本のある暮らしを楽しむためには、本棚のコーディネートが住まいづくりのポイントになります。ご紹介する実例の中でも、さまざまなタイプの本棚が取り入れられており、暮らしや住まいに合わせて上手にレイアウトされていました。
壁面を生かす
デッドスペースになる壁面を本棚として活用すれば、限られた空間を有効活用することができます。住まいの好きな場所に棚を取り入れて、本のある暮らしを楽しんでみましょう♪
■廊下
anmomaruさんは、廊下の壁一面を本棚として使っていました。デッドスペースになる壁面を生かしながら大容量の収納スペースが確保できる、お手本になるアイデアですね。高さのある家具も、壁に埋め込むように設置することで、圧迫感が軽減できますよ。
■畳コーナー

mekichinさんの本棚は、畳コーナーの壁面を利用したつっぱりタイプ。場所を取らないスマートなデザインで、壁際にすっきりとおさまっていますね。フレキシブルに使えるスペースを設けておけば、読書はもちろん、家族みんながそれぞれの時間を自由に過ごせますよ。
■ニッチ

収納やディスプレースペースなど、幅広い用途に使えるニッチは、chovyさんのように本棚としても活用できます。壁面をくぼませてつくるニッチは圧迫感が少なく、インテリアのワンポイントとしても役立ちますよ。
間仕切りのように使う
空間を分けるように本棚を設置すれば、室内のゆるやかな間仕切りとしても活用できます。
■ワークスペース

Tonyさんのワークスペースでは、デスク横に本棚を設置していました。間仕切りように配置すれば、お部屋をゆるやかにゾーニングしながらおこもり感のある空間がつくれますよ。シックな色合いでまとめられた、落ち着きのあるインテリアコーディネートも素敵ですね。
■階段横

階段からの落下防止を兼ねてつくられたmaimai0110さんの棚は、開放感のあるオープンタイプ。天井まで高さのある大型サイズでも、背板のないデザインにすることで圧迫感がおさえられますね。手の届きやすい下段に本を並べておけば、お子さんでも出し入れがしやすいですよ。
■リビング

chulashihoさんのリビングでは、りんご箱を本棚として活用していました。視線をさえぎらない低めの棚は、部屋の中央に配置してもスッキリとおさまりますね。箱を積み重ねた程よくラフなコーディネートは、味のあるカジュアルな空間を演出してくれますよ。
本棚を上手に取り入れたユーザーさんのコーディネート術は、本のある暮らしをより充実したものにしてくれそうです。使い勝手がいいことはもちろん、インテリアにもおしゃれに溶け込む本棚づくりに挑戦してみてくださいね!
執筆:kumasyan0619