RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、日本の詫び錆びと北欧で大切にされる心地よさを取り入れ、丁寧に洗練した静やかな暮らしづくりをされているyufuさんと、そのお宅をご紹介します。
今回ご紹介するのはこの方です!
yufuさん賃貸マンションの1LDKで、夫婦ふたり暮らし。心惹かれたものを大切にしながら、心地よい暮らしを楽しんでいます。趣味はカフェ巡り、旅行、そしてカメラ。日々の小さな幸せを綴ったVlogをYouTubeで発信中です。yufuさんのVlogはこちら
ゆとりある暮らしのつくり方
■型にはまらないレイアウト
愛知県在住のyufuさんご夫婦のお住まいは、1LDKの間取りのマンションです。LDKにあたる空間を、LDKとしていないのがまず大きな特徴。キッチンの先にはリビング、ベッドスペースと続いているのです。あえてリビングの奥に、大きなサイズのベッドをレイアウトすることで、リラックススペースとしての本質が研ぎ澄まされているように感じます。

メインの開口となるバルコニーに続く窓には、採光の調節がしやすいバーチカルブラインドがかけられているのもポイント。縦の切れ目からすーっと差し込む光は、きっと穏やかに時の移ろいを知らせてくれます。
■質にこだわり洗練する

キッチンも美しく、心地良く整えられていました。カウンターでゾーニングされたオープンな空間ですが、道具や家電の素材と色味がそろえられているから、生活感が洗練されています。そこから自然と見えてくるのは、穏やかで上質な日々。

心惹かれた美しいものを使い、心地良く過ごす……そんな豊かな日常は、優しくいられる、丁寧に暮らせる、そうした心のゆとりに繋がっていくのではないでしょうか。同時に、無駄も削ぎ落とされているから、きれいも保ちやすそうだと感じます。
■非日常を日常として楽しむ

LDKとして使いたくなる空間になかったダイニングは、どこにあるのかというと……1LDKの間取りの『1』にあります。多くの場合、この1部屋を寝室にしたくなるところ。ただ、そうした場合は、yufuさんご夫婦が採用されたようなサイズのベッドを入れるのは難しいかもしれません。レイアウトの『当たり前』から離れ、最適を考え直すことで、取り入れたいものを取り入れる自由が手に入るのですね。

また、1部屋をダイニングとすることで、レストランやカフェの『個室感』が生まれます。この特別感とインテリアが醸し出すカフェ感が相まれば、いつもの食卓もより上質な雰囲気に……。非日常感を、日常として楽しめるなんて、言葉に矛盾はありますがとってもワクワクしませんか?yufuさんも、『ここで食事をしたり、お茶を飲んだり、なんでもない時間を彼とゆったり過ごせるのがとても好きです。』と話してくれました。
心地よさに最適なレイアウト、シンプルに洗練されたインテリア、佇まいのよい家具や道具たち。yufuさんご夫婦がつくり出す暮らしは、すべてに学びがありました。ぜひ、静やかで安らぐ『ゆとり』を生む素敵な日々に引き続き注目してみてください。
yufuさん邸の間取り図

yufuさん宅は、1LDKの間取りのマンションです。通常LDKとして使用されるであろう、大きな空間をキッチン・リビング・ベッドスペースとしてレイアウトしているのが特徴。代わりにダイニングは、1部屋を使って個室のようにコーディネートされています。
yufuさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部