靴以外にもスリッパや傘などのお出かけグッズから、鍵や印鑑などの細々としたものまで、たくさんのものに溢れている玄関。限られたスペースの中で、どう収納しようかお困りの方も多いのではないでしょうか?今回は、3つのアイテムを使って、下駄箱の扉裏を収納として活用するアイデアをご紹介します。
フックを使ったアイデア
まずは手軽に取り入れられるフックを使った収納アイデアをご紹介します。貼るタイプやビスなどで留めるタイプ、引っ掛けるタイプなど、取り付け方もさまざまです。
■跡の残らない剥がせる粘着フック
noriさんは扉裏に3Mのコマンドフックを貼って、自転車の鍵や縄跳び、ほうきなどを収納されていました。絡まりやすく意外と収納に困る縄跳びも、この方法なら出し入れしやすそうです。剥がしたときに跡が残らないところも気兼ねなく使えます。
■見た目も可愛いアイアン製の4連フック

こちらはセリアのアイアン製の4連フックを扉裏に設置しています。Rさんは鍵の収納に使っていました。以前は箱に入れていましたが、ここに掛けるようになってからは、目的のものがすぐに見つかってとっても取りやすくなったそうです。見た目も可愛いですね。
■フック同士を組み合わせる

nobiさんはコマンドフックに、別のフックを組み合わせて使っていました。無印良品のステンレス扉につけるフックの幅広のタイプなら、折り畳み傘を横置きに乗せることができ、セリアのステンレスピンチなら、アイテムを掛けたり挟むこともできますよ。
■扉に引っ掛けるタイプのフックを使う

お掃除道具を扉裏に収納されているasuさん。扉上に引っ掛けるタイプのフックを使って、ほうきやベランダ用ブラシを収納していました。穴をあけたり、粘着テープなどで貼る必要がなく、賃貸住宅の下駄箱でも使えそうなアイデアですね。
ケースを使ったアイデア
ケースを使えば、収納できるアイテムがもっと増えますよ。でも、扉裏にケースを取り付けるにはどうすれば良いのでしょうか?ユーザーさんたちのアイデアをご紹介します。
■フック付きのプラカゴを下げる

botanさんは下駄箱の扉裏にコマンドフックを取り付けて、そこに100均で購入したというプラカゴを下げました。このような壁掛け向けのカゴを選べば、開け閉めの際にグラグラせず安定しそうですね。中には日焼け防止グッズなどを入れているそうです。
■マグネット用でも貼る方法を変えれば使える

こちらは山崎実業のtowerマグネットストレージボックスです。本来はマグネットがくっつく場所に使う商品ですが、mkさんはコマンドタブで扉裏にくっつけています。ボックス下にフックも付いていて、玄関で必要な細々したものがスッキリと収まったそうですよ。
■シートケースをフックで引っ掛ける

maruさんは無印良品のシートケースに、靴消臭炭シートを詰め替えて使っていました。ケースの後ろにダイソーの壁に貼れるフックを使って、ケースごと扉裏に引っ掛けています。くっつけた状態でもフタを開けてサッとシートを取り出せるのは便利ですね!
バーを使ったアイデア
最後はタオル掛けなどをはじめとした、バーを使った収納アイデアをご紹介します。バーの間にアイテムを挟んで収納したり、フックを引っ掛けたりなど、収納の方法も参考にしてみてくださいね。
■タオルバーをスリッパラックにする

akkyさんは下駄箱の扉裏に、来客用のスリッパを収納していました。使ってるのはキャンドゥのタオル掛けです。バーと扉の間にスリッパを差し込むだけで、収納もワンアクション。スリッパラックを置かなくなって、玄関がスッキリされたそうですよ。
■バーにマフラーを掛ける

こちらは扉裏のバーに、帽子や手袋などを掛けているmizucchiさんの実例です。玄関ドアを開けたら思いのほか寒かった……なんてときに、この場所に冬の防寒着があれば慌ててお部屋まで取りに戻る必要もありません。スヌードはクリップフックで引っ掛けています。
■フック付きのバーで長傘も折りたたみも収納

bambooさんは扉裏に、セリアのステンレスバーを取り付けて、そこに傘を掛けて収納されていました。こちらはフックが付いているので、紐付きの折り畳み傘も一緒にまとめておけるところも便利ですね。カラフルな傘も扉を閉めればあっという間に目隠しできます。
下駄箱の扉裏活用アイデアをご紹介しました。「フック」「ケース」「バー」の3つのアイテムを使えば、長さのあるものや細々としたものまで扉裏に収納することができます。ぜひ皆さんも、ユーザーさんたちのアイデアを参考に、スッキリとした玄関を目指してみてはいかがでしょうか?
執筆:mutu