RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、躯体現しの内装にインダストリアルとナチュラルを融合させたインテリアを合わせて、穏やかでカッコイイ余裕のある空間づくりをされているnamiheiさんと、そのお宅をご紹介します。
今回ご紹介するのはこの方です!
namiheiさん2019年フルリノベーションしたマンションで、家族5人で暮らしています。インダストリアルな雰囲気と観葉植物・キャンプが好きです。
好きなもので少しずつ埋めていく
■躯体現し×インダストリアル×ナチュラルの絶妙塩梅
ご夫婦と3人のお子さん、namiheiさんご家族が暮らすのはフルリノベーションをした、2LDKのマンションです。さっそくLDKを拝見させていただくと、そこには伸びやかで自由な雰囲気の空間が待っていました。躯体現しの内装、天井から空間を飾る植物たち、シンプルで男前な佇まいの家具や照明……ナチュラルとインダストリアルがいい塩梅で溶け合い魅せる表情は、不思議なほど心を落ち着かせてくれます。

ふと見上げた天井は、配線や配管もむき出しです。それがどこか、アート的。組み込まれるように配置された、インダストリアルな素材やデザインの照明が完成度を高めているから、また素敵です。
■力のある佇まいで魅せるから、シンプルが絵になる

namiheiさんのインテリアづくりのベースは、黒・白・グレーの3色です。アクセントになるのは、古材を使った家具や観葉植物の自然な色合い。それらはどれも静かで力強く、活き活きとしているから、飾らないのにとても強い印象を与えてくれます。佇まいからあふれるパワーを感じるものって、それだけで絵になるんですね。夜になれば、照明によって生み出される陰影が粋な装飾になります。

キッチンは対面スタイルですが、腰壁が高めに設定されているので、見通しは良くても手元は隠せるスタイル。腰壁の質感や高さが、凛と他の空間とのゾーニングに活かされているのもポイントです。
■癒しと楽しみをくれる観葉植物たち

namiheiさんは、コロナ禍で外に出られない日々が続く中で、観葉植物にハマったのだそうです。今ではリビングが趣味のスポット。テレビボードの周辺や窓辺に集めた観葉植物が、癒しであり楽しみだと話してくれました。気温が上がってきた最近は新芽ラッシュで、毎日ワクワクしているのだとか♪そんなnamiheiさんのお気に入りの眺めには、インダストリアル、古材の質感、観葉植物といった『好き』が心地良く集合しています。

ハンギング、鉢植え、壁掛け……と、観葉植物の楽しみ方もさまざまですね。けれども、どのスタイルであっても、すっとインテリアに馴染んでいるのがカッコイイんです。植物に合わせる鉢植えや台、ベースを、インテリアのテーマや色味にきちんと合わせているのがその理由ではないでしょうか。色や素材、雰囲気、そんなエッセンスをそろえていくと、自然とまとまりのある自分好みのいい空間に仕上がっていくのかもしれないと感じます。
『作り込まず、少しずつ好きなもので埋まっていく』とは、後に出てくるアンケートの中にあるnamiheiさんの言葉です。この言葉、固執せず、のんびりと、心の声に従う、健康的な『自分流』の見つけ方を教えてくれているような気がします。素敵だと思いませんか?そんな風に日々育っていくnamiheiさんの暮らしに、ぜひ今後も引き続き注目してみてください。
namiheiさん邸の間取り図

namiheiさん宅は、マンションをフルリノベーションした2LDKの間取りです。広めの土間を設けた玄関は、リノベーション時にこだわったポイントなのだそう。5人家族で大渋滞を起こさない、快適な広さを叶えられています。また、ご家族の趣味であるキャンプの道具を収納できて便利だと話してくれました。
namiheiさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部