6畳の部屋の使い方で、お困りのことはありませんか?一人暮らしのお部屋や、子ども部屋、リビングなどが6畳の場合は、家具を置いたら狭くて使いにくい、と感じることが多いかもしれません。今回は、家具のレイアウトや色使いなどを工夫して、6畳の部屋を快適に使っている実例をご紹介します。
1人~2人暮らしの寝室
最初にご紹介するのは、1人~2人暮らしの方の6畳の寝室です。2人暮らしさんは、6畳に2人分の寝るスペースを確保する必要がありますよね。また、ひとり暮らしさん用の寝室は、リビングも兼ねたレイアウトが必要な場合も。ユーザーさんは、どのような工夫をしているのでしょうか。
■淡い色でリラックス空間に
元は和室だったというこちらのお部屋。ユーザーさんは、クッションフロアを敷いて、全体をホワイトとベージュの淡い色調でまとめています。色のメリハリをあまり付けない事で、部屋を広く見せるようにしているそうです。優しい色合いの寝室は、とても居心地が良さそうですね。
■白と透明感で広がりを

6畳のお部屋で、ひとり暮らしをしているユーザーさんです。お部屋を白い家具やファブリックで、統一していました。窓際にあるガラストップのデスクも、視線が抜けて、お部屋を広々と感じさせてくれますね。ゆったりとした空間は、とても6畳1Kとは思えません。
■シングルベッド2台をくっ付けて

2人暮らしのユーザーさんは、6畳の寝室にシングルベッド2台をくっ付けて置いていました。余分な家具は置かずに、ベッドの両脇にサイドテーブルとミラーだけを置いています。ベッドカバーの色も家具の色とピッタリ。使われている色味が少なく、落ち着いた空間になっていますね。
子ども部屋
次にご紹介するのは、6畳の子ども部屋です。子ども部屋には、ベッドや机、棚などさまざまな物を置かなくてはなりませんよね。6畳を、お子さん2人で使う場合もあると思います。ユーザーさんは使う家具の種類やレイアウトなどを工夫して、限られた空間を有効に活用していました。
■スリムな家具で

娘さんのお部屋に、奥行きの浅い家具を置いている実例です。ユーザーさんは壁面収納に、ニトリの「ワイヤーシェルフNポルダ」を置き、同じく奥行きのない机を合わせていました。圧迫感がないので、6畳でも広く使えているそうです。ベッドを置いても、余裕がありますね。
■空間を左右に分けて

6畳の子ども部屋を、2人で使っている実例です。ユーザーさんは、部屋の真ん中に2段ベッドを置き、それぞれの空間を左右に作り出していました。この方法なら、自分だけのスペースが確保できて、お子さんもうれしいでしょうね。ナイスアイデアです!
■押入れを活用して

こちらのユーザーさんは、子ども部屋の押入れをDIYして、二人分の勉強スペースを作り出していました。無印の引き出しワゴンや、 サリュのトランク型の棚を使って、オシャレで快適なスペースになっています。この方法なら、机で場所を取られずに済みますね。
■ロフトベッドを使えば6畳なくても大丈夫

娘さんが5畳のお部屋を使っている実例です。こちらのお部屋では、ロフトベッドにして、その下の空間を有効に活用していました。ベッドの下には、ソファにローテーブル、チェストが置かれています。のんびりしたくなる、居心地の良さそうな空間ですね。
リビング
最後にご紹介するのは、6畳のリビングです。リビングで6畳というと、かなりコンパクトなイメージがありますが、ユーザーさん達は、空間を小さく感じさせない工夫をしていました。レイアウトや家具の選び方など、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■リビングにダイニングテーブルも

「100cmのテーブル置いても広く見えるのは ラウンド型だからかな」とおっしゃる、こちらのユーザーさん。なんと6畳のリビングに、2人用ソファと円形ダイニングテーブルを置いていました。テーブルの形の他に、中央にスペースを取っているのも、ゆとりを感じさせる要因かもしれませんね。
■抜け感のある素材で

自然素材がお好きというユーザーさんです。ご家族の要望で、6畳のリビングにソファを置くことになりました。圧迫感が出ないようにラタン製の物を選んでいます。軽やかなソファの足元が視線の抜けを作り、広さを感じさせますね。ナチュラルな雰囲気に癒されます。
■部屋の形を有効活用

こちらのリビングでは、ソファが窓際のスペースにすっぽりと収まっています。
家具を置いたら、いっぱいになってしまいそうな6畳のお部屋。ユーザーさんは、レイアウトや色使いなどを工夫して、居心地の良い空間を確保していました。実例を参考に、ぜひ、6畳のお部屋を快適空間にしてくださいね。
執筆:yuccoM