ベッドは、お部屋のスペースを占める大きな家具。ベッドの置き方によって、睡眠の質やお部屋の居心地も変わってきそうです。
基本のレイアウト
お部屋の間取りや重視したいことによって、ベッドの置き方は変わります。まずは基本のレイアウトをご紹介します。ベッドの置き場所によって、それぞれどんな魅力があるのでしょうか。
■壁に寄せる
ベッドを壁に寄せるレイアウトは、お部屋を広く有効に使えるのがポイント。またお部屋によっては窓からベランダへの動線もスムーズに確保できます。一人暮らしをされているMay.Rさんもベッドを壁に寄せて配置。デスクを置いても中央にスペースができるため、動きやすく快適に過ごせそうです。
■窓際に寄せる

mmさんは、窓際にベッドを寄せて置いています。窓の近くにベッドを置くと太陽の光を取り込みやすく、朝日で気持ちよく目覚められるのが魅力。朝が苦手な方やすっきりと目覚めたい方にもおすすめのレイアウトです。実例のようにベッドまわりに植物を置くと、さらに爽快な気分になれますね。
■中央に置く

お部屋が広い場合は、ベッドの側面を壁から離す中央レイアウトが叶います。中央に置くことで、ホテルのようなラグジュアリー感がでるのがポイント。インテリアとのコーディネートが広がり好みの寝室をつくりやすいですよ。
寝室インテリアのコツ
寝室のコーディネートが決まらず、ベッドのレイアウトに悩むことってありますよね。つづいてはユーザーさんの実例から、ベッドまわりのコーディネートのコツをご紹介します。4つのポイントをしっかり押さえましょう。
■シンメトリーに配置する

ホテルライクな寝室を目指しているというyumiさん。ベッドを中央に置き、両サイドにランプやサイドチェストをシンメトリーに置いています。シンメトリーなレイアウトは高級感をアップさせてくれますね。お部屋の中央にベッドを置く場合、ぜひ参考にしたいコーディネートです。
■ラグで区分けをする

ワンルームや寝室が広い場合は、mamyuさんのようにラグでゆるやかに区分けをすると空間にまとまりが生まれます。ラグは区分け効果のほかにもぬくもりやアクセントをプラスできるため、積極的に寝室で使いたいインテリアですね。ホワイトで統一したシンプルなコーディネートがとてもさわやかです。
■足元にベンチを置く

mameazさんは、ベッドの足元にグレーの素敵なベンチを置いています。フットベンチは布団が落ちるのを防止したり、ちょっとした荷物を置いたりするのに使えて便利。また、空間に奥行きがでてお部屋が広く見えますよ。エレガントなデザインを選べば、寝室が一気にワンランクアップします。
■シェルフで間仕切りをする

一人暮らしのお部屋は、存在感のあるベッドの配置に悩むことも。ayak_028さんは、ベッドの横にシェルフを置いています。収納と間仕切りを兼ねられてとても実用的。オープンシェルフで圧迫感がなく、ディスプレイで雰囲気づくりができるのも便利です。メリハリがでるため、気分の切り替えもしやすそうですね。
家族のベッドレイアウト
最後は、夫婦や家族など寝室にベッドを複数置く場合のレイアウトをご紹介します。ユーザーさんたちはとても居心地のよさそうなベッドレイアウトをされていますよ。家族の寝室づくりにぜひ参考にしてみてください。
■ツインベッドを置く

夫婦の寝室にツインベッドを採用される方は多いですよね。それぞれのベッドでゆっくりと眠れるだけでなく、ホテルのような雰囲気を演出できるのもポイント。boiboiさん宅のツインベッドはかわいらしいクッションがアクセントになっています。シンプルなウォールインテリアもとても素敵ですね。
■ベッドを横一列に並べる

こちらは、ご家族4人で寝ているというmihoさん宅の寝室。10畳のお部屋にシングルベッドを3つ、セミダブルベッドを1つ、置いています。モノトーンでまとめているので、すっきりと整い気持ちがいいですね。セレクトしたニトリのマットレスはとても寝心地がいいそう。
■中央に2段ベッドを置く

yoshiさんは、子ども部屋の2段ベッドをお部屋の中央に置いています。中央に置くことで、左右に空間が生まれるのがポイント。干渉しすぎない、程よい距離感でお子さんたちのパーソナルスペースができあがります。賃貸や兄弟でお部屋を一緒に使っている場合に、ぜひ参考にしたいベッドレイアウトです。
寝室づくりにおすすめのベッドの置き方をご紹介しました。心地いい寝室がつくれると、夜の時間が穏やかに感じられそうです。ご紹介した実例を参考に、ぜひお気に入りのベッドレイアウトを見つけてみてください。
執筆:puppy511