比較的コンパクトな空間になる、6畳の寝室では、コーディネートを工夫することで、より快適な睡眠環境が整えられます。今回は、寝室インテリアの主役となる、ベッドのコーディネート術を中心にご紹介します。
ヘッドボードが付いていないベッドを選ぶ
ヘッドボードが付いていないベッドは、圧迫感が出にくいため、すっきりとした空間がつくれます。また、レイアウトの自由度が高いため、コンパクトなお部屋でもコーディネートがしやすいアイテムです。
■たな・コンセント付きベッドを使う
シングルベッドを並べた、cotoriさんの寝室は、淡い色合いでまとめられた、やさしい雰囲気が魅力的です。ベッドには、ヘッドボードの代わりに、たなが備えられているため、時計やリモコンなどの小物類も、手の届く場所に置いておけます。あるとうれしい、コンセントやUSB端子も、便利に役立ちそうですね。
■床を見せて開放的な空間をつくる

ミニマルなフラットタイプのベッドは、yohaku_2020さんの寝室をすっきりとした印象に仕上げていました。スリムなデザインのベッドを取り入れることで、床の見える範囲が広くなり、開放的な空間がつくれます。壁面を上手に使えば、床に物を置きすぎるのも防げそうですね。
■窓辺にブラインドを採用する

すっきりとした窓辺がつくれるブラインドは、コンパクトなお部屋におすすめしたいウィンドウトリートメントです。装飾のない、シンプルなベッドをコーディネートした、hatenaさんの寝室には、スタイリッシュなブラインドがよく似合っていますね。必要なインテリアだけを厳選すれば、洗練された空間がつくれますよ。
ベッドの高さを工夫する
寝室インテリアのメインとなるベッドは、高さによってもお部屋のイメージが変わります。ローベッドを使って開放的な空間を演出したり、ロフトベッドを使ってスペースを有効活用するなど、さまざまな方法がありますよ。
■ロースタイルのインテリアでまとめる

yurieさんは、ベッドに加えて、ソファやテーブルなども、ロースタイルのアイテムを使っていました。高さをおさえたインテリアでまとめることで、お部屋に開放感が生まれ、空間が広く感じられます。床に近い高さで過ごせる寝室には、ゆったりとしたリラックスムードがただよっていますね。
■通気性がいいパレット風ベッドを使う

パレット風ベッドは通気性がよいため、高さがなくても湿気がたまりにくく、快適に使用できます。ロースタイルのベッドは、お部屋が広く感じられるだけでなく、maacoさんのように、ラフでこなれ感のあるコーディネートがつくれます。毎日のベッドメイクも、さっと整えただけで様になりますよ。
■ロフトベッドを使う

6畳の寝室では、縦の空間を有効活用することで、スペースがむだなく使えます。tan5さんは、お子さんのお部屋にロフトベッドをコーディネートして、ソファもデスクも置けるように工夫していました。ベッド下を収納やワークスペースとして使うなど、暮らしに合わせて活用方法が選べますよ。
その他の工夫やアイデア
その他にも、6畳の寝室コーディネートで使える、アイデアや工夫が多くあります。色使いや照明計画など、お部屋づくりのポイントをチェックして、快適な暮らしを手に入れましょう。
■明るく淡い色合いでまとめる

白やベージュのような、明るく淡い色合いは、お部屋を広く見せる効果があります。RinRinさんは、寝室全体を白っぽくまとめて、開放的な空間をつくっていました。ラタンチェアやサイドテーブルなど、さまざまな素材のインテリアを取り入れることで、ワンランク上のコーディネートが叶えられますよ。
■間接照明を取り入れる

reoraさんは、フロアライトを使って、間接照明を取り入れていました。壁面や天井を照らすことで、部屋の奥行きが強調され、空間が広く感じられます。置くだけの照明はコーディネートに加えやすく、光の効果で寝室のムードも高められますよ。
■カーテンで間仕切る

寝室と隣室との間仕切りに、カーテンを使っているzunnchiさん。透け感のある素材は、扉などの建具よりも圧迫感が少なく、空間をゆるやかに仕切ることができます。カーテンに映る、観葉植物のシルエットが、幻想的な雰囲気を演出してくれますね。
■ベッド下を収納として使う

JIHYEさんは、ベッド下に衣装ケースを置いて、収納場所を増やしていました。デッドスペースを上手に活用すれば、お部屋をより広く使うことができますね。引き出し式のケースなら、出し入れもしやすく、ベッドの奥行きを生かした、大容量の収納スペースが確保できますよ。
6畳の寝室コーディネートでは、アイデアや工夫しだいで、より快適な空間をつくることができます。ご紹介した、お部屋づくりのポイントを生かして、理想的な睡眠環境を手に入れましょう!
執筆:kumasyan0619