RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、品良く甘いホワイトインテリアで暮らしをコーディネートされているmomijiakiさんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いしていきます。

momijiakiさん

家族構成は、夫、娘、ウーパールーパー、自分の4人です。2024年に注文住宅を建てました。昔から可愛い物が大好きで、白いお家に憧れていましたので、ホワイトインテリアが大好きです。趣味は雑貨屋さんに行ったり、RoomClipで色々な方のインテリアを見ることです。



可愛くて使いやすい、夢に見たキッチン

momijiakiさん宅のキッチンは、ダイニングの背景として違和感なくインテリア性を延長した、ふんわり可愛らしい空間です。生活感が気になる場所ではなく、思わず目が向く奥行きになっているのが素敵なところ。まずはそんなキッチンづくりに秘められた思いやこだわりを教えてください。

momijiakiさん

「ホワイトの可愛いお家にしたいという夢を抱いて、注文住宅を建てました。当然、ホワイトキッチンも憧れのひとつだったんです。だからキッチンのテーマは『ホワイトの可愛い空間』。可憐なイメージのお花のペンダントライトをはじめ、お気に入りでいっぱいの空間に仕上げることができました。ちなみに、ホワイトインテリアの中でも私は特に、フレンチシャビーやフレンチカントリー、フレンチシックといったテイストが好きなんです。そうしたテイストに共通するあたたかみを感じられる空間にしたかったので、木製の家具などで素朴さを出すことも意識しました。



もちろん機能面にもこだわりがあって、たっぷり入るパントリーや深型の食洗機、お手入れが楽にできるIHを採用したり、洗面所とお風呂場がすぐ隣の間取りにしたりと、実用面に配慮した暮らしやすさを大切にしています。」


■絶妙な仕事をする壁と腰壁のL字ライン

「たくさんの夢を叶えて作った、可愛く快適なホワイトキッチン」 by momijiakiさん

まさに夢に見た、理想のキッチンなのですね♪そして可愛さばかりでなく、機能面にもたくさんのこだわりがあるというのが見逃せないポイント。写真に加えて間取り図を拝見すると、その全貌が見えてきます。ダイニング側から見たときに、L字の壁で上手く隠れるところに収納や実用的な仕様が配置されていました。パントリーもIHの後ろにあるので、開け閉めをしたとしてもダイニングやリビング側にその中身が丸見えになる心配がありません。

そしてここからは、momijiakiさんとっておきのキッチンの見どころを3つご紹介いただきながら、気分の上がるお気に入りの空間に仕上げていくためのアイデアや工夫に迫ります。『居心地のよい空間にしたい、眺めの良い絵になる場所にしたい』と考えている方は特に必見。さっそくチェックしていきましょう。


■キーワード1 夢や憧れ、大好きが詰まった幸せ空間

「たくさんの夢を叶えて作った、可愛く快適なホワイトキッチン」 by momijiakiさん
「たくさんの夢を叶えて作った、可愛く快適なホワイトキッチン」 by momijiakiさん
momijiakiさん

「昔から可愛い物が大好きなので、キッチンにもお気に入りを詰め込みました。可愛い物に囲まれて暮らしたいという夢を実現すべく、ホワイトインテリアをはじめ、お花のペンダントライトや憧れのグースネック水栓など心ときめくディティールを散りばめています。キッチン背面の淡いレンガ調のクロスもそのひとつ。雑貨や季節の小物を飾って、うんと楽しんでいます。ディスプレイやレイアウトは、雑貨屋さんのそれを参考にさせてもらうこともしばしば。お店を見に行くことも多いですし、ネットでチェックするのも楽しみな時間です。これからも少しずつアップデートを重ねていこうと思っています。」


■キーワード2 好き×宝物の相乗効果で愛おしさ倍増

「たくさんの夢を叶えて作った、可愛く快適なホワイトキッチン」 by momijiakiさん
「たくさんの夢を叶えて作った、可愛く快適なホワイトキッチン」 by momijiakiさん
momijiakiさん

「お花のペンダントライトを3つ並べて取り付けるのも夢でした。そこで、とっても可憐なガラスのお花のペンダントライトを施主支給しています。

ダクトレールなので、位置の変更や取り外しができるのも便利です。この隣にフライングリースとかを付けるのも可愛いかも……と思っています。そんなアレンジを楽しめるのも、ダクトレールの良さですね。

結婚したときに父から贈られた食器棚も、宝物でお気に入りのアイテム。新居でも変わらず使い続けたかったので、カップボードはあえて付けていません。結果、ホワイトの木目の食器棚と背面のレンガ調クロスの相性が抜群で、愛おしい眺めを作り出してくれました。」


■キーワード3 こだわり抜いた機能性で、家事楽も実現

「たくさんの夢を叶えて作った、可愛く快適なホワイトキッチン」 by momijiakiさん
momijiakiさん

「キッチンなので、可愛いばかりでもいけません。実用性もきちんと考えました。実は家事の中でも皿洗いが一番苦手な私は、家を建てるなら『食洗機必須!』と考えていたので、まずは深型の食洗機を導入。ハウスメーカーの方に勧められたのですが、とにかく便利です。お皿から大きめのフライパンまで全部任せられます。心のゆとりに繋がりました♪

同じく、建築時に切望したのが大容量のパントリー。以前の住まいではキッチン収納が足りていませんでしたが、今はまとめ買いもできるようになりました。キッチンまわりをすっきり保てるのもうれしいところです。

他にも、ガスよりも掃除がしやすいと評判のIHを選んだり、前の住まいから利便性を感じていた水まわりをまとめた間取りにしたりと、使いやすさや暮らしやすさにとことんこだわりました。」



キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

「たくさんの夢を叶えて作った、可愛く快適なホワイトキッチン」 by momijiakiさん
momijiakiさん

「キッチンは毎日立つ場所なので、とにかくお気に入りをたくさん詰め込みました。可愛い物、好きな物に囲まれているとテンションがあがります。ここにあの雑貨を飾ろうかな?とかインテリアのことを考えてる時間が楽しいです。」



まとめ: 夢や理想は膨らみ続けるものだから……

momijiakiさんの夢を叶えたキッチン、とても魅力的でしたね♪間取りという大きなところから細かなディティールに至るまで、こだわりに理想や憧れが詰まっていました。これまでの経験から学んだ快適な仕様や、これからも使い続けたい物に合わせたデザインの選び方も素敵だなと感じたポイントです。

何より、momijiakiさんはまだまだアップデートを楽しんでいきたいと意欲的。だからこそ、ダクトレールや飾り棚といった、内容を入れ替えたりアレンジを加えたりしやすい場所があります。『インテリアが好き、模様替えが好き、好きなものがたくさんある!』という方は、こうした余裕のあるスタイルのキッチンだと楽しみ甲斐が増すのではないでしょうか?今回教えていただいた可愛さと使いやすさを両立させるキッチンづくりのアイデアと合わせて、そんなアグレッシブなインテリア熱も参考にしてみてください。



執筆:RoomClip mag 編集部
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