RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、シンプルに品よく愛らしい、韓国風やカフェ風のインテリアづくりをされているmoeさんと、そのお宅をご紹介していきます。
今回ご紹介するのはこの方です!
moeさん夫婦と小さな子ども2人の4人暮らし。お気に入りのインテリアとともに、どこにいても『この家が好きだな』と感じられるような空間をつくりたいと思っています。
甘過ぎない可愛いが心地いい
■白基調のニュートラルで優しいスタイリング
新潟県在住のmoeさんご家族のお住まいは、2階建て3LDKの間取りです。玄関正面でお出迎えしてくれるのは、2段のニッチ。余白を忘れないディスプレイで、センス良く飾られたお気に入りたちに、さっそく心躍ります。そんなニッチを横目に進めばすぐに、リビングドアです。ガラスの向こうにほんの少し見えるだけなのに、穏やかであたたかな雰囲気が伝わってきました。

扉を開けると広がるのは、白を基調に淡いニュートラルカラーでスタイリングされたLDKです。色数を抑えてシンプルにまとめつつ、さりげない濃淡や陰影で魅せるのがmoeさん流。ゆったりとしたソファも、淡く明るい色合いと柔らかい風合いだから、圧迫感がありません。
■お気に入りとくすみピンクがアクセント

LDKの中でも気に入っていると話してくれたのは、過ごす時間も長いというこちらのキッチンです。家事へのモチベーションを高めるという意味でも、空間の真ん中に位置しているという意味でも、インテリアに特にこだわったのだと教えてくれました。中でも、moeさんのお気に入りを並べた背面は見どころ。家電も雑貨も、ぎゅうぎゅうに詰めるのではなく、ゆったり余裕をもたせてレイアウトされています。また、ところどころに差し込まれた『くすみピンク』が、ニュートラルな配色を適度に彩るアクセントになっているのもポイントです。

キッチンからは、このように空間全体を見渡すこともできます。『夫と子どもたちが遊んでいるのを眺めながら、料理をするのが幸せです』とmoeさん。違うことをしていても、同じ時間や空気感を共有できるっていいですよね♪そんな時の手元にマロンベージュの優しくて可愛いシンクが見えるから、うれしさや幸福度がさらに高まりそう。シンクの色や質感、意外と大事なのだなと感じました。
■苦味なく甘さ控えめな優秀サブカラー

白基調、アクセントにはくすみピンクで、優しく柔らかな空間づくりをされているmoeさん宅ですが、インテリアの雰囲気は甘く可愛くなり過ぎていないのが絶妙なところだと感じます。全体的に品よく落ち着いているのです。その秘訣になっているのは恐らくサブカラーに採用されている『ベージュ』の良い仕事振り。

ソファやカーテンといった面積の大きなファブリックや、家具の木目にみられる『明るいベージュ』は、まるでミルク多めのカフェラテのような色味です。それは、甘さは控えめだけど苦過ぎない、なんとも程よい塩梅。基調の白とアクセントのピンクの『つなぎ』としても、ちょうどいい色味ではないでしょうか。ほんのりと暖色のぬくもりも携えているから、あたたかな印象を演出するのにもひと役買ってくれると思います。改めて、いい色ですね♪
moeさんは、好きなものやお気に入りを楽しみながら、シンプルで優しい暮らしづくりをされています。カラーコーディネートやディスプレイの魅せ方はもちろん、表には見えない収納のこだわりや工夫にも注目しながら、ぜひ引き続きチェックしてみてください。
moeさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部