RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、フルリノベーションをされたばかりというyoumaxさんに、使いやすさと、きれいを保つモチベーションに繋がる仕掛けを両立させた収納づくりのコツやアイデアを、お伺いしていきます。
今回教えてくれたユーザーさん♪
youmaxさん両親、息子の4人暮らし。20年暮らしたマンションをフルリノベしたばかりです。忙しい毎日で、いかに効率よく、いかにQOLを上げていけるかを日々模索しています。
定位置を、見える化して、共有する

一枚目は、リノベーション後すぐのまだ生活感が希薄な様子です。そして二枚目はその後、家族の使いやすさやインテリア映えを意識しながらyoumaxさんが収納を完成させていった様子。統一感コーディネートやスペースの有効活用といった、収納づくりの髄がギュッと詰まっていますね♪まずは収納づくりで一番に大切にしたことや、youmaxさんならではの考え方の基本を教えていただきました。
youmaxさん「とにかく場所を決めることを大切にしています。それをラベリングするなりして、家族全員に『見える化』して共有するのが私の収納スタイルです。『使いにくければ、慣れる前に変える!』のもこだわり。使いにくさに慣れないようにしています。」
はっとしました。たしかに、人とは不思議なもので……使いにくい使いにくいと言いつつも、『良くする手間』を惜しんで不満のある現状に慣れていってしまうこと、ありますよね。『慣れる前に変える』。大事です。なんでも蓄積してしまうと、取り除くのも変えていくのも大変だから、気付いたときが勝負のときなのですね!
そしてここからは、そんな風に暮らしのアップデートを怠らないyoumaxさんが辿り着いた収納の実例をいくつかご紹介していきます。
きれいにしておこう!と頑張れる収納の工夫3つ
■その1 お酒は飲まないときも楽しむ

「酒類はかさばります。そこで、思い切って専用スペースを設けました。バーカウンターみたいでテンションは上がるし、お気に入りスペース過ぎてきれいに保たずにはいられません。」
■その2 めんどくさいときは隠せばいいようにする

「極力きれいに保っているキッチン背面収納も、常に片付いてるワケではないんです。『いざとなれば隠す!見せない!ぶち込む!』ができる仕様にして、逃げています。」
■その3 衣類やアクセサリーはショップっぽく見せる


「畳んでからしまうのが面倒な服も、畳んだまま置いて見せると、ショップっぽくなってテンションが上がりました。散らばるアクセサリーもディスプレイみたいに飾ってしまえば……きれいに見えるようにせざるを得なかったですね。」
オススメの収納アイテム
ITEMニトリの収納ボックス ソフトNインボックス(レギュラー)PRICE749円(税込)
フルリノベ後、収納をすべて見直すにあたり、とんでもない数を購入しました。色々なサイズがあるし、同じもので統一すると見映えも良いですね。軽くて、安くて、使いやすいのが魅力です。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
youmaxさん「とにかく場所を決めてみてください。そこに決定する前に、今一度、本当に使いやすく最適な場所かを考慮してみるのも大切です。決まったら、その場所を忘れないようにラベリングしたり、目印をつけたりするのがおすすめ。そして、数を増やし過ぎない意識も重要です。何かを買うなら、何かを処分する。
快適もきれいも楽しく無理なく続けよう

youmaxさんの収納づくりからは、たくさんの気づきや学びを得られます。使いやすさを大切に、定位置を決めていく。そんな収納づくりのセオリーも、今回教えていただいた注意点や意識の向け方を知っていれば、きっとより良く実際の暮らしに溶け込ませることができます。他にも、家族に共有するテクニックや、きれいを保ちたくなる仕組み、頑張りたくないときに力をちゃんと抜ける仕様など、思わず真似したくなるような魅力的なヒントばかりでした。収納の見直しをされる方も、これから家づくりをされるという方も、ぜひ参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部