした優雅さが感じられて、余裕のある空間が演出されています。


■快適な座り心地のニーチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:704さん


704さんのお部屋のチェアは、大人なカジュアルテイストのニーチェアです。ハリ感のある帆布座面に包まれる、座り心地の良さも魅力のチェアです。皮や木材を使ったナチュラルなお部屋に溶け込む、キャメルの色味も上品ですよね。軽量で折り畳めるので、移動させやすいのもポイントなんだそうです。



優美なチェアで気品漂う空間を

置いてあるだけで優雅さを放つ、エレガントなチェア。アンティークの深みや上品さ、輝かしいデザインの優美さなど、チェア自体の存在感は格別です。実際に座るだけでなく、お部屋のアクセントとなるオブジェとしても活躍するので、さりげなくお部屋に添えたいチェアです。


■真鍮のナポレオンチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:maoさん


シャビーシックなインテリアをコーディネートされているmaoさん。アンティーク家具が醸し出す深みと高貴さを感じるお部屋ですね。窓際に置かれた真鍮のナポレオンチェアはエレガントで、華やかさを与えるアクセントに。フレームや脚の繊細なデザインも、芸術品を見ているようで目を奪われます。


■カルテルのクリアなスツール

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:Ryo2626さん


カルテルのスツール「ストーン」があるRyo2626さんの洗面所です。砂時計のような特徴的な形と、カットが美しく輝くデザインに見惚れてしまいます。宝石のような煌めきにキュンとするスツールです。クリア素材なので、主張が強すぎず、ほどよくインテリアに溶け込むのもいいですね。


■アンティークのロッキングチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:usamaruさん


usamaruさんの愛用チェアは、アンティークのロッキングチェアです。重厚感のあるフレームと、ベルベットの座面がゴージャスで、見惚れてしまうような存在感がありますね。

空間に余裕を持たせたお部屋作りをされているので、チェアの悠々とした印象が活きています。



フォルムやカラーで魅せるチェアで、アートなお部屋作り

座り心地だけでなく、目でも楽しめるアートなチェアも。フォルムやカラーが特徴的なので、お部屋のメインアイテムという立ち位置でスタイルを作ることができます。一味違うお部屋作りにこそ、個性的なチェアが役立ちます。


■渋みのあるカラフルチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:yuuu9さん


落ち着いたアメリカンレトロスタイルのyuuu9さんのリビングです。レンガのクロスなど、渋い色味のベースの中に、チェアのカラフルさがいいアクセントになっていますね。鮮やかすぎないレトロなカラーリングで、大人なポップさを感じさせます。チェアで色味を加えるというセンスのよさが光ります。


■癒しのハンギングチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:kentarowさん


木の温もりと外から入る光に満ちた、kentarowさんの広々としたリビング。お部屋の真ん中には、天井から吊るされたハンギングチェアが設置されていました。籐で編まれたチェアに座れば、すっぽりと包まれて癒しの時間を過ごせそうです。個性的なチェアですが、ナチュラルな素材感がインテリアに溶け込みます。


■レトロ未来感漂うデザイナーズチェア

家具という名の芸術品。お部屋のメインアイテムとして佇む絵になるチェア
撮影:KIWIさん


エーロアールニオのデザインチェアを、スタイリッシュに取り入れているKIWIさん。スペースエイジ感漂うオブジェのようなチェアを、まとまりよく配置しているのが見事です。ショールームや美術館を思わせるような、自然な見せ方に釘付けになります。

非日常を体感できるようなお部屋ですね。

座っているときもそうでないときも、特別な気分になれるお気に入りのチェア。お部屋に1脚あるだけで、余裕のあるインテリアを作ることができます。イメージチェンジのアクセントとして取り入れてみるのもおすすめです。



執筆:Hirari
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