物を持ちすぎないシンプルな暮らしは、身軽な感じがしてカッコいいですよね。お部屋がすっきり整っていると、開放感があり気持ちがいいもの。
収納の工夫
シンプルなお部屋づくりに重要なのが、収納。生活をしていくうえで物を減らすのはなかなか難しいため、目に入る刺激を少なくする「隠す収納」がポイントです。負担の少ないすっきり収納を目指しましょう。
■キッチンはなるべく物をださない
「すっきり暮らす」を日々のテーマにして暮らしているretronさん。物が多くなりがちなキッチンは特にすっきりを意識しているそうで、最小限のものをキッチンボードにだしています。炊飯器やゴミ箱はワゴンにのせて、奥のカーテン内に収納。キッチンをいつもキレイにしておくと家事のモチベーションも高まります。
■収納場所を複数つくる

ntayさん宅では、床に物を置かないように収納重視のお家づくりをしています。キッチンクローゼットやキッチン前面収納、収納付きローテーブルなどさまざまな場所に収納スペースを確保。隠す収納を徹底することで、生活感を全く感じさせません。見た目が美しく整うと、心穏やかに過ごせそうです。
■収納に余白をつくる

yu-yuukiさんがすっきり暮らすために実践していることは、余白をつくること。隠す収納は詰め込んでしまいがちですが、余白をつくることで気持ちもより軽くなりますね。すっきり見え、探しやすく、収納する負担も減るのだそう。ディスプレイのような収納が、必要以上に物を持たない意識を高めてくれそうです。
家具の工夫
家具の色や配置はお部屋の居心地や印象を左右するため、こだわりたいポイントです。「お部屋を広く使う」「色を抑える」「レイアウトにこだわる」など、実例からシンプルなお部屋づくりのヒントが見えてきました。
■センターテーブルを置かない

あると便利だけれど、なくても暮らせる物を手放してみませんか。Norikaさんは、リビングのセンターテーブルを置くことをやめたそう。代わりにソファに差し込めるタイプのサイドテーブルを採用しています。ソファ前が広くなり、家具の配置も自由に楽しめるようになったそうです。
■フロートタイプの家具を選ぶ

Rororiさんはリビングをすっきりと見せるために、大きなフロートテレビボードを設けています。書類や文房具、カメラ、リモコンなどリビング小物をすべてまとめて収納。存在感のある大型家具も、実例のようなフロートタイプを選ぶことで圧迫感がありません。壁と同系色のコーディネートですっきり感が増しますね。
■色を抑えて広く見せる

団地にお住まいのSATOHさんは、6畳と4.5畳の和室を繋げてリビングにしています。ソファ、テーブル、テレビ、チェストと最小限の家具を配置した余白のあるお部屋づくりを実践。和室に敷いた床材や家具の色をホワイトでまとめ、お部屋を広く見せています。和室とは思えないほどシンプルで清々しい空間になっています。
■家具のレイアウトにもこだわる

すっきり感を演出するために、家具のレイアウトにもポイントがあります。tokonekoさんは家具を「平行」「直角」「対称」に配置すると、すっきりとした印象になると感じているとのこと。計算されたレイアウトは、美しいですね。直線的なデザインや脚付きの家具など、スタイリッシュな家具を選ぶとより◎です。
シンプルが長続きするルール
お部屋を片づけたつもりでも、いつの間にか元の状態に戻ってしまう経験は誰もがあるのではないでしょうか。一時的ではなく、キレイが日常になったらうれしいですよね。すっきりとしたお部屋を維持するためのユーザーさんの工夫をみていきましょう。
■インテリアは場所を決めて飾る

Swedishさんは、ジョージネルソンの掛け時計をテレビまわりのインテリアとしてセレクト。シンプルな空間で、個性が引き立ちとても魅力的です。雑貨や趣味など好きな物が多いとどうしてもお部屋を飾りたくなりますが、実例のようにインテリアの数や飾る場所を絞ることで、すっきりが叶います。
■厳選された「お気に入り」で暮らす

心が豊かになる空間は、厳選されたお気に入りのインテリアに囲まれてこそ生まれるもの。Rさんは、お気に入りの物を厳選してお部屋をコーディネートしています。「買い足すよりも、買い換える」ことがコツ。物を増やさない素敵なルールを紹介してくださいました。
■捨て活をして暮らしを見直す

捨て活をしているというcocoさん。
すっきりしたお部屋のつくり方をご紹介しました。余計な物がない空間は、美しさを感じますね。実例を参考に、物を増やさず心が豊かに感じられるお部屋づくりを目指してみませんか。
執筆:puppy511