ものを壁面などに吊るしたいときに欠かせないフック。種類が多く素材や耐荷重もさまざまなものが販売されているので、整理整頓をしたいときに家中で大活躍します。
コード類を整理
家電からのびる電源や充電ケーブルなど、インテリアの雰囲気を壊してしまうコード類。きれいに整理しておかないと、掃除がしにくくほこりが溜まってしまうといった問題も発生します。フックでひと工夫加え、ごちゃごちゃとしてしまうコード類を使いやすくまとめましょう。
■使いやすさバッチリ
ドライヤーなどを壁掛けで収納する際に、電源コードをそのままにするとうまく片付けできないことも。mikaさんのようにフックを使用して掛ける場所を作ることで、すっきりと収納することができます。浮かせる収納で片付けもしやすいため、洗面室を使いやすく整理したい方にぴったりのアイデアですね。
■邪魔にならないようにまとめて

フックを上下に2つ取り付け、家電の電源コードやケーブルをくるくると巻きつけて整理されているnonp--yさん。場所を取らずコンパクトにまとめることができ、使うときだけサッとコードを取り出すことができますね。セリアの配線コードフックを使用されているそうです。
■ワイヤーネットと組み合わせて

複数のプラグをさせるため、さまざまなお部屋で大活躍する電源タップ。しかし、見えるところに置くと生活感が出てしまいます。masumiさんは、フックとワイヤーネットを組み合わせ、電源タップを隠して収納されています。壁面に空いたスペースがない場合も、テレビ裏を使うことでコード類をまとめて整理できますね。
クローゼットの収納力アップに
いつの間にか増えてしまう服やバッグを、うまく片付けることができずに、悩んでしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。ユーザーさんは、収納力をアップするために、クローゼットの中に便利なフックをプラスしています。
■小物整理にぴったりのクリップタイプ

帽子などの小物類を見やすく整理したい方は、monmさんのようにクリップタイプのフックを取り入れるのがおすすめです。引き出しの中に収納してしまうと形崩れしてしまうものも、吊るすことで見やすく収納することができますね。デッドスペースに、突っ張り棒でフック用のスペースを作られている点も参考になります。
■バッグの収納にぴったり

幅広い場所で使えるため重宝するS字フックですが、バーからすぐに外れてしまう点が悩みの種ではないでしょうか。k-k-mamaさんのように外れないS字フックを選ぶことで、毎日の小さなストレスを解消できますね。大きめのS字フックで、バッグを取り出しやすく収納されています。
■チェーンと合わせて

yamamaさんの収納アイデアは、クローゼットの中にデッドスペースができてしまう方におすすめです。セリアのチェーンとつっぱり棒をS字フックで固定し、収納スペースが倍になるように工夫を施されています。たっぷりと衣類を整理できるので、お部屋がすっきりと片付きそうですね。
隙間収納にもフックをプラス
お部屋に収納を増やしたいけれど、広いスペースは確保できない……。そんな方は、デッドスペースを使って荷物をすっきりと片付けましょう。簡単に取り付けできるフックは、余っているスペースをうまく活用するのにもぴったりのアイテムです。ごちゃついてしまいがちな小物や雑貨を、フックでまとめて整理したいですね。
■ゴミ箱の横を使って

ゴミ箱の近くに置いておきたいゴミ袋ですが、自立しないため置き場所に困ることも。sasaeriさんは、100均のケーブルフックにゴムを取り付け、ゴミ袋を掛けて収納されています。
■棚の上部に

上部がデッドスペースになってしまいがちな棚の上も、フックを活用することで空間を無駄なく使うことができます。natsumiminamotoさんは、戸棚下につけられるバーとフックを使い、ヘアアクセサリーを整理されています。種類ごとに分けて見やすく片付けできるので、取り出しやすさもバッチリですね。
■扉裏を活用

収納の扉にフックを取り付け、塗料などのボトルを整理されているaureaさん。吊り下げることができない小物類も、フックにボックスを取り付けることで浮かせて収納することができますね。強力な粘着テープでしっかりと張り付く、3Mのコマンドフックを使用されています。
■家電の横のスペースに

お部屋をきれいに保つために、すぐに手に取れるところに置いておきたい掃除道具。mizucchiさんは、冷蔵庫横の隙間にほうきやフロアワイパーを収納されています。冷蔵庫はマグネットタイプのフックを付けることができるため、壁面に粘着テープやネジのフックを設置できない方でも参考にすることができますね。
簡単に設置することができ、アイデアしだいで収納力がグッとアップするフック。取り付け場所を工夫したり、つっぱり棒やワイヤーネットと組み合わせたりなど、フックをプラスして快適で使いやすい収納を叶えましょう。
執筆:keiko