物が多い部屋は、どうしても雑然としてしまうもの。掃除や片付けもしづらく、暮らしづらいと思う方も多いですよね。
自分の中で決めごとを作る
まずは、何が自分にとって必要か不要かを見極めるためにも、基準を決めておくことをおすすめします。処分するかどうか迷った時には、その決めごとに従うと、判断が楽になりますよ。
■数を決める
「同じ器を4枚以上は持たない」ことを決めたという、mizuyoさんの実例です。つい集めてしまいがちな器も、数を決めるとスムーズに取捨選択ができそうですね。ゆとりある食器棚は見栄えも良く、もっとテーブルコーディネートが楽しくなりそうです。
■色や種類をそろえる

タオル類を同じものでそろえたと教えてくださったのは、puritan_rさんです。色やデザイン、形をそろえると見た目もスッキリ。使うタオルを決めておけば「ついつい買ってしまう」といったことも防げるので、物も増えづらくなりそうです。
■購入時のルールを決める

makoさんは、靴や服を購入する際、ひとつ処分してから新しいものを買うようにしているのだそうです。物を増やさないことで片付けやすくもなっているとのことで、結果的に暮らしも楽になりそうですね。スッキリした玄関は見ていて気持ち良いです。
処分に対するハードルを下げる
要・不要が見極められたら、不要なものを処分する段取りを決めましょう。処分しづらいものと上手にお別れするアイデアもお届けしていますので、ぜひチェックしてみてください。
■ゴミ出し準備ができる場所を作る

rikkyさんは、和室の一角にゴミ袋やビニール紐、ガムテープなど、ゴミ出しに必要なアイテムをまとめて収納していました。1か所でゴミ出し準備が完了するので、ゴミ排出のハードルがぐっと下がりそうですね。美しく整ったスペースは、片付けのモチベーションも上げてくれそうです。
■誰かに譲る

kossyさんは、思い出の絵本をご家族や友人に譲ることに決めたのだそうです。大切にしていたものや思い出のものは手放しづらいものですが、喜んでもらえる人の場所に行くと思うと心も穏やかになりますよね。空いたスペースには、新しい本を入れる予定だそうです。
■供養する

処分しづらいひな人形を、人形供養に出すことを決めたという31さんの実例です。供養したことで、気持ちも場所もスッキリしたのだとか。物はなくなっても、きっと思い出はユーザーさんの心の中に残っているはずです。
理想の暮らしをイメージする
「物を処分したいけれど踏ん切りがつかない」「つい片づけを後回しにしてしまう」という時には、美しく整った部屋や暮らしやすそうな部屋を見て、モチベーションを上げることが重要です。また、自分の中でどのぐらいの物と暮らすのが一番暮らしやすいか、を考えてみるのもおすすめです。
■厳選されたものだけを飾って

もともとたくさんの物を飾っていたという出窓スペースを整理整頓している、moku2さんの実例です。現在は今好きなものをふたつだけ置くようにしたとのこと。厳選されたアイテムが美しく飾られているさまは、見ていて惚れ惚れしますね。捨て活をしたからこそ楽しめる風景です。
■余白を意識する

余白を意識して洗面所を整えているのは、aoipisuke1010さんです。引き出しの中に雑貨がきれいに並べられたさまは、まるでセレクトショップ。見ているだけでほれぼれしてしまいますね。物の出し入れやお手入れもしやすそうです。
■快適な暮らしをイメージする

捨て活をすることで、日々の掃除のモチベーションが上がったと教えてくれたのはtokiwaさんです。実際に朝、ご家族が起きる前にフローリングワイパーで掃除をするようになったとのことで、快適な暮らしをされているのだそう。清潔感あふれる空間は、見ているだけで心が洗われるようです。
■新しい物をお迎えするのも◎

捨て活後、新しいテレビ台を購入されたというのは、yu-yuukiさんです。物の量や種類が変われば、必要になる家具も変わってくるもの。こちらのテレビ台は見た目もスッキリしていて、大人っぽいお部屋にもよく似合っていますね。物を減らしたことで、部屋が広く見えるようになったとのことです。
物を処分することには勇気が必要だったり、時には寂しい思いをしたりすることもあるかもしれません。ですが思い切って整理整頓すると、きっと快適な暮らしが手に入ります。ぜひ実例を参考に、ご自宅もお片付けしてみてください。
執筆:mochikinako