おうちの物には愛着があるので、いつのまにか思っているよりもためこんでしまいますね。でも使わないまま置いているうちに、だんだんお部屋のスペースを圧迫していたりも……。
処分するか決めるには
物を整理するときには、処分するか残すかが1つ1つ迷ってしまうところですね。あらかじめルールを決めておく工夫で、作業を進めやすくすることができますよ。まずは、処分するかの判断についてのコツを、ユーザーさんの実例からご紹介します。
■セットの数だけにする
お客様用布団の数がバラバラで予備も多すぎたという、kuroさんです。数を把握しながら見直して、2組ずつをセットで残したとのこと。「不要な物に合わせて収納を買うほうがよっぽどもったいない!」と言い聞かせて思い切って処分したそうですよ。
■お気に入りの物を残す

住んでいる人数に対して食器の数が多すぎたという、miruさん。壊れても平気だと思う食器は処分して、特別にお気に入りの物だけ数点残したそうです。今は飾るように置いて、目でも楽しみながら全部ふだん使いしているそうですよ。
■期間を決めて判断する

LACROWAさんは、おうちの不用品を整理して調理器具を処分しています。1ヵ月間1度も使用しなかった物や、ほかの器具で代用できる物は不要と判断したそうですよ。定期的に自身のライフスタイルを見直して、最適化させることを大事にされています。
■代わりがある物は減らす

recolteのカプセルカッター「ボンヌ」を買ったという、kaerunoameriさん。1台7役で使える調理器具なので、フードプロセッサーとミキサー、ぶんぶんチョッパーが不要になったそうです。処分したおかげで、収納の場所も増えましたね。
必要なところに再利用を
思い入れがある物は、どうしても捨てるのに気が引けてしまうものです。買い取ってもらうなど、必要な人に使ってもらうような処分の仕方を検討してみるのもおすすめですよ。続いて、再利用で処分するコツについて、ユーザーさんの実例からご紹介します。
■本を買い取りしてもらう

KEIKOさんは、宅配で不要な本の買い取りをしてくれるサービスを利用しています。送料無料で、箱に詰めて送った本を査定してもらう方式とのこと。手間が少なくて簡単にできるので、忙しくても気軽に利用しやすいのがいいですね。
■メルカリに出品する

断捨離をするのにハマっているという、miyagawa3さん。以前作ったという、br風チェアをメルカリに出すことにしました。「もったいないけど、使わないなら誰かに使っていただければ」と考えて、手放す決心をされたそうですよ。
■オモチャを知り合いに譲る

お子さんのオモチャを断捨離したという、sora1206さんです。だいぶ触っていないオモチャはリサイクルショップへ持ち込んだり、友人のお子さんに譲ったりしたとのこと。成長につれてニーズが変化する子ども用品を、うまく整理できていますね。
やる気をアップさせて
不用品を整理したいと思っていても、なかなか実際には取り掛かれなかったりもしますね。テレビや動画をきっかけにしたりして、モチベーションを作っていく工夫をしてみましょう。最後に、やる気をアップさせるためのコツについての実例をご紹介します。
■テレビで見るたびに実行する

anko44さんは、断捨離のテレビ番組を見るたびに翌日は実行に移すのを習慣にしています。繰り返し続けるようにして、物を減らすことができたそうですよ。おかげで前よりも暮らしが楽しく、家事も楽になる効果もあったとのことです。
■断捨離の動画を見る

waniwaniさんは、断捨離の動画を見ながら整理をしています。断捨離をして、引き出しの中の箸置きの収納場所を12ケースから8ケースにしたとのこと。置くためのスペースが決まっていると、とっておく物と処分する物を決めやすくなりますね。
■ゴミの日に向けて整理する

小屋裏収納にキャンプの道具や家具のパーツなどを置いて収納していたという、nobikoさん。次の粗大ゴミの日に向けて、少し処分をしていこうと考えられています。日にちが決まっていると、作業もはかどって続けていけそうですね。
ユーザーさんたちは、不用品を減らしておうちを整えられるように工夫していましたね。心掛けておいて、まねできるようにがんばりたいと思いました。ぜひみなさんの暮らしにも取り入れてみてくださいね。
執筆:kuroneko