誰でも簡単にアレンジやプチDIYを楽しむことができる「10分でできる100均リメイク」連載。
今回は、整理収納専門のハウスキーパーとして活躍するKusumiさんに、玄関ドアに小物を引っ掛けておける『クリップハンガー』のレシピを教えていただきました。
教えてくれた人
Kusumiさん整理収納アドバイザー1級。これまで整理収納専門の家事代行、キッチンやリビング、クローゼットなど収納提案に関するサポート実績300時間以上。https://lit.link/kusumi8
必要なもの
■所要時間
10分
■購入する材料 計4アイテム 550円(税込)
強力回転フック×2個【Seria(セリア) 売場:オフィス/文具】つっぱり棒(38~60cm)【ダイソー 売場:DIY材(スノコ、工具、フック等)】結束バンド(20cm×30本入り)【ダイソー 売場:家電】ヘアクリップ【ダイソー 売場:美容】■必要な道具
ニッパーつくりかた
■STEP1
まず、ヘアクリップの中央(後ろ側)に結束バンドを通します。
■STEP2

次に、STEP1で通した結束バンドの先を折り曲げて、ヘアクリップの中央(前側)に結束バンドを通してください。
■STEP3

つっぱり棒にSTEP2でヘアクリップに通した結束バンドを巻きつけます。長さを調節してください。※なるべく輪は大きいままにするのがおすすめです。
■STEP4

STEP1~3を繰り返し、必要なクリップの数をそろえます。
■STEP5

つっぱり棒に巻いた結束バンドの長さをそろえたら、ニッパーで余った結束バンド部分をカットしてください。
■STEP6

玄関ドアにマグネットフックを2つ、適当な間隔で付けます。フックにつっぱり棒をのせて、長さや位置を調整したら完成です。
マグネット×つっぱり棒だから、暮らしに柔軟

今回教えていただいたアイデアのきっかけは、『使いかけのマスクや子どもの手袋を玄関ドアに引っ掛けられたら』という思いだったそうです。ヘアクリップに結束バンドを組み合わせ、まるでカーテンフックのようにしているのも巧みですが、玄関ドアの色と同色でつくることで、シンプルに機能性を高めているのも注目したいポイント。

また、マグネットとつっぱり棒を使っているから、お子さんの成長に合わせて高さを変えることもできるし、吊り下げたいものの数や設置場所に合わせて長さを変えることもできます。かなり暮らしに柔軟な対応をしてくれるので、玄関に限らずマグネットの付く場所でなら幅広く重宝しそうですね。特別な技術は必要なく、ご家庭にある道具だけで簡単につくることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
ワンポイントアドバイス
結束バンドをヘアクリップに通すとき、向きを間違えないように注意が必要です。写真を参考にしてください。ヘアクリップに結束バンドを通しにくいときは、バンドの向きを斜めにすると通しやすくなります。結束バンドは長めにした方が、位置の調整がしやすいので、おすすめです。執筆:RoomClip mag 編集部