室内を快適で過ごしやすくしてくれる、私たちの生活に欠かせないエアコン。しかし、つけているのになんだか効きが悪い…… そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

省エネにもつながるアイデアを取り入れることで、エアコンの効きをグッとアップさせることができますよ。



日差しを遮る

明るい日差しをたっぷりと取り入れてくれる窓ですが、暑い季節は熱が入り込んでしまうのが悩みの種ではないでしょうか。冷房をつけているのに温度がなかなか下がらないときは、窓まわりに日除けを取り入れるのがおすすめです。窓のサイズやお部屋の用途に合わせて、ぴったりのアイテムを取り入れましょう。


■裏地ライナー

少しの工夫で快適に☆エアコンの効きを上げるためのアイテムをプ...の画像はこちら >>


カーテンをつけていても日差しの熱や光を十分に遮れない場合は、裏地を取り付けるのが◎。makochi.mさんは、写真の右側の寝室のカーテンに、遮光断熱の裏地ライナーが取り付けられています。冷房の効きがよくなるのはもちろん、カーテンが透けるのを防いでくれる点もうれしいポイントです。


■日除けシェード

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撮影:yurari.bonnさん


目隠しとしても役立つ便利な日除けシェードは、取り入れることで室内の温度を下げることができます。UV加工されているものや、雨の日も安心の撥水加工が施されたものなど、種類が豊富な点も魅力です。yurari.bonnさんのようにおしゃれな柄のものを取り入れると、見た目の雰囲気もグッとアップしますね。


■オーニング

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撮影:seana3761さん


窓辺にカフェのような、洗練された雰囲気をプラスできるオーニング。seana3761さんは、タカショーホームユースのシンプルなオーニングを取り付けられています。角度が変えられるタイプなので、時間帯に合わせて簡単に調整できるのがうれしいですね。窓からの視界を完全に塞ぎたくない方におすすめです。



室外機にカバーをつける

設置したあとに置き場所を変更することが難しい、エアコンの室外機。エアコンの効きが悪いと感じたら、カバーを取り付けて直射日光を遮ってみましょう。

カバーは、省エネ効果の他にも傷や汚れの防止としても役立ちます。取り付けする際は、本体のサイズやホースの位置を確認してください。


■遮熱フィルム

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撮影:Yukicotoさん


Yukicotoさんが使用されているアーネストの室外機用遮熱フィルムは、取り入れることで室外機の表面温度を下げることができます。直接貼れるシールタイプで不要な部分はハサミでカットできるため、簡単に取り付けできます。室外機のサイズに関わらず、使用できる点も魅力です。


■アルミカバー

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撮影:akezouさん


ナチュラルカラーのアルマックスの、アルミ室外機カバーを使用されているakezouさん。サビにくい素材で作られているため、屋外でも安心して使用できますね。また、軽量なので女性でも手軽に扱える点も◎。見た目の良さ、節電の効果の両方に満足されているそうです。


■シェード付きカバー

少しの工夫で快適に☆エアコンの効きを上げるためのアイテムをプラス
撮影:carbonaraさん


通常のカバーが取り付けられない大型のエアコンを使用されている方は、carbonaraさんのようにカバーをDIYするのがおすすめです。排熱の問題を考慮し、イレクターパイプを使ってすっきりとしたデザインで作られていました。天面のシェードは、天候に合わせて取り外しできるように工夫されています。



ファンを活用する

サーキュレーターや扇風機などをエアコンと一緒に使用することで、お部屋内の空気をうまく循環させることができます。冷房時はもちろん、暖房時にも活躍してくれるため、ぜひ活用したいアイテムです。エアコンで作り出した冷たい空気・暖かい空気を効率よくまわし、空調の行き届いたお部屋を叶えましょう。


■サーキュレーター

少しの工夫で快適に☆エアコンの効きを上げるためのアイテムをプラス
撮影:tokonekoさん


コンパクトで持ち運びしやすいサイズのものが多いサーキュレーターは、棚の上や広さのないスペースにも置ける点が魅力です。tokonekoさんは、首を360°回転させることができる、モダンデコのサーキュレーターを愛用されています。ナチュラルインテリアの優しい雰囲気に似合う、シンプルな見た目も魅力的ですね。


■扇風機

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撮影:kiyoさん


無駄のないシンプルなデザインで使いやすい、山善のDCモーター扇風機。kiyoさんは、静音で省エネ運転できる点がお気に入りのポイントだそうです。背が高く360°首振りできるため、効率よく空気の循環ができますね。冷房時は下に冷気がたまるため、扇風機を上か下にむけて風の流れを作るのが◎。


■サーキュライト

少しの工夫で快適に☆エアコンの効きを上げるためのアイテムをプラス
撮影:mhomemさん


mhomemさんは、照明とファンが一体になったドウシシャのサーキュライトを取り付けされています。扇風機やサーキュレーターを置く場所がないお部屋でも、風の流れを作ることができますね。ファンの回転の向きを変えることができるため、冷房でも暖房でも快適に空気を循環させることができます。


■シーリングファン

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撮影:kazcoffさん


シーリングファンは、大きな羽で天井からしっかりと空気を循環させてくれます。また、ファンで風を作ることで、冷房の温度を高めに設定しても涼しく感じられるといった利点もあります。kazcoffさんは、シックな色合いがおしゃれなジャヴァロエルフ HAN-LIT-0033を取り付けられています。

エアコンの稼働効率を上げることは、省エネになるため節約にもつながります。普段の生活に無理なく取り入れられるアイテムと工夫を実践し、快適な毎日を過ごしたいですね。

お部屋の広さや向きに合わせ、効果的なアイデアをぜひ試してみてください。



執筆:keiko
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