「アンティークと芸術を味わう、雅やかなホワイトインテリア」 by neneさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、アンティーク家具の趣きが冴えわたるホワイトインテリアで暮らしを楽しむneneさんと、そのお宅をご紹介していきます。

今回ご紹介するのはこの方です！

2006年に輸入住宅を建てました。以前、アメリカの田舎に住んでいた頃に買い集めたアンティークとリンホーリンの家具に合うものを探しながら、今のインテリアに落ち着きました。　

宝物で織り成す雅な暮らし

■主役はアンティーク時々芸術

愛知県在住のneneさん宅は、2階建て3LDKの輸入住宅です。ご夫婦と6匹の愛猫、そしてキンカチョウ1羽が暮らすお住まいの中は、余白を楽しむすっきりとしたホワイトインテリアでコーディネートされています。でも、とっても華があるのも特徴。インテリアの主役として要所に配置されているアンティーク家具や芸術品の佇まいが、ホワイト基調の空間に冴えわたっているのがその理由です。

ちなみにこちらのお写真は、リビングの一画にあるディスプレイスペース。数年越しで見つけたお気に入りの胸像も、もう手に入らないかもしれないと諦めかけたときに出会えたという『リンホーリン』の大きな鏡も、かけがえのない宝物なのだとneneさんは語ります。

そんなお気に入りの一画を中心に少し下がってみると、neneさん宅の華やかだけれど軽やかな美しいインテリアの全貌が見えてきます。

目を惹く天井を飾る豪華なシャンデリアはスペイン製です。他にもさまざまな場所で、非日常を味わわせてくれる趣きを携えたスペイン製のシャンデリアを見つけることができますよ。けれどもそれらは豪奢さよりも、上品で儚げな美しさを醸し出しています。そんなところがneneさんのつくる空間の素敵なところではないでしょうか。

■シンプルな配置だから、お手入れもしやすい

インテリアの配置は、たくさんの愛猫さんたちと暮らしているので掃除やお手入れがしやすくなるよう、『シンプル』を心がけているのだそうです。絵になる美しさだけでなく、暮らしとしての美しさである『清潔』もきちんと保たれているんですね。

ダイニングの奥に見えたキッチンも、変わらずすっきりとシンプルです。リビングやダイニングとリンクする、アンティークの椅子のアクセントがneneさんらしさ。デザイン性のあるモダンな家電とアンティークのミックスも絶妙です♪

■季節の花を楽しめるお気に入りの場所

neneさんにお住いの中で特にお気に入りの場所をお伺いしたところ、まずは宝物があるリビング、次に脱衣所とお答えが返ってきました。実は、愛猫さんたちのイタズラを念頭に、リビングやダイニングにはあまり生花を飾らないようにされているのだそうです。生花を楽しむのは主に脱衣所かお手洗いと決めているとのこと。中でも脱衣所は、ローラアシュレイのカーテンに使われている色で全体をコーディネートされたり、ベージュからホワイトにペイントし直した大きなミラーがあったりと、雰囲気づくりにこだわりのある、とっておきの場所だと教えてくれました。

鏡越しに見る眺めはまるで絵画のようですね。ここで身支度や自分のケアをする時間……とても贅沢です！心まで癒されて、内側からきれいに磨かれていきそうな気がします。

neneさん宅は、アンティークと芸術が心地良く散りばめられた、美しく華のある空間でした。しかしながら、あえてエレガントという表現は使いません。洋の中に和のわび・さびの心を感じたり、アンティークの中に日本の古き良き時代の面影を見たりすることができるから、品よくしとやかな美しさを意味する『雅やか』という表現を選びました。波風を立てる美ではなく、穏やかに心に染み入る美を堪能させてくれる素敵な暮らしだと思います。

neneさんのお部屋ギャラリー

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