コーヒーをいれたあとに出るコーヒーかす。ゴミとして捨てる前に、有効活用できることをご存じですか?消臭剤として臭いを軽減させたり、お庭のお手入れやハンドメイドの材料になったりと、いろいろなシーンで活躍するんです。
消臭剤としてお部屋の臭い対策に
コーヒーかすは臭いを吸収するので、消臭剤として活用することができます。ゴミ箱に入れたり、インテリアに合う消臭アイテムにリメイクしたりすれば、家中いたる所で使うことができます。使い方のコツや工夫などをぜひチェックしてみてくださいね。
■臭いが気になるゴミ箱に入れて消臭
Sayakaさんは、オムツ用のゴミ箱の臭い対策にコーヒーかすを利用していました。ゴミ箱の底にそのまま入れておくだけで、フタを開けたときの気になる臭いが軽減されるんだとか。手間がかからないので、赤ちゃんがいて目も手も離せないという方でもマネしやすいですね。生ごみ対策などにもおすすめです。
■見た目もおしゃれな消臭アイテムに

オリジナルのパッケージにコーヒーかすを入れて、家中で使える消臭材を作っているokayanさん。ラベルを貼っておしゃれに仕上げているので、インテリアにも溶け込みます。冷蔵庫や下駄箱など、いろいろな場所に置いて活用しているんだとか。コーヒーの香りが漂い、作る作業も楽しめるんだそうです。
■フェイクグリーンを飾りながら臭いも消す

maronさんは、テラリウム風の消臭剤にアレンジしていました。瓶の中にコーヒーかすを入れて、フェイクグリーンを合わせて、魅せる消臭剤に大変身させていました。コーヒーかすがちょうど土のように見えるので、まるで本物の植物のように映りますね。爽やかなオブジェとして飾りながら消臭対策もできます。
■専用ポットを活用して

コーヒーかすを入れて使う、専用消臭ポットもあるんだそうです。コーヒーをいれたあと、フィルターのままポットに入れ替えるだけなので、とても簡単に使えると、Yurieさんが教えてくださいました。このように、冷蔵庫のすみに置いておけるくらいの大きさで、扱いやすいのもいいですね。
お庭のお手入れに取り入れる
ガーデニングや家庭菜園などのサポートにも、コーヒーかすが役立ちます。害虫や雑草など、土仕事ならではの悩み対策に効果を発揮してくれます。また、自家製肥料作りの材料としても重宝するんだそうです。安心して取り入れられるコーヒーかすで、ガーデニングや家庭菜園を楽しみませんか。
■お庭の防虫に

天日干ししたコーヒーかすを、消臭と防虫に活用しているmiporinさん。お庭の気になる場所においておけば、害虫の予防にも活躍するんだそうです。植物の根元付近にはまかず、そのまわりに置くのがコツなんだとか。市販の薬品などを使わずに対策できるのも高ポイントです。
■雑草予防にも

コーヒーかすは、雑草予防にも効果があるんだそうです。25Moondropsさんは、草抜きが大変な室外機のまわりに念入りにまいて試したところ、このようにぱっと見ても分かるくらいの効果が出たんだそうです。雑草は抜いてもどんどん生えてくるので、育ちにくい環境作りを手軽にできるのはうれしいですね。
■肥料作りに

ゴミを減らしつつ環境にも優しい自家製肥料の作り方を、kazさんが紹介してくださいました。新聞紙を敷いた段ボールに腐葉土を入れ、そこへ乾燥させたコーヒーかすと米ぬか、そして粉末にした卵の殻を混ぜて作っているんだそうです。
その他のアレンジアイデア
他にも、コーヒーかすを活用するアイデアはたくさんあります。コーヒーかすの特性や特徴を活かして、ハンドメイドアイテムに大変身させてみませんか?作りながら香りにも癒されるので、作業自体も楽しめそうですね。
■手作り蚊取り線香

アンティークなプレートで、kineoさんがお香のように焚いているのは、なんと手作りの蚊取り線香なんだそうです。乾燥させたコーヒーかすに火をつけて虫よけができるとは驚きです。コーヒーかすの蚊取り線香はどんな香りがするのかも気になりますね。完全に乾かしてから使うのがポイントのようです。
■ペンキ代わりにも

木材のエイジング加工に、コーヒーかすやお酢などを活用してチャレンジしたというladybug.さん。お子さんの自由研究として一緒に取り組んだ作品なんだそうです。科学反応などを利用しているので、実際にペイントするより味のある仕上がりになっていますよね。実験感覚で、好みの色を探してみるのも楽しそうです。
■コーヒー粉のアート

T.N.Mさんは、コーヒーかすで飾れるアート作品を作っていました。100均のまな板に木工用ボンドでデザインを描いて、その上からコーヒーかすを振りかけて作っているんだそうです。コーヒーかすのフカフカな立体感が独特の雰囲気を演出します。
いかがでしたでしょうか。コーヒーかすを捨てるのはもったいないと感じるくらい、いろいろな活用方法がありました。天日干しやレンジを使って乾燥させてから使うなど、コツをつかんでぜひ暮らしの中に取り入れてみてください。
執筆:Hirari