RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、優しい透明感のあるホワイトインテリアで暮らしをシンプルにコーディネートされているmiyoさんと、そのお宅をご紹介します。
今回ご紹介するのはこの方です!
miyoさん築20年のデザイナーズマンションに、2人で住みはじめたばかりです。部屋が小さめで収納が少ないのが悩みですが、なるべく物を増やさないようにしながら、少しずつインテリアを楽しんでいます。
暮らす心地良さを大切にしたインテリア
■間取りの魅力を活かして、すっきりとまとめる
愛知県在住のmiyoさんのお住まいは、メゾネットタイプのデザイナーズマンションです。1LDKの間取りで、玄関を入るとすぐに壁付けキッチンというレイアウト。住まいの第一印象になるこの空間が、清潔感ときちんと感で満たされているのが、素敵です♪

ちなみに、キッチンとリビングは透け感のある扉で仕切ることが可能なスタイルです。閉めておけば、玄関から一直線に暮らしが丸見えになる心配はありません。その一方で、ほんのりとそれぞれの空間の様子はうかがえるから、閉塞感を生まないのもポイント。さらにリビングはメゾネットだからこその吹き抜けになっていて、天井が高く開放的です。miyoさんこだわりのホワイトインテリアが相まって、すっきりと爽やかな雰囲気をつくり出していました。
■物は少なく、でも彩りを忘れない工夫

パートナーと2人暮らしをされているmiyoさんは、お部屋を効率よく使うため、持ち物を増やし過ぎないように気をつけていると言います。代わりに必要な家具は少しゆったりめ。リラックスに、好みの姿勢で座れるソファは欠かせませんよね。

そして、確かに物は少なくあっさりとしているのですが、だからといって淡泊ではないのもmiyoさんのつくるインテリアの魅力だと感じます。それは、観葉植物のナチュラルな彩りや、生活空間を圧迫しないポスターがアクセントを利かせているから。大きな余白となる窓や壁にポイントがあると、シンプルなスタイリングで起こりがちな『間延び』の解消にも繋がります。
■見せる収納で魅せる空間に

リビングの階段をのぼった先は、ベッドルームでした。ここでも主役となっているのは、ゆったりとしたダブルベッド。備え付けの収納が少ない分、見せる収納で好みを魅せているのがおしゃれです。ぎゅうぎゅうに詰め込まず、ゆとりを残すことで、ディスプレイとしての価値が高められているのも見どころ。

壁を飾るポスターが、やはり良い仕事をしていますね。ダークブラウンのフレームは、インテリアの雰囲気により溶け込むナチュラルカラーにリメイクシートでアレンジされたそうです。こうしたささやかなアップデート、大切です。ちょっとしたことでも、得られる結果の満足度はひとしおだから。これぞまさしく『インテリアを楽しむ』ではないでしょうか。
miyoさんは、空間に合わせてコンパクトな家具を選んだり、インテリア性を意識し過ぎて装飾で窮屈にしたりしません。リラックスのために必要な物を選び、空間や暮らしに合わせて好みを取り入れています。インテリアで優先すべきは、そこで暮らす人の快適。そのことを思い出させてくれました。
miyoさん邸の間取り図

miyoさん宅は、メゾネットタイプの1LDKです。階段のある1階リビングは吹き抜けになっているため、2階の一部屋とゆるやかに繋がっています。
miyoさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部