RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、木や手仕事のぬくもりを楽しむほっこりとした暮らしづくりをされているemiさんと、そのお宅をご紹介します。
今回ご紹介するのはこの方です!
emiさんかっこいいモダンなインテリアが理想でつくったお家でしたが、やっぱり木のぬくもりを感じられるカントリーなお家がいいなぁと思考が変わってしまいました。今さらどうにもできないので(笑)、カントリー雑貨や家具で自分なりのプチカントリーなお家を楽しんでいます。
丁寧でいたくなる暮らしのつくり方
■明るくポップに大好きなカントリーを散りばめる
青森県在住のemiさんご家族が暮らすのは、約28坪に建てられた3LDKの平屋です。当初モダンなインテリアを思い描いたという内装は、ホワイト基調のすっきりとしたスタイル。でも、そこに『やっぱり……』と沸き上がったカントリーへの理想を散りばめて、明るくあたたかい空間に仕上げているのがemiさん宅の特徴であり魅力です。差し色に採用されたポップなカラーのパワーや、ちょっとした遊び心のスパイスが効いているのも素敵なところ。

特にお気に入りなのは、『キッチンです』とemiさん。『毎日の食事づくりも楽しみたいから、気分が上がるように少しずつ雑貨を集めて飾るようになりました』と話してくれました。そうして大好きが増えていく眺めは、いつ見ても可愛くて癒されるのだとも……。さらに東側にあるこの場所は朝、美しく輝くそう。昇った朝日に照らされたキッチンは、一日のはじまりを景気よく後押ししてくれそうですね♪
■木や手のぬくもりに宿る表情に同じものはない

emiさん宅の家具や雑貨は、その多くがオーダーメイドや作家もののようです。リビングで視線が集まるテレビボードや、その横にあるマガジンラックもそうしたもののひとつ。サイズ、収納性、扱いやすさ、そして掃除のしやすさ、装飾の好みと、理想を丁寧にカタチにしてもらったという作品たちはどれも特別なものであることは間違いありません。つくり手とつかい手の強い思いが詰まった『たったひとつ』は既にたくさんの物語を秘めているせいでしょうか、その佇まいに人間味のある表情が宿っているような気がします。

ハンドメイド作家さんから購入された日用雑貨もまた、それは同様でした。同じデザインであっても、やはり同じ表情のものはひとつとしてありませんね。そのささやかな変化に気が付くのも、手仕事のものならではの喜びだと思います。
■小さな楽しみやワクワクが大きな幸せになる

寝室にも職人さんにオーダーメイドを依頼された家具がまたひとつありました。こちらのチェストです。中にはemiさんの趣味の手芸道具が入っているそう。お気に入りの中にワクワクが詰まっているって、なんだかそれだけでウキウキしてきます♪その周りに並ぶ雑貨からは、emiさんの好みやセンスの良さ、朗らかなお人柄が窺えてくるから、またほっこり♡

好きなものを少しずつ集めたり、増やしたり、季節折々の色や飾りを細やかに楽しんだり、emiさんの暮らしはとても丁寧です。そして、丁寧でいたくなるものにもあふれていました。日々を共に過ごしても飽きることのないぬくもりや、小さな変化の中に見つける喜び、それに気が付ける心の余裕、ともすれば大きな理想や憧れに消されて忘れてしまうことのある大切なことに改めて気が付かされました。でも、今回すべてをご紹介できたわけではありません。だからぜひ、emiさんのこれまでと今後に引き続き注目してみてください。
emiさん邸の間取り図

emiさん宅は3LDKの平屋です。暮らすご家族は、ご夫婦とお子さんの3人。いつかくる老後を思い、掃除が楽にできる家事動線の良い平屋にされています。
emiさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部