毎日の家事は効率よくこなしていきたいですよね。家事の負担を軽くするためには、「家事動線」を整えることがポイント。
収納をスムーズに
収納を整えることは、気持ちよく過ごすためにも大切ですよね。家事の動線上に収納をつくれば、無駄な動きをなくせて効率アップに。動線を大切にした収納の工夫をピックアップしました!
■お皿の片付けを最短距離で
kiyoさんは、食洗機で洗い終わったお皿を最短距離で片付けられるように工夫しています。食洗機と向かい合った食器棚の縦ラインをフル活用。吊り棚・引き出し・扉付き棚に食器を分け、振り向くだけで食器がしまえるようになっています。このレイアウトなら片付けも手早く終わりそうですね。
■子ども部屋に入らず洗濯物をしまえる

miffy.0044さん宅では子ども用クローゼットのレイアウトに注目。3兄弟の共有クローゼットは子ども部屋の仕切りを兼ねてお部屋の間に配置しています。こちらはなんと廊下からもアクセスが可能。子ども部屋に入らず洗濯物を収納できる家事ラク動線がとても便利ですね。
■廊下を収納に活かせば見た目もすっきり

家事動線を考えて、廊下に収納を設けたのはSYさん。デッドスペースになりがちな廊下の壁を収納に活かすのはナイスアイデアですね。大容量収納で一箇所に収納できるため、探す手間も省けてスマート。壁と一体化する真っ白のデザインを採用し、生活感や圧迫感をなくしているのでインテリア映えも抜群です。
家具や家電のレイアウトを工夫して
家事動線をスムーズにするため、家具や家電の置き方もよく考えたいところ。動線を邪魔しないように家具を壁に寄せたり、家事の流れに沿って家電をレイアウトしたりと、ユーザーさんのアイデアが参考になります。
■家具を寄せて動線を広く

こちらはmiyuさん宅のLDK。玄関扉からの動線をあけるように、家具を壁に寄せてレイアウトしています。お部屋の中央スペースを広く取ることで動きやすく、家事もはかどりますね。家具を壁に寄せることでお部屋を広く見せる効果もあり、居心地もアップします。
■多用途に使えるテーブルで快適に

kyooRoomさんは、キッチンシンクのそばにカウンターテーブルを置いています。朝の白湯や軽いごはん、カフェタイムにこの配置が重宝しているそうですよ。手洗いや後片付けの動線もバッチリ。食材や盛り付けの一時置きにもちょうどよく、キッチン作業を快適にサポートしてくれます。
■家事の流れに沿った配置を

75さんは、洗面所のレイアウトにこだわりが光ります。残り湯を利用できるように洗濯機をお風呂の隣に配置。横の乾燥機で洗濯物を乾かした後は、下の造作棚でたたんで隣のクローゼットに収納できるようになっています。右から左へと家事の流れに沿ったレイアウトがお見事です。
家事効率を上げる間取りに
最後は、動線を重視してお家づくりをされた実例をご紹介します。アイデアが詰め込まれたレイアウトはお家づくりのヒントがたくさん。新築やリノベーションを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
■回遊しやすいアイランドキッチン

こちらは開放感のあるntayさん宅のキッチン。アイランドキッチンは食事の配膳や片付けがスムーズにできるのが魅力です。家族でキッチンに立っても動線が重なりにくいため、快適に動けるのがうれしいですね。隠す収納がメインとのことで、お掃除がしやすそうなお部屋づくりも素晴らしいです。
■キッチンと洗面所を一直線に

キッチン作業と洗濯を朝同時に行う方も多いのではないでしょうか。ya_maさん宅は、キッチンからランドリールームへと移動しやすい間取りです。一直線でつながった無駄のない動線が時短に◎。家事エリアを近くに設けると最短距離で動けるため、毎日の負担が軽くなりますね。
■キッチンへショートカットできるパントリー

NARASORAさん宅は玄関ホールを抜けてリビングのドアを開けるとすぐに、ウォークスルーパントリーがあります。ここからキッチンへのショートカットができ、毎日のメイン動線になっているそう。カウンターは買い物後に荷物を置いてすぐに仕分けられるうえ、フリースペースとしてちょっとした作業もしやすく便利です。
■2階に水回りをまとめて

Ba-Beeさんは家事動線を考え、水回りを2階にまとめています。
家事動線を考えたお家のレイアウトをご紹介しました。効率的な動線をつくると家事の流れがスムーズになり、暮らしの質も上がりますね♪ぜひ参考にしてみてください。
執筆:puppy511