RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、優しくナチュラルで、すっきりとシンプルなインテリアづくりをされているChammyさんに、収納のこだわりや工夫をお伺いしていきます。
今回教えてくれたユーザーさん♪
Chammyさん2021年に憧れの注文住宅に住みはじめました。今は夫婦と1歳の娘の3人家族です。ナチュラルテイストのインテリアが好きで、みなさんのRoomClipを見ながらレイアウトや収納を考える日々です。
整える方に心が自然と向く環境

Chammyさん宅は、ほっこり可愛く、すっきり爽やかです。棚を見ると、生活に必要なものと生活を飾るものが、バランスよく仲良く並んでいました。暮らしと好みの見せ方が巧みです。そこでまずは、そんなテクニックにも繋がっているであろう、収納づくりのこだわりや大切にしていることから教えていただきました。
Chammyさん「新築を機に、家族が暮らしやすい家にしたいと、収納環境を整えることに力を入れています。大切にしているのは、片付けたくなるような工夫や雰囲気づくり。ものの住所を明確にしたり、ある程度余裕を持たせた収納を意識したりしながら、ストレスなく片付く仕組みを心掛けています。」
雰囲気は、人の心の向きを左右しますよね。心がざわつくような、落ち着かない場所は『整えよう』と思っても、つい腰が重くなってしまうかもしれません。でも反対に『見ていたいな、心地良いな』『この感じ好きだな』と思える場所なら、少し変わっただけでも自然と『戻そう・より良くしよう』と、心も体もすぐに反応するのではないでしょうか。
ここからは、Chammyさん流の、整える方に心を前向きにしてくれる雰囲気づくりや、そのための空間・アイテム活用のテクニックに詳しく迫ります。
見映えよく、使いやすく、空間を活かす収納のコツ3つ
■その1 見える部分はすっきりと爽やかに

「毎日使うものは取りやすい場所に置きたいと考えています。そこで洗濯洗剤の出し入れが楽になる棚を、空いている空間を活用して自分で設置しました。
■その2 見えない部分は定位置化&使い勝手重視

「見えない部分(人に見せない部分)の収納については、ものの住所を細かく設定できるように、同じサイズのボックスを複数個使用しています。頻繁に出し入れするもの、よく使うものは手前に配置するなど、家族みんなの使い勝手の良さも大切にしました。特にキッチンで大活躍するラップ類やジッパー袋などは、あえて収納ケースには入れず一列に並べて、パっと見でわかるようにしています。」
■その3 便利グッズは組み合わせで、最大限有効活用

「世の中にたくさん存在している収納アイテムを、最大限に活用するのもこだわりのひとつです。RoomClipの記事もたくさん参考にしました。棚や引き出しのスペースに合うグッズをいくつか組み合わせて、使いやすさをイメージしながらオリジナルでアレンジしています。置き場が足りなくなってきたら、空間をより有効に活用できる『立てる』スタイルにすることが多いです。」
オススメの収納アイテム
ITEMニトリのバスケット Nインボックス クォーターPRICE399円(税込)
お値段が優しいので、たくさん購入してそろえることができます。また、持ち手がある面とない面があり、しまうときに好きな向きを選べるところも気に入っています。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
Chammyさん「置き場所を決めても、その時点ですでにいっぱいだと、ものが増えたときにすぐに散らかります。だからこそ、収納スペースやアイテムの中は、ある程度余裕を残しておくのがおすすめです。ゼロから収納を考えるのはとても大変なので、他の人のアイデアを参考にしながら、自分向けにアレンジするのも良いですよ。その方が、完成形や理想形のイメージもしやすいと思います。」
暮らしを整えるのは、疲れない収納

自分や家族に合った収納スタイルを見つけるには、トライ&エラーは欠かせないかもしれません。『これは違うな、こうしよう』そんな小さなアップデートの積み重ねが、快適な日々に繋がるのだと感じます。そして、今回Chammyさんに教えていただいたアイデアやコツは、空いている空間の活用からアイテムの組み合わせ、見せ方の工夫と、状況に応じてアレンジしやすいものばかり。
執筆:RoomClip mag 編集部