ハンドメイドの材料としてお馴染みの「レジン」。手芸屋さんやホームセンター、100円ショップでも気軽に手に入れることができます。
海をイメージして涼しげに
レジン作品の中で海のモチーフはとくに人気です。レジンの透明感をいかしたり、あえて気泡を残したり、着色したレジンで水面を再現したりと、さまざまなテクニックに注目です。
■木製オブジェが陶器のように
kyooonさんは水面のような模様が作れる海塗りというテクニックを使って、木製のアルファベットオブジェをリメイクしました。SEAの文字にピッタリの涼しげな水面が見事に再現されていまね。陶器のような艶やかでぷっくりとした質感もキレイです。
■水面が美しいティッシュケース

こちらはポケットティッシュケースの蓋に海塗りのテクニックを使われているnaphooさんの作品です。ななめ半分だけに塗ることで、まるで波打ち際のような臨場感がありますね。アクセントの貝殻も、海の雰囲気が出てとっても素敵です。
■アクアテラリウム風になる鉢

sumireさんは鉢の底面にレジンを固めて、中に魚のオブジェや貝殻などを閉じこめています。気泡を残すことで、魚が生きているかのよう。水中の雰囲気が上手く再現されていますね。緑を植えるだけでアクアテラリウム風の世界が広がります。
■割れた板の間に海がのぞくトレイ

割れてしまった板を再利用して、トレイを作ったwaniwaniさん。板と板の間にレジンを流し込んで硬化させたそうです。
草花を閉じこめて瑞々しく
続いては、レジンにお花を閉じこめた作品をご紹介します。フェイクフラワーやフェイクグリーンを使ってもいいですが、本物の草花やドライフラワーを使うともっと瑞々しさを感じられますよ。
■小花が愛らしいアクセサリートレイ

tomotomo325さんは羽の形をした器の底にレジンを流し込み、さまざまな小花を閉じ込めています。そのままでも愛らしい器ですが、リメイク後はパッと明るい表情もプラスされました。こちらはアクセサリートレイに使われているそうですよ。
■綿棒ケースが華やかに

こちらは綿棒ケースをリメイクされたharuna5832さんの作品です。蓋の部分に閉じこめたのはノースポールの花。クリアなレジンなら蓋の透明感はそのまま。花の黄色がワンポイントになって、白い小物が引き締まった印象になりましたね。
■紫陽花を閉じこめた瓶のオブジェ

kazuraさんはドライフラワーの紫陽花をレジンに閉じこめました。使っているのはゼリーの空き瓶なんだそう。金魚鉢の形と紫陽花の涼しげな雰囲気がマッチしていますね。レジンに閉じこめてしまえば、季節を問わず一年中紫陽花の美しさを楽しめます。
レジンの技ありテクニック
レジンを使ったテクニックはまだまだありますよ。知らなかった驚きの使い方、意外なアイテムのリメイク&DIYなど、目からウロコのアイデアをご紹介します。
■フレーム型の一輪挿し

yuyukaさんはフレーム下半分をレジンで覆い、小瓶を付けて一輪挿しにしました。無色透明なので花が浮遊しているかのよう。日差しの差し込む窓際に置いたり、アクセントウォールに掛けて色や柄をいかしたり、設置場所のイメージも膨らみますね。
■存在感大なオリジナルキートップ

こちらはPCキーボードのキートップをレジンで手作りしたDIYagFilmsさんのアイデアです。レジンの中の小さな鯉も、樹脂粘土で手作りされたそう。数個取り付けるだけでも存在感大。世界で1つだけのオリジナルキーボードになりました。
■ブラシ収納付きのメイクパレット

Misuzuさんは無印良品のメイクパレットを使いやすくアレンジしていました。必要なアイテムを並べ、その周りにレジンを流しこんで固定しています。ブラシ収納は「おゆまる」というプラスチック粘土で型を取っているんだとか。
レジンを使ったリメイク&DIY作品をご紹介しました。ユーザーさんたちのセンスがキラリと光る作品ばかりでしたね。レジンにはいくつか種類もありますので、仕上がりや使う素材によって最適なものを見つけてみてください。
執筆:mutu