扉のないオープンな棚は、ディスプレイや見せる収納に最適なアイテムですが、うまく活用できないとごちゃついて見えてしまうことも。今回は、オープンラックを素敵に使いこなしていらっしゃる、ユーザーさんの実例をご紹介します。
お気に入りを厳選して飾る
オープンラックには、自分のお気に入りのものをたくさん並べたい!と思ってしまいがちですが、センスよく見せるためには、ゆったりと余白をもたせた飾り方が有効なようです。ユーザーのみなさんのディスプレイの実例を、さっそく見ていきましょう。
■飾るモノのトーンを統一して
ジグザグに組み合わせた棚がスタイリッシュな、houenさんのお宅のオープンラック。フラワーベースや笠間焼のお皿など、お気に入りの小物を飾っていらっしゃいます。自然とグリーン系の小物が集まったとのことですが、ダークブラウンの棚との相性がよく、シックで落ち着いた空間となっています。
■本の飾り方にも個性を出して

mucilindaさんは、ナチュラルなナラ材のオープンラックをリビングに置いて、ディスプレイを楽しんでいらっしゃいます。本の置き方もぎっしり並べるのではなく、斜め置きのブックエンドを使ってゆったりと。そんなところにも個性が出ていて、素敵です。
■グリーンやドライフラワーをゆったりと飾る

Tyado2さんのリビングにあるのは、木目調の棚にアイアンのブラックがアクセントになった、NOCEのオープンラック。観葉植物やドライフラワーなどを、ゆったりと飾っていらっしゃいます。ナチュラルな雰囲気のリビングに、ぴったりのディスプレイですね。
気になる部分は隠す
すべてを見せる収納にするとごちゃついて見えてしまう場合は、かごやボックスを活用してみましょう。見せたくない部分には、目隠しカーテンを使う方法もありますね。飾るスペースと隠すスペースのメリハリをつけるとよさそうです。
■かごの色を統一して

Mikaさんは、キッズスペースにオープンラックを活用されていました。たくさんのかごが置かれていますが、色を統一しているのでごちゃついて見えません。お子さんのおもちゃが入っているとは思えないほど、落ち着いた雰囲気になっています。
■飾るスペースと収納スペースを分けて

iro.さんは、オープンラックの下段のほうをかごやボックスを使った収納スペースに、上段をディスプレイスペースにと分けて活用されています。上段に飾ったミニチュアの動物たちは、ハンドメイドとのこと。メリハリのきいたインテリアで、可愛さがさらに引き立っていますね。
■ナチュラルなカーテンで目隠し

スチールと木材を組み合わせたIKEAのシェルフを、リビングに置いているAyaneさん。観葉植物やドライフラワーなどをディスプレイされています。ボードゲーム類を収納しているという下段は、カーテンで目隠しされていました。ナチュラルなカーテンなので、インテリアに自然になじんでいますね。
■かごや小物の色を棚に合わせて

momokumiさんのリビングは、クールなブルックリンスタイル。黒とブラウンを基調としたニトリのNポルダが、お部屋の雰囲気にぴったりです。ディスプレイしている小物は黒がメインで、かごはダークブラウンのものを選んでいるので、シェルフとの相性もばっちりです。
リビング以外でも活用してみよう
ここまでは、主にリビングでオープンラックを活用されているユーザーさんの実例をご紹介してきましたが、リビング以外でも、見せる収納にオープンラックは大活躍します。キッチンや玄関、洗面所で活用されているユーザーさんの実例を見ていきましょう。
■カフェのような見せる収納

cottonさんは、キッチンで壁に取りつけるオープンシェルフを活用されていました。ナチュラルな小物やコーヒーグッズと一緒にマグカップを並べて、まるでカフェのような見せる収納に。毎日のコーヒータイムが楽しくなりそうです。
■実用的な小物類もオシャレに見せる

myuuさんは玄関入ってすぐのところに、シャビーな雰囲気の白いオープンラックを置いています。アルコールやマスクなどの実用的な小物類を収納しても、全体的に色を統一しているので生活感が出ず、センスよくまとめられていますね。
■タオルもディスプレイするように並べて

洗面所にIKEAのオープンラックを置いている、hii--さん。タオル置きとして活用されています。淡いグレーのタオルをディスプレイするように並べて、インテリアの一部のようです。グリーンやナチュラルな小物との相性もいいですね。
オープンラックの実例をご紹介しました。見せる収納は難しい…… と感じている方にも、ユーザーのみなさんの工夫が参考になったのではないでしょうか。
執筆:pimpa