RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、丁寧に今を楽しむ美しい暮らしづくりをされているtomatoさんに、収納のこだわりや工夫をお伺いしていきます。
今回教えてくれたユーザーさん♪
tomatoさんひとり暮らしです。敷地24坪、建坪10坪の極小平屋を建てました。目標はミニマリスト!ですが……無理っぽい。好きな物が溢れてるのも幸せかなぁと、心地よい空間を目指しています。第2の人生楽スタート。

tomatoさん宅はセンス良く上品に、そしてモダンにコーディネートされています。大人のひとり暮らしならではの余裕が漂っているのも素敵です。そんな空間で収納に注目してみると、統一感のある整然としたスタイルでインテリアに溶け込んでいました。収納に使われているアイテムもどことなくエレガントな佇まいであるのが印象的。まずはアイテム選びをはじめ、収納づくりにおけるこだわりを教えてください。
tomatoさん「統一感があってまとまっていればOK!としています。収納BOXなどを利用した、ざっくり収納が基本です。色や形を統一し、すっきり見えるよう整理整頓を心がけています。」
なるほど、細かなルールで縛らないことも、日々続けていくためには大切ですよね。
自分らしくミニマルに整理整頓する工夫3つ
■その1 空間に合わせた色のBOXを選ぶ


「脱衣所には、DAISOのBOXがピッタリでした。タオル、ハンガー、洗濯用品、掃除道具、サニタリー用品、アメニティなど、種類に分けてざっくり収納しています。買い置きも『ここに入るだけ!』と決めると物が増えないから、溢れることもありません。」
■その2 時には収納を兼ねる家具も良い


「洗面所では、木の色に合わせてナチュラルなベージュ系のBOX(DAISO)を採用しています。ひとつには化粧品関係、もう一方には薬やネイル、クリームといったケアアイテムをざっくり分けて収納中。ちなみに白い椅子も収納になっていて、ドライヤーなどをしまうのに重宝しています。」
■その3 オフシーズンの物は、すっきりBOXにしまう


「玄関では、季節物をはじめ使用頻度の低い靴の収納に工夫をしています。それらは棚に飾るより、サイズの合うBOXに収納した方がすっきり。靴屋さんのように、たくさんの靴を並べておしゃれに魅せたかったけれど、限られたスペースの中でだからこそ『すっきり見える』ことを優先させました。」
オススメの収納アイテム
ITEM収納スツールPRICE4,479円(税込)
椅子としても、収納あるいはゴミ箱としても使えるアイテムです。便利なのにインテリア性も抜群!豊富なカラーバリエーションがあるので、お部屋に合うものが見つかると思います。蓋になる部分が座面を兼ねていますが、その厚みとふわふわ感で、椅子としての座り心地も最高ですよ。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
tomatoさん「収納が楽しく簡単にできるよう、使ったものは所在を決めたBOXへ戻す感覚で整理整頓しています。
収まる物も居心地良さ気な収納を

tomatoさんの収納は、基本はざっくりとシンプルです。でも、収納に使うアイテムの見た目や色をそろえているから、ぱっと見は整然としていてミニマルな印象になるというのが魅力。使うこと、しまうことにストレスがなく、日々の眺めには余計なノイズを生まない……最高です。
そのうえで注目したいのが、しまわれている物たちの様子。BOXの中で窮屈そうにすることなく、どことなく居場所を定められた自負さえ漂わせる佇まいです。暮らしを共にする道具、大切な時を彩るアイテムだからこそ、しまわれている時も大切にしてあげたい。そんな優しい気持ちが、ざっくり分けて『丁寧に』しまう収納に表れているよう。整うってこういうことかもしれません。ぜひ、そんな美しいtomatoさんの収納や物への向き合い方を参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部