料理や掃除、洗濯など、毎日欠かせない家事。家族と協力できれば、負担を軽くできるかもしれません。

今回は、家事の負担にお悩みの方や、お子さんに家事をする意識を持ってもらいたい方に向けて、家事分担のコツをご紹介します。無理なくできるアイデアで、家族みんなが笑顔で過ごせる暮らしを叶えていきましょう!



家事の「見える化」アイデア

まずご紹介するのは、家事を見える化するアイデアです。家事を分担する前に、日々行っている家事をリストアップしてみましょう。家事をリストにすると、公平に分担しやすくなりますよ。リストを使って進捗が共有できれば、協力もしやすいですね。実例を参考に、できる範囲から家事シェアの一歩目を踏み出してみませんか。


■シェアボードを作る

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nisさんは、夫婦で家事の進捗がシェアできるボードを手作りされていました。キッチンやお風呂などのエリアごとに、シンクや排水口、床などの掃除場所が書かれています。まずは家事の内容を書き出すことで、納得しながら分担ができますね。完了したらマグネットを動かす仕組みのため、達成感もしっかり感じられそうです。


■記録表を作る

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撮影:tanboさん


掃除場所と日付の記録表を作られたtanboさん。もともとはご自身のために作られたそうですが、こちらを見たご家族が、自主的に掃除をしてくれるようになったそうです。家事の内容や進捗がわかると、協力しやすくなりますね。まずは日々の家事を見える化するだけでも、家族の意識が変わるかもしれません。


■子どもにもわかるリストにする

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撮影:mii____さん


mii____さんのご家庭では、「ママペイ」という仕組みを導入されていました。子どもができる家事などをリスト化し、お手伝いができたら、ご褒美と交換ができるポイントをあげるというものです。

お子さんもゲーム感覚で楽しみながら家事を行うことができ、お金や算数の勉強にもなっているそうですよ。



分担の決め方アイデア

次にご紹介するのは、分担の決め方アイデアです。家事を洗い出した後は、分担の仕組みを決めていきましょう。ルールとして分担を決めておくと、家族みんながわかりやすく、揉めごとも防ぎやすいですよ。家事を効率化する工夫や、それぞれのメリットなどもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね!


■夫婦で半分ずつ分担

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撮影:Lucyさん


夫婦共働きというLucyさんのご家庭では、調理担当と食器洗い担当を分けるなど、家事は半分ずつ分担されているそうです。同じ場所で家事を分担する際の効率化として、マスキングテープを使って定位置管理ができるよう工夫されていました。無理なくできる工夫で、お互いに家事のストレスを軽くしていきたいですね。


■曜日で担当を決める

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撮影:shiratamaさん


5人家族のshiratamaさんのご家庭では、トイレ掃除の当番を曜日で決めているそうです。分担表や、掃除道具をまとめたワゴンを用意し、誰でも掃除しやすい環境作りもされていましたよ。曜日が決まっていると当番を忘れにくく、お子さんの責任感も育まれますね。


■各自で行う

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撮影:obuta47300さん


obuta47300さんのご家庭では、お弁当箱を各自で洗うルールにされたそうです。割れにくいお弁当箱なら、お子さんにも任せやすいですね。持ち帰ったお弁当箱の出し忘れも解決できそうです。お弁当を作ってもらっていることや、食器を洗ってもらっていることに、自然と感謝の気持ちが生まれるルールですね。



家事分担のコツをご紹介しました。家事を見える化してからルールを作ると、みんなが納得しやすいですよ。一人で抱え込まずに済むように、無理なく続けられる方法を見つけて、みんなが笑顔になれる暮らしを作っていきましょう!



執筆:citron
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