ぎゅうぎゅう詰めの収納は出し入れもしづらく、また中に入れたものも傷んでしまう可能性があります。そのため、収納スペースには余裕を持たせることがとても大切。
引き出しで実践したいゆとり収納
ついたくさんのものを入れたくなってしまう引き出しですが、あまりにも詰めすぎると奥に物が押し込まれ、使いづらくなってしまうもの。まずはそんな引き出しで、余裕のある収納を実践している実例をお届けします。
■滑り止めシートを使って隙間をキープ
厳選されたキッチンツールだけを、コンパクトに収納しているmiruさんの実例です。滑り止めシートを下に敷くことで、開け閉めしてもツールがずれないようにしているのだそう。ツールとツールの隙間もしっかりキープできるので、出し入れもしやすそうですね。余白の多い収納スペースは、見た目も美しいです。
■ものは重ねずスッキリさせる

suuu1031さんは、後付けの引き出しにて文房具類を収納されています。実例のように物と物を重ねないようゆとりをもって配置していけば、どこに何があるかも一目瞭然ですね。トレーや仕切りを上手に使えば、より整理整頓しやすくなります。
■立てることで空間にゆとりを作る

ゆとりある冷蔵庫内を紹介して下さったのは、tomoさんです。ダイソーのシリコン保存袋は立てる収納ができるのだそう。空間にゆとりができて、見やすくなっていますね。限られた引き出し内を有効活用したいなら、縦のスペースに注目してみるのがおすすめです。
棚もゆとりをもって使いやすく整える
大きな棚は収納力がある反面、物をたくさん並べすぎると、乱雑な印象になってしまいがち。また、物を詰め込みすぎると、出し入れのたびに雪崩が起こってしまうこともあります。そのため、左右や上下に余裕を持たせながら収納することが重要ですよ。続いては、余裕のある棚の実例をご紹介します。
■何も置かないスペースを作る

スッキリとした棚をキープしていらっしゃる、aoipisuke1010さんの実例です。一番下には物を置かないことを、心がけているのだそう。突発的に増えたものもしまえるのが、うれしいですね。掃除がしやすいというメリットもあります。
■ボックスも上手に活用する

syk.aさんのお宅では、コンパクトなボックスを上手に活用しています。こまごましたものもスッキリ収まるので、見映えも良いですね。実例のようにボックスは重ねず、また左右に余裕を持たせておくことで見た目も使い勝手も良くなります。棚ごとにボックスの種類を変えるテクニックにも、注目です。
■上部と左右にゆとりを作る

壁面棚に、おしゃれなマグカップを綺麗に並べているiwacurryさんの実例です。持ち手に手をかけて取り出してもスムーズに出し入れができそうなぐらい、余裕をもって並べていらっしゃいますね。上部にもスペースが十分あるので、出し入れもしやすそうです。
■使う頻度も意識する

こちらは、sora_no_ouchiさん宅のシューズクローゼットです。ゆとりのあるシューズクローゼットは通気性も良いので、大切な靴もしっかり保管しておけそうですね。普段あまり履かない靴は白い箱に入れているとのことで、見た目もスッキリしています。
ケースやボックス内にもゆとりを持たせて
最後にお届けするのは、ケースやボックス内にゆったりと物を収納している実例です。ケース類につい余裕があるとあれこれ入れたくなるものですが、物が混在するとお目当ての物も探しづらくなってしまいます。1つのスペースに1種類のものを入れるよう意識すると、スッキリしますよ。
■ジャンルごとに分けてスッキリ

引き出し内にオーガナイザーを入れ込み、隙間をあけながらカトラリーを整頓していらっしゃるsh.atyouさんの実例です。仕切りごとに入れるカトラリーを変えているので、見た目もスッキリしていますね。実例のようにサイズやジャンル別に並べると、必要なものも探しやすくなります。
■大きめケースで分かりやすく区分け

yu-yuukiさんは、フック類を種類ごとに分けて収納されています。実例のように収納するものより少し大きめかつ浅いケースを使えば、見た目にも分かりやすく、手持ちの数も把握しやすいですね。ちなみにこちらのケースは、お豆腐の容器だったとのことです。
■ゆとり収納で下に埋まったものも探しやすく

色別にブロックを収納されている、setsukoさんの実例です。ケースに対しブロックの量がさほど多くないので、下に埋まった物も探しやすそうなのが良いですね。実例のようにグラデーションになるよう収納すると、見た目も綺麗です。
余白を意識した収納アイデアを、ご紹介しました。
執筆:mochikinako