すぐに取り出したいものの収納や、見せる収納に便利なオープンラックですが、隠したい収納の扱いや、飾るアイテムに悩んでしまうことはありませんか。今回は、そんなオープンラックを上手にディスプレイするコツを、実例とともにご紹介します。

すでにお持ちの方や、これから購入したい方も、ぜひ参考にしてみてください!



トーンをそろえる

まずは、ラックと収納するアイテムの色合いをそろえている実例をご紹介します。いろいろなアイテムを置きたくなってしまうオープンラックですが、アイテムの色を統一すると、スッキリと見せられますよ。ナチュラルカラーや白、モノトーンでそろえた実例を参考に、お家に合うトーンを見つけてみましょう!


■ナチュラルカラーでそろえる

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mmhomeさんは、木製ラックにナチュラルカラーのアイテムをディスプレイされていました。丸みのあるフラワーベースやキャンドルなど、やさしい雰囲気の小物たちが寝室にピッタリです。おだやかな色味でインテリアが統一されており、ゆったりとくつろげそうな空間に仕上がっていますね。


■白でそろえる

垢抜けて見えるヒミツ教えます!オープンラックをディスプレイするコツ
撮影:chibi76さん


chibi76さんは、白のラックに、白い雑貨をディスプレイされていました。白で統一された空間が、明るく洗練された印象です。ホワイトインテリアは、のっぺりと見えてしまうこともありますが、目を引くアートパネルやフラワーベースが、お部屋にリズムを生み出していますね。


■モノトーンでそろえる

垢抜けて見えるヒミツ教えます!オープンラックをディスプレイするコツ
撮影:coco0.84.さん


こちらは、黒のオープンラックを使ったcoco0.84.さんのリビングです。モノトーンを基調とした小物や洋書が並んだ空間が、シックでスタイリッシュです。観葉植物もアクセントになっており、まるで落ち着いたカフェのようですね。オープンラックは扉や背板が無いため、黒を使っても圧迫感が生まれにくいですよ。



見せたくない収納は美しく隠す

扉の無いオープンラックは、収納がごちゃついて見えてしまうという方も多いのではないでしょうか。次は、収納ボックスやカーテンで、美しく隠す収納をされている実例をご紹介します。

バスケットや、目隠しカーテンを活用されている実例を参考に、上手に目隠しをするポイントを見ていきましょう!


■天然素材のバスケットや収納ボックスを使う

垢抜けて見えるヒミツ教えます!オープンラックをディスプレイするコツ
撮影:Naoさん


Naoさんは、竹を使った収納ボックスや、シーグラスバスケットを活用されていました。収納ボックスは、立方体のシルエットが整った印象です。バスケットは、コロンとした形がやわらかなアクセントになっています。天然素材の収納グッズは、あたたかみのある雰囲気にしたいときにピッタリなアイテムですね。


■クールな印象の収納ボックスを使う

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撮影:yasuyo66さん


黒のスチールラックで、クールな印象のインテリアを作られていたyasuyo66さん。無印良品のトタンボックスを収納部分に使用されていました。メタリックな輝きが黒のラックに映えていますね。コンクリート打ちっぱなしのお部屋にピッタリのスタイリッシュさです。


■カラフルな収納ボックスを使う

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撮影:jasmineさん


IKEAのラックと収納ボックスを使用し、車のおもちゃを飾って収納できるスペースを作られたjasmineさん。カラフルな収納ボックスとおもちゃで、子どもも大人も心踊るポップな空間に仕上がっていました。ラックと壁が白で統一されているため、カラフルでもスッキリと見えますね。


■カーテンを使う

垢抜けて見えるヒミツ教えます!オープンラックをディスプレイするコツ
撮影:Ayaneさん


目隠しカーテンを設置されていたAyaneさん。最下段の目立ちにくい位置に設置されているため、さりげなく目隠しができていますね。ナチュラルカラーでやわらかな印象を作られているのも見事です。実例のように、視線を集めやすい目線の位置に、観葉植物などをディスプレイすると、より目立ちにくくなりますね。



余白を作って映えるアイテムを見せる

最後は、素敵な見せる収納を実現するコツとして、余白を作るというポイントと、観葉植物やインテリア性の高いアイテムを飾るというポイントをご紹介します。これらを押さえると、圧迫感無くハイセンスな空間に仕上がりますよ。飾るアイテムや飾り方にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!


■余白を作る

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撮影:tuidoさん


tuidoさんは、間仕切りとしてオープンラックを活用されていました。ラックに物を詰めすぎず余白を作ることで、お部屋に抜け感を演出されていますね。特に間仕切りとして使う場合は、反対側の空間を見せることで、開放感のある収納ができます。壁付けで使用する場合も、余白を意識すると圧迫感を抑えられますよ。


■観葉植物を見せる

垢抜けて見えるヒミツ教えます!オープンラックをディスプレイするコツ
撮影:kodaminさん


ラックの上段にたくさんの観葉植物を飾られているkodaminさん。床置きでは目線に入りにくくなってしまう小さめの鉢植えは、オープンラックにぜひ配置したいアイテムです。実例のように、ナチュラル素材のカゴやバスケットは、観葉植物とも相性バッチリで、一緒に取り入れたい組み合わせですね。


■アーティスティックなアイテムを見せる

垢抜けて見えるヒミツ教えます!オープンラックをディスプレイするコツ
撮影:snoooopさん


高級感のある黒のラックに、お気に入りのオブジェを飾られているsnoooopさん。ライトの光がラック全体を照らしているのも素敵で、まるでアートギャラリーのようです。一段だけでもオブジェやキャンドル、フラワーベースなどのインテリア性の高い小物を取り入れると、一気にハイセンスな空間に仕上がりますよ。



オープンラックをディスプレイするコツをご紹介しました。トーンをそろえる、見せたくない収納は美しく隠す、ラックに映えるアイテムを取り入れるなど、それぞれのユーザーさんの工夫が詰まっていましたね。ぜひディスプレイの参考にしてみてください!



執筆:citron
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