住まいのデッドスペースを上手に活用することで、さらに快適で便利な暮らしが手に入れられます。ご紹介する実例の中にも、限られた空間を最大限に生かす工夫やアイデアが詰め込まれており、お部屋づくりの参考になります。
キッチンのデッドスペース活用法
物が多くなりがちなキッチンでは、デッドスペースを上手に活用することで、使い勝手のいい整えられた空間がつくれます。スペースをむだにしない、ユーザーさんの工夫やアイデアをチェックして、住まいづくりに生かしてみましょう。
■冷蔵庫横のすき間を生かす
mikiさんは、冷蔵庫横のデッドスペースを使って、ドリンクコーナーをつくっていました。すき間収納用のラックを取り入れることで、効率よく大容量の収納スペースが確保できますね。キャスター付きで引き出しやすく、使わないときにもすっきりとおさまりますよ。
■食器棚の扉裏を生かす

食器棚の扉裏を収納場所として活用しているmamiさん。マグネット仕様にすれば、小物類もスマートに収納することができますね。扉を閉めれば見えないように隠せるので、キッチンまわりを使いやすく美しく整えられますよ。
その他のデッドスペース活用法
デッドスペースを生かす工夫やアイデアには、他にもさまざまな方法があります。限られた空間を最大限に活用することで、より暮らしやすい住まいが手に入れられますよ。
■階段下の空間を生かす

階段下の空間を活用すれば、shmoさんのようにワークスペースをつくることもできます。おこもり感のある壁に囲まれた場所は、一人で作業に集中したい時に重宝しそうですね。階段のデザインとマッチした、デスクまわりのコーディネートも素敵です。
■洗面所にニッチを取り入れる

tashi.house2020さんは、洗面台横にニッチを取り入れて、小物類の収納場所をつくっていました。デッドスペースになる壁面を生かした、見た目も使い勝手もいい収納アイデアですね。白っぽくまとめられた空間には清潔感があり、洗面所がより明るく広く感じられそうです。
■洗濯機上のスペースを有効活用する

洗濯機上のスペースをむだなく活用しているyumegu8さん。天井近くに吊り戸棚を取り付けるだけでなく、かごをプラスして棚上のすき間も使いこなしていました。扉やふたのある中身の見えない収納は、すっきりとした空間づくりに最適ですよ。
■DIYで靴箱下の空間を生かす

デッドスペースに合わせて収納をDIYすれば、saayaさんのように靴箱下も自分好みにアレンジすることができます。サイズはもちろん、扉の形状やキャスターの有無など、使いやすいように工夫できるのもDIYならではのメリットですね。ナチュラルに仕上げられたデザインも、インテリアにしっくりとなじんでいます。
住まいのあらゆる場所に生まれるデッドスペースは、工夫やアイデアしだいで有効活用することができます。ご紹介した実例を参考にしながら、むだにしていた空間を実用的に生かしてみてくださいね♪
執筆:kumasyan0619